外部デバイス アクセスの確認

 

トピックの最終更新日: 2012-06-21

Lync Server を展開した後、次の手順を使用して、組織のファイアウォールの外側に存在するデバイスがリバース プロキシを介してデバイス更新 Web サービスにアクセスできることを確認できます。このテストが失敗した場合は、展開が外部アクセスに備えて適切に構成されていることを確認してから、再度このテストを行います。

デバイス更新 Web サービスへの外部アクセスを確認するには

  1. Lync Server コントロール パネルで、デバイス更新 Web サービスに Lync Phone Edition テスト デバイスを追加します。

  2. このテスト デバイスを、組織のファイアウォールの外側に存在するネットワークに接続します。

  3. テスト デバイスをオフにして再度オンにし、デバイスにサインインします。この後、デバイスは、デバイス更新 Web サービスに更新要求を送信します。

    note注:
    有効なユーザー アカウントを使用してデバイスにサインインしていないと、デバイス更新 Web サービスは更新要求を拒否します。この場合、デバイスには資格情報のエラーを表す 0x0/401 状態が表示されます。また、エラーはインターネット インフォメーション サービス (IIS) のログにも記録されます。
  4. 監査ログで、テスト デバイスから送信された要求を示す項目を探します。

    note注:
    Lync Phone Edition デバイスは、メディア アクセス制御 (MAC) アドレスによって識別できます。
    Lync Server Enterprise Edition の場合、監査ログ ファイルは共有更新フォルダーの Logs\Server\Audit\imageUpdates\ フォルダーにあります。Lync Server Standard Edition の場合、ログ ファイルは %ProgramFiles%\Microsoft Lync Server <バージョン>\Web Components\DeviceUpdateFiles\Logs\Server\Audit\imageUpdates\ にあります。各物理サーバーは専用の監査ログを個々に備えています。複数のログを参照しないと、テスト デバイスの項目が見つからない場合もあります。
  5. テスト デバイスの項目が存在し、その項目の生成日時がテストの実行日時と同じであることを確認します。

    note注:
    監査ログ情報の詳細については、「監査ログ スキーマの更新」を参照してください。