AddSubscription メソッド (レプリケーション ActiveX)

AddSubscription メソッドは、指定したコントロールのプロパティに基づいて、新しいサブスクリプションまたは既存のサブスクリプションを追加します。

構文

object.AddSubscription DBAddOption, SubscriptionHost
要素 説明

object

結果が「適用対象」の一覧に含まれるオブジェクトになる式。

DBAddOption

追加するオプション。DBADDOPTION (レプリケーション ActiveX) の値を使用します。

SubscriptionHost

サブスクリプション ホスト。SUBSCRIPTION_HOST (レプリケーション ActiveX) の値を使用します。

戻り値

リターン コード 説明

S_OK

メソッドは成功しました。

E_FAIL

一般エラーが発生しました。詳細については、エラー レコードを確認してください。

REPLX_E_DBEXISTS

指定したデータベースが既に存在します。

REPLX_E_DBNOTFOUND

指定したデータベースが存在しません。

REPLX_E_SUBEXISTS

指定したサブスクリプションが既に存在します。

REPLX_E_RETRYFAILURE

エラーが発生しました。最後の操作の再試行が必要な可能性があります。

適用対象

SQLDistribution オブジェクト (レプリケーション ActiveX)

SQLMerge オブジェクト (レプリケーション ActiveX)

解説

プッシュ サブスクリプションは現在このメソッドでサポートされていません。

Initialize メソッド (レプリケーション ActiveX)AddSubscription の使用前に呼び出すことは避けてください。

DBAddOption を ATTACH_DATABASE に設定し、SubscriberDatasourceType プロパティ (レプリケーション ActiveX) を SQL_SERVER に設定した場合、AddSubscription は単一ファイルのデータベースでのみ使用できます。SubscriberDatabasePath プロパティ (レプリケーション ActiveX) プロパティを使用して、アタッチする .mdf ファイルの名前とパスを指定します。

DBAddOption が ATTACH_SUBSCRIPTION である場合は、SubscriberDatabasePath プロパティ (レプリケーション ActiveX) を使用して .msf (Microsoft Subscription File) の名前とパスを指定します。このファイルは、CopySubscription メソッド (レプリケーション ActiveX) メソッドで作成できます。

AddSubscription は、新しいサブスクライバ データベースの作成もサポートします。既存のデータベースに対して新しいサブスクリプションを作成し、既存のサブスクリプションを Windows 同期マネージャに登録します。

Microsoft Visual Basic では、AddSubscriptionSub メソッドであり、値を返しません。

プロトタイプ C/C++

HRESULT AddSubscription(
     DBADDOPTION DBAddOption,
     SUBSCRIPTION_HOST SubscriptionHost);

参照

関連項目

CopySubscription メソッド (レプリケーション ActiveX)
DropSubscription メソッド (レプリケーション ActiveX)
SubscriberDatasourceType プロパティ (レプリケーション ActiveX)
SubscriberDatabasePath プロパティ (レプリケーション ActiveX)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手