ピアツーピア アクティビティ診断レポート

 

トピックの最終更新日: 2011-02-01

ピアツーピア アクティビティ診断レポートでは、失敗したピアツーピア セッションの傾向の概要が示されます。ピアツーピア セッションは、関係する参加者が 2 人だけのセッションです。

フィルター

フィルターは、細かく絞り込んだデータ セットを返したり、返されたデータをさまざま方法で表示したりする方法として利用できます。たとえば、ピアツーピア アクティビティ診断レポートを使用すると、セッション モダリティ (インスタント メッセージング、ファイル送信、アプリケーション共有など) のようなものでフィルターできます。また、データをグループ化する方法を選択することもできます。この場合は、通話が、時間、日、週、または月を基準にグループ化されています。

次の表に、ピアツーピア アクティビティ診断レポートで使用できるフィルターを示します。

ピアツーピア アクティビティ診断レポートのフィルター

名前 説明

[開始]

時間範囲の開始日と開始時刻。データを時間単位で表示するには、次のように開始日と開始時刻の両方を入力します。

2011/1/1 13:00

開始時刻を入力しないと、レポートは自動的に指定日の午前 12:00 に開始します。データを日単位で表示するには、次のように日付のみを入力します。

1/1/2011

週単位または月単位で表示するには、表示する週または月の任意の日付を入力します (その週または月の最初の日である必要はありません)。

1/3/2011

週は、常に日曜日から土曜日までです。

[終了]

時間範囲の終了日と終了時刻。データを時間単位で表示するには、次のように終了日と終了時刻の両方を入力します。

2011/1/1 13:00

終了時刻を入力しないと、レポートは自動的に指定日の午前 12:00 に終了します。データを日単位で表示するには、次のように日付のみを入力します。

1/1/2011

週単位または月単位で表示するには、表示する週または月の任意の日付を入力します (その週または月の最初の日である必要はありません)。

1/3/2011

週は、常に日曜日から土曜日までです。

[間隔]

時間間隔です。次のいずれかを選択します。

  • 時間単位 (最大 25 時間の表示が可能)

  • 日単位 (最大 31 日の表示が可能)

  • 週単位 (最大 12 週の表示が可能)

  • 月単位 (最大 12 か月の表示が可能)

入力した開始日と終了日が選択した間隔で使用できる値の最大数を超える場合は、最大数の値 (開始日からカウント) のみが表示されます。たとえば、開始日と終了日をそれぞれ 1/1/2011 (2011 年 1 月 1 日)、2/28/2011 (2011 年 2 月 28 日) として毎日の間隔を選択しても、2011 年 8 月 1 日の午前 12:00 から 2011 年 9 月 1 日の午前 12:00 までの日付のデータ (つまり、合計 31 日分のデータのみ) が表示されることになります。

[プール]

レジストラー プールまたはエッジ サーバーの完全修飾ドメイン名 (FQDN)。個別のプールを選択するか、[すべて] をクリックしてすべてのプールのデータを表示できます。このドロップダウン リストは、データベース内のレコードに基づいて自動的に設定されます。

[モダリティ]

お発生した通信アクティビティの種類を示します。次のいずれかを選択します。

  • [すべて]

  • インスタント メッセージング

  • ファイル送信

  • アプリケーション共有

  • 音声

  • ビデオ

指標 (モダリティ別)

次の表に、各モダリティに対してピアツーピア アクティビティ診断レポートで提供される情報を示します。

指標 (モダリティ別)

名前 この項目での並べ替え 説明

[成功ボリューム]

いいえ

成功したピアツーピア セッションの総数です。

[成功率]

いいえ

重大な問題が発生して終了したピアツーピア セッションの割合です。[成功ボリューム] を [セッションの合計数] で割ることによって求められます。

[予期されるエラー ボリューム]

いいえ

"予期されるエラー" が発生したセッションの総数です。

予期されるエラーとは、発生が予想されるエラーです。たとえば、ステータスを "応答不可" に設定しているユーザーへの通話は、すべてエラーになることが予想されます。

[予期されるエラー率]

いいえ

予期されるエラーが発生したピアツーピア セッションの割合です。[予期されるエラー ボリューム] を [セッションの合計数] で割ることによって求められます。

[予期しないエラー ボリューム]

いいえ

"予期しないエラー" が発生したセッションの総数です。

予期しないエラーとは、一見すると正常と思われるシステムで発生するエラーです。たとえば、呼び出し元が保留中になっている通話は終了してはなりません。この操作を行うと、予期しないエラーとしてフラグが設定されます。

[予期しないエラー率]

いいえ

予期しないエラーが発生したピアツーピア セッションの割合です。[予期しないエラー ボリューム] を [セッションの合計数] で割ることによって求められます。

[セッションの合計数]

いいえ

セッションの総数です。成功したセッション、失敗したセッション (予期されるエラーと予期しないエラーの両方)、およびどちらにも分類されないセッションを含みます。