OLE DB スキーマ行セット (SQL Server Compact)

OLE DB Provider for MicrosoftSQL Server Compact 3.5 では、次のスキーマ行セットを使用して、SQL Server Compact 3.5 に固有の機能を提供します。

OLE DB スキーマ名

説明および GUID

(必要な場合)

DBSCHEMA_COLUMNS

COLUMNS 行セットは、データベースに定義されたテーブルの列を識別します。SQL Server Compact 3.5 では、TABLE_NAME および COLUMN_NAME 制限列のみがサポートされます。

DBSCHEMA_INDEXES

INDEXES 行セットは、データベースに定義されたインデックスを識別します。SQL Server Compact 3.5 では、INDEX_NAME および TABLE_NAME 制限列のみがサポートされます。

DBSCHEMA_KEY_COLUMN_USAGE

KEY_COLUMN_USAGE 行セットは、データベースに定義された列を識別します。SQL Server Compact 3.5 では、CONSTRAINT_NAME および TABLE_NAME 制限列のみがサポートされます。

DBSCHEMA_PROVIDER_TYPES

PROVIDER_TYPES 行セットは、データ プロバイダによってサポートされる (基本) データ型を識別します。SQL Server Compact 3.5 では、DATA_TYPE 制限列のみがサポートされます。

DBSCHEMA_TABLE_CONSTRAINTS

TABLE_CONSTRAINTS 行セットは、データベースに定義されたテーブル制約を識別します。SQL Server Compact 3.5 では、CONSTRAINT_NAME および TABLE_NAME 制限列のみがサポートされます。

DBSCHEMA_TABLES

TABLES 行セットは、データベースに定義されたテーブルを識別します。SQL Server Compact 3.5 では、TABLE_NAME および TABLE_TYPE 制限列のみがサポートされます。

DBSCHEMA_TABLES_INFO

TABLES_INFO 行セットは、データベースに定義されたテーブルを識別します。SQL Server Compact 3.5 では、TABLE_NAME および TABLE_TYPE 制限列のみがサポートされます。

DBSCHEMA_REFERENTIAL_CONSTRAINTS

REFERENTIAL_CONSTRAINTS 行セットは、データベースに定義された参照制約を識別します。SQL Server Compact 3.5 では、CONSTRAINT_NAME 制限列のみがサポートされます。DBSCHEMA_FOREIGN_KEYS はサポートされません。ただし、DBSCHEMA_KEY_COUMN_USAGE と DBSCHEMA_REFERENTIAL_CONSTRAINTS に対して JOIN を実行することで、同じ情報を取得できます。

プロバイダ固有のスキーマ行セット列

DBSCHEMA_COLUMNS 行セットは、SQL Server Compact 3.5 に固有の次の列を返します。

  • AUTOINC_MIN

    自動増分列の最小値。

  • AUTOINC_MAX

    自動増分列の最大値。

  • AUTOINC_NEXT

    自動増分列の次の値。

  • AUTOINC_SEED

    自動増分列の開始値。

  • AUTOINC_INCREMENT

    自動増分列の増分値。

注意

このトピックで示したプロバイダ固有の列は、すべて DBTYPE_I8 型です。以前のバージョンの SQL Server Compact 3.5 では、DBTYPE_I4 型でした。