SQL Server レプリケーションのインストール

  • [アーティクル]

更新 : 2006 年 4 月 14 日

レプリケーション コンポーネントのインストールは、Microsoft SQL Server 2005 インストール ウィザード、コマンド プロンプト、または .ini ファイルを使って行うことができます。SQL Server のインスタンスをインストールする場合、または既存のインスタンスを変更する場合はレプリケーションをインストールします。

レプリケーション コンポーネントのインストール後、レプリケーションを使用する前にサーバーを構成する必要があります。詳細については、SQL Server 2005 Books Online の「レプリケーションの構成と管理」を参照してください。

ms143677.note(ja-jp,SQL.90).gif重要 :
SQL Server の既存のインスタンスを変更するときにレプリケーション コンポーネントをインストールする場合は、インストール完了後に SQL Server エージェントを停止して再起動する必要があります。この操作により、SQL Server エージェントがレプリケーション エージェント サブシステムを認識し、ジョブ ステップからレプリケーション エージェントを呼び出すことができるようになります。

セットアップ プログラムによるレプリケーションのインストール

SQL Server の新規インスタンスをインストールするときにレプリケーションをインストールするには

  • レプリケーション管理オブジェクト (RMO) を含めてレプリケーション コンポーネントをインストールするには、インストール ウィザードの [インストールするコンポーネント] ページで [SQL Server データベース サービス] を選択します。

SQL Server の既存のインスタンスを変更するときにレプリケーションをインストールするには

  • レプリケーション コンポーネントをインストールするには
    1. SQL Server インストール ウィザードの [インストールするコンポーネント] ページで [詳細設定] をクリックします。
    2. [機能の選択] ページで、[データベース サービス] を展開します。
    3. [レプリケーション] をクリックし、次に [ローカル ハード ドライブにすべてインストール] をクリックします。
  • レプリケーション管理オブジェクト (RMO) をインストールするには
    1. SQL Server インストール ウィザードの [インストールするコンポーネント] ページで [詳細設定] をクリックします。
    2. [機能の選択] ページで、[クライアント コンポーネント] を展開します。
    3. [ソフトウェア開発キット] をクリックし、次に [ローカル ハード ドライブにすべてインストール] をクリックします。

コマンド プロンプトによるレプリケーションのインストール

SQL Server の新規インスタンスをインストールするときにレプリケーションをインストールするには

  • レプリケーション コンポーネントをインストールするには

    • コマンド プロンプトまたは .ini ファイルで、ADDLOCAL パラメータの SQL_Engine の値を指定します。たとえば、コマンド プロンプトは以下のようになります。

      start /wait setup.exe /qb ADDLOCAL=SQL_Engine SQLACCOUNT=domain\user SQLPASSWORD=$tr0ngP@ssw0rd
  • レプリケーション管理オブジェクト (RMO) をインストールするには

    • コマンド プロンプトまたは .ini ファイルで、ADDLOCAL パラメータの SDK の値を指定します。たとえば、コマンド プロンプトは以下のようになります。

      start /wait setup.exe /qb ADDLOCAL=SQL_Engine,SDK SQLACCOUNT=domain\user SQLPASSWORD=thepassword

SQL Server の既存のインスタンスを変更するときにレプリケーションをインストールするには

  • レプリケーション コンポーネントをインストールするには

    • コマンド プロンプトまたは .ini ファイルで、ADDLOCAL パラメータの SQL_Replication の値を指定します。たとえば、コマンド プロンプトは以下のようになります。

      start /wait setup.exe /i <installation package> /qb ADDLOCAL=SQL_Replication
  • レプリケーション管理オブジェクト (RMO) をインストールするには

    • コマンド プロンプトまたは .ini ファイルで、ADDLOCAL パラメータの SDK の値を指定します。たとえば、コマンド プロンプトは以下のようになります。

      start /wait setup.exe /i <installation package> /qb ADDLOCAL=SDK

参照

概念

SQL Server 2005 のインストール
コマンド プロンプトからのセットアップの実行
.ini ファイルによるセットアップ プロパティの指定

その他の技術情報

SQL Server 2005 コンポーネントのインストール

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手

変更履歴

リリース 履歴

2006 年 4 月 14 日
追加内容 :
  • SQL Server の既存のインスタンスを変更するときにレプリケーション コンポーネントをインストールする場合の、SQL Server エージェントを起動および停止するための要件の情報を追加しました。