リモート エラーを有効にする方法 (Reporting Services 構成)

新規 : 2006 年 7 月 17 日

リモート サーバーで発生するエラー状態に関する追加情報を返すように、レポート サーバーでサーバー プロパティを設定できます。エラー メッセージに "このエラーの詳細を表示するには、ローカルのサーバー コンピュータでレポート サーバーを開くか、リモート エラーを有効にしてください。" と表示されている場合は、EnableRemoteErrors プロパティを設定すると、問題のトラブルシューティングに役立つ追加情報にアクセスできます。

Aa337165.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
レポート サーバー データベースで ConfigurationInfo テーブルを編集して、EnableRemoteErrorsTrue に設定できますが、レポート サーバーが現在使用中の場合は、設定を変更するためにスクリプトを使用する必要があります。

スクリプトを使用したリモート エラーの有効化

  1. テキスト ファイルを作成し、そのファイルに次のスクリプトをコピーします。

    Public Sub Main()
      Dim P As New [Property]()
      P.Name = "EnableRemoteErrors"
      P.Value = True
      Dim Properties(0) As [Property]
      Properties(0) = P
      Try
        rs.SetSystemProperties(Properties)
        Console.WriteLine("Remote errors enabled.")
      Catch SE As SoapException
        Console.WriteLine(SE.Detail.OuterXml)
      End Try
    End Sub
    
  2. ファイルを EnableRemoteErrors.rss として保存します。

  3. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。「cmd」と入力して [OK] をクリックすると、コマンド プロンプト ウィンドウが開きます。

  4. 作成した .rss ファイルが保存されているディレクトリに移動します。

  5. 次のコマンド ラインを入力します。servername は実際のサーバー名に置き換えます。

    rs -i EnableRemoteErrors.rss -s https://servername/ReportServer
    

参照

概念

レポート サーバーのリモート管理の構成

その他の技術情報

レポート サーバーのシステム プロパティ

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手