クエリ パラメータを SQL 実行タスクの変数にマップする方法

更新 : 2005 年 12 月 5 日

このトピックでは、SQL 実行タスクでパラメータ化された SQL ステートメントを使用して、SQL ステートメント内の変数とパラメータ間のマッピングを作成する方法を説明します。

異なる種類の接続で使用する SQL 実行タスク、パラメータ マーカー、およびパラメータ名の詳細については、「SQL 実行タスク」を参照してください。

クエリ パラメータを変数にマップするには

  1. Business Intelligence Development Studio で、処理する Integration Services パッケージを開きます。

  2. ソリューション エクスプローラで、パッケージをダブルクリックして開きます。

  3. [制御フロー] タブをクリックします。

  4. SQL 実行タスクがまだパッケージに含まれていない場合、SQL 実行タスクをパッケージの制御フローに追加します。詳細については、「制御フローにタスクまたはコンテナを追加する方法」を参照してください。

  5. SQL 実行タスクをダブルクリックします。

  6. パラメータ化 SQL コマンドを、次のいずれかの方法で指定します。

    • 直接入力を使用して、SQLStatement プロパティに SQL コマンドを入力します。
    • 直接入力を使用して、[クエリの作成] をクリックし、クエリ ビルダで用意されているグラフィック ツールを使用して、SQL コマンドを作成します。
    • ファイル接続を使用し、SQL コマンドが含まれるファイルを参照します。
    • 変数を使用し、SQL コマンドが含まれる変数を参照します。

    パラメータ化された SQL ステートメントで使用するパラメータ マーカーは、SQL 実行タスクが使用する接続の種類によって異なります。

    接続の種類 パラメータ マーカー

    ADO

    ?

    ADO.NET および SQLMOBILE

    @<parameter name>

    ODBC

    ?

    EXCEL および OLE DB

    ?

  7. [パラメータ マッピング] をクリックします。

  8. パラメータ マッピングを追加するには、[追加] をクリックします。

  9. [パラメータ名] ボックスに名前を入力します。

    使用するパラメータ名は、SQL 実行タスクが使用する接続の種類によって異なります。

    接続の種類 パラメータ名

    ADO

    Param1、Param2、…

    ADO.NET および SQLMOBILE

    @<parameter name>

    ODBC

    1、2、3、…

    EXCEL および OLE DB

    0、1、2、3、…

  10. [変数名] 一覧で、変数を選択します。詳細については、「[変数] ウィンドウを使用してパッケージに変数を追加する方法」を参照してください。

  11. [方向] 一覧で、パラメータが入力、出力、または戻り値のいずれであるかを指定します。

  12. [データ型] 一覧で、パラメータのデータ型を設定します。

    ms140355.note(ja-jp,SQL.90).gif重要 :
    パラメータのデータ型は、変数のデータ型と互換性がある必要があります。
  13. SQL ステートメントの各パラメータに対して、手順 8. ~ 11. を繰り返します。

    ms140355.note(ja-jp,SQL.90).gif重要 :
    パラメータ マッピングの順序は、SQL ステートメントで使用されるパラメータの順序と同じである必要があります。
  14. [OK] をクリックします。

参照

概念

SQL 実行タスク
Integration Services の変数

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手