ParameterDefaults の Parameter 要素 (ICF)

インスタンス構成ファイル (ICF) パラメータの既定値を指定する名前と値の 1 つのペアが含まれます。

構文

<ParameterDefaults>
    <Parameter>

要素の特性

特性 説明

データ型

なし。

既定値

なし。

個数

ParameterDefaults 要素につき 1 個以上 (必須)。

更新

インスタンスの更新時に追加または削除できます。

要素の関係

関係 要素

親要素

ParameterDefaults 要素 (ICF)

子要素

ParameterDefaults/Parameter の Name 要素 (ICF)

ParameterDefaults/Parameter の Value 要素 (ICF)

解説

ParameterDefaults セクションでは、ICF で使用されているパラメータの既定値を定義します。ICF 内のパラメータが記述されたすべての箇所で、Notification Services によって値が代入されます。

Parameter 要素には、ICF パラメータの 1 つの名前と値のペアの定義が含まれます。

たとえば、ICF 内の複数の場所で同じディレクトリ パスを使用する場合があります。この場合、それぞれの場所でパスを入力し、後でそれらを個別に変更する代わりに、%BaseDirPath% などのパラメータを使用することができます。その後、以下の例に示すように、ICF の ParameterDefaults セクションで値を一度だけ定義します。

インスタンスを作成または更新するときにパラメータ名と値を指定することにより、ParameterDefaults の値を変更することができます。

パラメータの既定値を指定しない場合は、ParameterDefaults セクション全体を ICF から省略するか、子要素に空タグを使用してください。

使用例

次の例は、%BaseDirPath% パラメータの既定値の定義方法を示しています。ICF 内で %BaseDirPath% が記述されているすべての箇所が、Notification Services によって C:\NS に置き換えられます。

    <Parameter>
        <Name>BaseDirPath</Name>
        <Value>C:\NS</Value>
    </Parameter>

参照

関連項目

アプリケーション定義ファイルのリファレンス

概念

インスタンス構成ファイルのリファレンス

その他の技術情報

インスタンス構成ファイルでのパラメータの使用
インスタンスとアプリケーションの更新

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手