FTPAddress プロパティ (レプリケーション ActiveX)

FTPAddress プロパティは、パブリケーション スナップショット ファイルが保存されるファイル転送プロトコル (FTP) サイトの IP アドレスを指定します。

重要   FTP を使用して初期化される、Microsoft SQL Server 7.0 を実行するサブスクライバに対するサブスクリプション作成のサポートは廃止されました。

構文

object.FTPAddress [= value]

解説

要素 説明

object

結果が「適用対象」の一覧に含まれるオブジェクトになる式

value

FTP サイトのネットワーク アドレス

適用対象

SQLDistribution オブジェクト (レプリケーション ActiveX)

SQLMerge オブジェクト (レプリケーション ActiveX)

解説

FTPAddress は省略可能なプロパティです。

指定した場合、FTPLogin プロパティ (レプリケーション ActiveX) プロパティ、FTPPassword プロパティ (レプリケーション ActiveX) プロパティ、FTPPort プロパティ (レプリケーション ActiveX) プロパティも使用されます。

ディストリビュータの作業ディレクトリに直接アクセスできない場合、ディストリビュータにインターネット経由で接続するようにコントロールを構成する際に、このオプションが役立ちます。このプロパティを設定すると、コントロールでは FTP を使用してすべてのパブリケーション スナップショット ファイルをダウンロードした後、サブスクライバに適用します。

パブリケーションにクエリを実行することで FTP ログイン プロパティを動的に決定している場合、このプロパティは不要です。これは旧バージョンとの互換性のためだけに提供されています。サブスクライバが SQL Server 7.0 サブスクライバでない場合、Microsoft SQL Server 2000 以降のパブリケーションに対してこのプロパティを使用しても、無効です。

ms146900.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
パブリケーションでインターネットを使用できるようにする必要があります。

データ型

String

属性

読み取り/書き込み

プロトタイプ C/C++

HRESULT get_FTPAddress(BSTR *pVal);
HRESULT put_FTPAddress(BSTR newVal);

参照

関連項目

Distributor プロパティ (レプリケーション ActiveX)
DistributorAddress プロパティ (レプリケーション ActiveX)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手