ApplicationName 要素 (ICF)

アプリケーションの論理名を指定します。インスタンス構成ファイル (ICF) 内で一意である必要があります。アプリケーションの名前を指定する場所はここだけです。

構文

<Applications>
    <Application>
        <ApplicationName>

要素の特性

特性 説明

データ型

string。長さは 1 ~ 64 文字の範囲です。

既定値

なし。

個数

Application 要素につき 1 個 (必須)。

更新

インスタンスの更新時に変更できます。

要素の関係

関係 要素

親要素

Application 要素 (ICF)

子要素

なし。

解説

ApplicationName の値は、Notification Services のインスタンス内で一意でなければなりません。アプリケーション名は大文字と小文字を区別しません。たとえば、Notification Services では "News" と "news" は区別されません。

ここで指定する値は、データベース オブジェクトを作成する際にも使用されます。Microsoft SQL Server の標準識別子の規則にも準拠する必要があります。SQL Server の予約語や特殊文字は使用できません。詳細については、「識別子」を参照してください。

ApplicationName の値を更新すると、SQL Server 2005 Notification Services (Notification Services) では既存のアプリケーションの関連付けがインスタンスから解除され、新しい名前で新しいアプリケーションが作成されます。古いアプリケーション データベースが SQL Server から削除されたり、古いアプリケーション データベースから新しいアプリケーション データベースにデータが転送されたりすることはありません。アプリケーションの更新後に、古いデータベースからデータを転送し、古いデータベースを手動で削除できます。

使用例

この例では、アプリケーションの名前として Stock1 を指定しています。

<ApplicationName>Stock1</ApplicationName>

参照

関連項目

アプリケーション定義ファイルのリファレンス

概念

インスタンス構成ファイルのリファレンス

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手