max full-text crawl range サーバー構成オプション
max full-text crawl range オプションは、CPU の使用率を最適化して、フル クロール中のクロールのパフォーマンスを向上させる場合に使用します。 このオプションを使用して、フル インデックス クロール中に Microsoft SQL Server によって使用されるパーティションの数を指定できます。 たとえば、CPU が多数あり、CPU の使用率が最適でない場合は、このオプションの最大値を大きくすることができます。 SQL Server では、このオプションだけでなく、テーブルの行数や CPU 数などの他の多くの要素によって、使用する実際のパーティション数を決定します。
このオプションの既定値は 4 です。また、最小値は 1 で、最大値は 256 です。 このオプションを変更すると、変更後のクロールにのみ影響します。 このオプションの設定を変更しても、処理中のクロールは影響を受けません。
max full-text crawl range オプションは拡張オプションです。 sp_configure システム ストアド プロシージャを使用して max full-text crawl range の設定を変更するには、 show advanced options を 1 に設定する必要があります。 新しい設定は、サーバーを再起動しなくてもすぐに有効になります。
参照
RECONFIGURE (Transact-SQL)
サーバー構成オプション (SQL Server)
sp_configure (Transact-SQL)