Protocol 要素 (ADF)

通知クラスが通知を配信するために使用する配信プロトコルを定義する要素が含まれます。

構文

<NotificationClasses>
    <NotificationClass>
        ...
        <Protocols>
            <Protocol>

要素の特性

特性 説明

データ型

なし。

既定値

なし。

個数

Protocols 要素につき 1 個以上 (必須)。

更新

アプリケーションの更新時に追加および削除できます。

要素の関係

関係 要素

親要素

Protocols 要素 (ADF)

子要素

ProtocolName 要素 (ADF)

Protocol の Fields 要素 (ADF)

ProtocolExecutionSettings 要素 (ADF)

解説

Protocol 要素の子要素は、通知クラスが使用する配信プロトコルを定義します。各通知クラスで、通知を配信する配信プロトコルを少なくとも 1 つ定義する必要があります。

配信プロトコルは、インスタンス構成ファイル (ICF) の配信チャネルに関連付ける必要があります。詳細については、「配信チャネルの定義」を参照してください。

使用例

次の例では、SMTP 配信プロトコルを定義し、SMTP メッセージを作成するのに必要な値をフィールドに指定しています (パーセント記号 (%) で囲まれた値は、ParameterDefaults 要素で定義されているか、または Notification Services のインスタンス作成時に定義されたパラメータです)。

1 回目の配信が失敗した場合、このプロトコルを使用して送信された通知は、1 回目の配信の 15 分後、30 分後、1 時間後に再配信が試行されます。

<Protocol>
    <ProtocolName>SMTP</ProtocolName>
    <Fields>
        <Field>
            <FieldName>Subject</FieldName>
            <SqlExpression>%SubjectLine%</SqlExpression>
        </Field>
        <Field>
            <FieldName>From</FieldName>
            <SqlExpression>%fromAddress%</SqlExpression>
        </Field>
        <Field>
            <FieldName>To</FieldName>
            <FieldReference>DeviceAddress</FieldReference>
        </Field>
        <Field>
            <FieldName>Priority</FieldName>
            <SqlExpression>%mailPriority%</SqlExpression>
        </Field>
        <Field>
            <FieldName>BodyFormat</FieldName>
            <SqlExpression>&quot;html&quot;</SqlExpression>
        </Field>
    </Fields>
    <ProtocolExecutionSettings>
        <RetrySchedule>
            <RetryDelay>P0DT00H15M00S</RetryDelay>
            <RetryDelay>P0DT00H30M00S</RetryDelay>
            <RetryDelay>P0DT01H00M00S</RetryDelay>
        </RetrySchedule>
    </ProtocolExecutionSettings>
</Protocol>

参照

関連項目

アプリケーション定義ファイルのリファレンス

その他の技術情報

配信プロトコルの名前とフィールドの指定
インスタンスとアプリケーションの更新

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手