UseInProcLoader プロパティ (レプリケーション ActiveX)

UseInProcLoader プロパティは、スナップショット ファイルをサブスクライバに適用するときに、BULK INSERT (Transact-SQL) コマンドを使用するかどうかを返すか、または設定します。このコマンドは、初期スナップショット適用のパフォーマンスを向上させるために使用します。

構文

object.UseInProcLoader [= value]
要素 説明

object

結果が SQLDistribution オブジェクト (レプリケーション ActiveX) オブジェクトになる式。

value

True に設定した場合、パフォーマンスの最適化が使用されます。

適用対象

SQLDistribution オブジェクト (レプリケーション ActiveX)

解説

このプロパティは、XML データ型との互換性がないので推奨されていません。XML データをレプリケートしない場合は、このプロパティを使用できます。

このプロパティは、文字モードのスナップショットまたは SQL 以外のサーバー サブスクライバでは使用できません。

このプロパティを使用する場合、サブスクライバの SQL Server サービス アカウントに、スナップショットの .bcp データ ファイルがあるディレクトリの読み取り権限が必要です。このプロパティを使用しない場合、エージェント (SQL 以外のサーバー サブスクライバの場合) またはエージェントが読み込む ODBC ドライバ (SQL Server サブスクライバの場合) はファイルから読み取られ、SQL Server サービス アカウントのセキュリティ コンテキストが使用されないようにします。

データ型

Boolean

属性

読み取り/書き込み

プロトタイプ C/C++

HRESULT UseInProcLoader(VARIANT_BOOL pVal);
HRESULT UseInProcLoader(VARIANT_BOOL* pVal);

参照

概念

ActiveX コントロールを使用したレプリケーションのプログラミング

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手