Excel ドライバーのプログラムでオプションの設定

オプション 説明 認証方法
データ ソース名 給与計算や担当者などのデータ ソースを識別する名前。 このオプションを動的に設定するには、SQLConfigDataSource の呼び出しで DSN キーワード (keyword)を使用します。
データベース Microsoft Access データ ソースは、データベースを選択または作成せずに設定できます。 セットアップ時にデータベースが指定されていない場合、ユーザーはデータ ソースに接続するときにデータベース ファイルを選択するように求められます。 このオプションを動的に設定するには、SQLConfigDataSource の呼び出しで DBQ キーワード (keyword)を使用します。
説明 データ ソース内のデータの説明 (省略可能)。たとえば、"採用日、給与履歴、すべての従業員の現在のレビュー" などです。 このオプションを動的に設定するには、SQLConfigDataSource の呼び出しで DESCRIPTION キーワード (keyword)を使用します。
ディレクトリ 現在選択されているディレクトリを表示します。

Microsoft Excel 3.0/4.0 ファイルの場合、パスの表示には "ディレクトリ" というラベルが付きますが、Microsoft Excel 5.0、7.0、または 97 ファイルの場合、パスの表示には "Workbook" というラベルが付きます。
このオプションを動的に設定するには、SQLConfigDataSource の呼び出しで DEFAULTDIR キーワード (keyword)を使用します。
[読み取り専用] データベースを読み取り専用として指定します。 このオプションを動的に設定するには、SQLConfigDataSource の呼び出しで READONLY キーワード (keyword)を使用します。
スキャンする行 各列のデータ型を決定するためにスキャンする行数。 データ型は、検出されたデータの種類の最大数を指定して決定されます。 列に対して推測されたデータ型と一致しないデータが検出された場合、データ型は NULL 値として返されます。

Microsoft Excel ドライバーの場合は、スキャンする行の 1 から 16 までの数値を入力できます。 値の既定値は 8 です。0 に設定すると、すべての行がスキャンされます。 (制限外の数値はエラーを返します)。
このオプションを動的に設定するには、SQLConfigDataSource の呼び出しで MAXSCANROWS キーワード (keyword)を使用します。
ディレクトリの選択 アクセスするファイルを含むディレクトリを選択できるダイアログ ボックスが表示されます。

データ ソース ディレクトリ (Microsoft Access を除くすべてのドライバー) を定義する場合は、最も一般的に使用されるファイルが配置されているディレクトリを指定します。 ODBC ドライバーは、このディレクトリを既定のディレクトリとして使用します。 他のファイルを頻繁に使用する場合は、このディレクトリにコピーします。 または、SELECT ステートメントのファイル名をディレクトリ名で修飾することもできます。

SELECT * FROM C:\MYDIR\EMP

または、 SQLSetConnectOption 関数と SQL_CURRENT_QUALIFIER オプションを使用して、新しい既定のディレクトリを指定することもできます。

Microsoft Excel 3.0 または 4.0 ファイルの場合、パスの表示には "ディレクトリ" というラベルが付き、パス選択ボタンには "ディレクトリの選択" というラベルが付きます。 Microsoft Excel 5.0、7.0、または 97 ファイルの場合、パス表示には "Workbook" というラベルが付き、パス選択ボタンには "ブックの選択" というラベルが付きます。 データ ソース ディレクトリを定義する場合は、最も一般的に使用される Microsoft Excel ファイルが Microsoft Excel 3.0/4.0 用に配置されているディレクトリ、またはブック ファイルが Microsoft Excel 5.0、7.0、または 97 用に配置されているディレクトリを指定します。 Microsoft Excel 5.0、7.0、および 97 では、[現在のディレクトリを使用] が無効になっています。
このオプションを動的に設定するには、SQLConfigDataSource の呼び出しで DEFAULTDIR キーワード (keyword)を使用します。