DisplayFolder 要素 (ASSL)
親要素を一覧表示するフォルダを指定します。Microsoft 開発者および管理者向けの SQL Server 2005 Analysis Services (SSAS) アプリケーションでは、表示フォルダを使用して複数の要素を視覚的に分類できます。
構文
<CalculationProperty> <!-- or Hierarchy, Kpi, Measure, Translation -->
...
<DisplayFolder>...</DisplayFolder>
...
</CalculationProperty>
要素の特性
特性 | 説明 |
---|---|
データ型と長さ |
String |
既定値 |
なし |
カーディナリティ |
0-1 : 省略可能な要素で、出現する場合は 1 回だけの出現が可能です |
要素のリレーションシップ
リレーションシップ | 要素 |
---|---|
親要素 |
|
子要素 |
なし |
解説
比較的大きなキューブには、何百ものメジャーと階層が含まれている場合があります。DisplayFolder プロパティは、クライアントにおけるユーザーの外観を定義します。DisplayFolder プロパティの値には、次のいずれかのオプションが含まれている場合があります。
- 空にする - メジャーがフォルダに所属しないことを示します。
- 単一のフォルダ名を含んでいる - 同じ名前のフォルダに所属するものとしてメジャーを表示する必要があることを示します。
- 円記号 (\) で区切られた複数のフォルダ名を含んでいる - フォルダ階層が埋め込まれていることを示します。
DisplayFolder プロパティは、CalculationType の値が Member に設定されている場合にのみ CalculationProperty 要素に適用されます。
分析管理オブジェクト (AMO) オブジェクト モデルで DisplayFolder の親に対応する要素は、CalculationProperty、Hierarchy、Kpi、Measure、および Translation です。
参照
関連項目
CalculationProperties 要素 (ASSL)
MdxScript 要素 (ASSL)
MdxScripts 要素 (ASSL)
プロパティ (ASSL)