ATL プロジェクト ウィザード
ATL (Active Template Library) は、テンプレート ベースの一連の C++ クラスです。これらの C++ クラスを使用することにより、小規模で処理速度が速い COM オブジェクトを簡単に作成できます。 ATL プロジェクト ウィザードは、COM オブジェクトを格納するための構造体を持つプロジェクトを作成します。
概要
ウィザードのこのページでは、作成する ATL プロジェクトのアプリケーション設定の現在値が示されます。 プロジェクトの既定の設定は以下のとおりです。
ダイナミック リンク ライブラリ使用するサーバーはDLL、インプロセス サーバーであることを指定します。
プロジェクトが属性を使用する属性を指定します。
既定値を変更するには、ウィザードの左の列にある [アプリケーションの設定] をクリックし、ATL プロジェクト ウィザードの [アプリケーションの設定] ページを使用します。
文字セットの選択やリンクの既定値を含む既定のプロジェクト設定の詳細については、「ATL プロジェクトの既定の構成」を参照してください。
ATL プロジェクトを作成したら、Visual C++ のコード ウィザードを使用して、プロジェクトにオブジェクトやコントロールを追加できます。 コード ウィザードでは、基本の ATL プロジェクトに以下の拡張機能を追加できます。
また、ATL プロジェクトを作成および拡張するときは、以下について検討してください。
プロジェクト プロパティ ページでは、プロジェクトのプロパティ (たとえば、CRT と静的にリンクするかどうか) を指定できます。また、ATL プロジェクトのビルド構成を設定できます。 詳細については、「プロジェクトを使用したアプリケーションのビルド」を参照してください。
参照
関連項目
Active Template Library (ATL) のチュートリアル