OLE DB インデックス (SQL Server Compact)
MicrosoftSQL Server Compact 3.5 は、インデックスおよびインデックス関連の操作をいくつかサポートしており、これらによってアプリケーションのパフォーマンスを向上できます。
インデックスの使用
SQL Server Compact 3.5 のインデックスを使用する場合は、次の問題を考慮する必要があります。
SQL Server Compact 3.5 でサポートされるのは、Microsoft OLE DB のドキュメントで定義されている "統合インデックス" のみです。つまり、インデックスは論理的に行セット オブジェクトの一部であり、行セットの並べ替えに使用されます。並べ替えに別の独立したインデックス行セットが使用されることはありません。
SQL Server Compact 3.5 のインデックスには、MicrosoftSQL Server とは少し異なる作成プロパティがあります。
OLE DB Provider for SQL Server Compact 3.5 に対して、IAlterIndex::AlterIndex を使用して変更できるインデックスの特性は、インデックス名のみです。
行セットが開かれているときに動的にインデックスを変更するには、ベース テーブルの行セットを開くときに、VARIANT_TRUE が値として設定された DBPROP_IRowsetCurrentIndex を要求する必要があります。詳細については、「OLE DB のインデックスの変更」を参照してください。
IRowsetIndex インターフェイスの Seek メソッドおよび SetRange メソッドに対して、ベース テーブルの行セットを開くときに、VARIANT_TRUE が値として設定された DBPROP_IRowsetIndex プロパティを要求する必要があります。