簡単な URL のオプション

 

トピックの最終更新日: 2011-03-23

Microsoft Office Communications Server 2007 R2 に組み込まれていた会議出席依頼のリンクは読める人が少なく、トラブルシューティングを困難にする原因になっていました。 Microsoft Lync Server 2010通信ソフトウェアは、以下で説明するように、読みやすい形式で会議情報を公開することでこの問題に対応しています。

  • Office Communications Server 2007 R2 会議出席依頼のサンプル:

    meet:sip:lstest01@contoso.com;gruu;opaque=app:conf:focus:id:86dddd778f0443feaad144739eb6d285%3Fconf-key=A3O3Mrxm9

  • Lync Server 2010 会議出席依頼のサンプル (共有の簡単な URL 構文):

    https://ls.contoso.com/meet/lstest01/D7RDV4KG

  • Lync Server 2010 会議出席依頼のサンプル (専用の簡単な URL 構文):

    https://meet-us.contoso.com/lstest01/D7RDV4KG

簡単な URL を計画する場合、共有形式と専用形式のどちらを使用するかを決定する必要があります。 次の表に、アプローチごとの選択基準を示します。

簡単な URL 形式

形式 使用対象

共有

単一プール展開

各プールがグローバルな簡単な URL を共有する複数プール展開

各プールが専用の簡単な URL を持ち、パブリック証明書のコストが課題になっている複数プール展開 (共有の簡単な URL を使用することでプール当たりの証明書を 1 つ節約できます)

専用

各プールが専用の簡単な URL を持つ複数プール展開

内部サーバーの名前が外部に表示される可能性を排除した展開

note注:
簡単な URL はグローバルに定義されますが、状況によっては、地域やプールごとに別々の簡単な URL のグループを作成できます。 その場合は、Windows PowerShell コマンドライン インターフェイスを使用してプール レベルで URL を割り当てます。