Application/Parameters の Parameter 要素 (ICF)

アプリケーション定義ファイル (ADF) 内のパラメータに渡す名前と値のペアを指定します。

構文

<Applications>
    <Application>
        ...
        <Parameters>
            <Parameter>

要素の特性

特性 説明

データ型

なし。

既定値

なし。

個数

Parameters 要素につき 1 個以上 (必須)。

更新

インスタンスの更新時に追加または削除できます。

要素の関係

関係 要素

親要素

Parameters 要素 (ICF)

子要素

Application/Parameters/Parameter の Name 要素 (ICF)

Application/Parameters/Parameter の Value 要素 (ICF)

解説

Application/Parameters セクションのパラメータは、インスタンスの作成時やアプリケーションの更新時にアプリケーションの ADF に渡されます。これらの値は、ADF の ParameterDefault の設定より優先されます。

使用例

DBSystem という名前のパラメータを ADF に渡す場合の例を以下に示します。この場合、ADF 内の %DBSystem% が、Value 要素に指定した MyDBServer で置き換えられます。

<Parameter>
    <Name>DBSystem</Name>
    <Value>MyDBServer</Value>
</Parameter>

次の例では、NSSystem という名前の ADF のパラメータの値を、ICF のパラメータから取得しています。ICF のパラメータ %NSServer% の値を、インスタンス構成ファイル (ICF) の ParameterDefaults セクションで指定するか、インスタンスの作成時に指定する必要があります。

<Parameter>
    <Name>DistributorSystem</Name>
    <Value>%NSServer%</Value>
</Parameter>

たとえば、ICF の ParameterDefaults セクションで %NSServer% の値を指定できます。

<ParameterDefaults>
    <Parameter>
        <Name>NSServer</Name>
        <Value>Server01</Value>
    </Parameter>
</ParameterDefaults>

参照

関連項目

アプリケーション定義ファイルのリファレンス

概念

インスタンス構成ファイルのリファレンス

その他の技術情報

アプリケーションとインスタンスの関連付け
インスタンスとアプリケーションの更新

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手