Publication.ReplicateUserDefinedScript Method

ユーザー定義スクリプトの実行を、指定したパブリケーションのサブスクライバにレプリケートします。

名前空間: Microsoft.SqlServer.Replication
アセンブリ: Microsoft.SqlServer.Rmo (microsoft.sqlserver.rmo.dll 内)

構文

'宣言
Public Sub ReplicateUserDefinedScript ( _
    scriptFilePath As String _
)
public void ReplicateUserDefinedScript (
    string scriptFilePath
)
public:
void ReplicateUserDefinedScript (
    String^ scriptFilePath
)
public void ReplicateUserDefinedScript (
    String scriptFilePath
)
public function ReplicateUserDefinedScript (
    scriptFilePath : String
)

パラメータ

  • scriptFilePath
    Transact-SQL スクリプト ファイルのファイル名と完全なパスを指定する String 値です。

例外

例外の種類 条件
ApplicationException

サーバーで SQL Server 2000 以降が実行されていない場合に発生します。

ArgumentException

渡された String の値が null または空である場合や長すぎる場合、またはパスが有効なパスではない場合に発生します。

解説

ReplicateUserDefinedScript メソッドは、トランザクション パブリケーションとマージ パブリケーションでのみサポートされます。

スクリプトは、ReplicateUserDefinedScript が初めて呼び出されたときに、ディストリビュータにコピーされます。その後、ディストリビューション エージェントまたはマージ エージェントは、ディストリビュータ側でサブスクライバにコピーを適用します。ReplicateUserDefinedScript の後でスクリプトに対して行われた変更は、レプリケートされません。再度このメソッドを呼び出す必要があります。

スナップショットの配信にファイル転送プロトコル (FTP) を使用する ReplicateUserDefinedScript メソッドを使ったパブリケーションへのスクリプト ファイルの送信は、SQL Server のサブスクライバでのみサポートされます。

ReplicateUserDefinedScript メソッドを呼び出すことができるのは、パブリッシャ側の固定サーバー ロール sysadmin のメンバ、またはパブリケーション データベースの固定データベース ロール db_owner のメンバだけです。

ReplicateUserDefinedScript を呼び出すと、sp_addscriptexec (Transact-SQL) ストアド プロシージャを実行したのと同じことになります。

ReplicateUserDefinedScript メソッドは、SQL Server 2000 と SQL Server 2005 で使用できます。

この名前空間、クラス、またはメンバは、.NET Framework 2.0 でのみサポートされています。

スレッド セーフ

この型の public static (Microsoft Visual Basic では共有 ) メンバは、スレッド セーフです。インスタンス メンバの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。

プラットフォーム

開発プラットフォーム

サポートされているプラットフォームの一覧については、「SQL Server 2005 のインストールに必要なハードウェアおよびソフトウェア」を参照してください。

対象プラットフォーム

サポートされているプラットフォームの一覧については、「SQL Server 2005 のインストールに必要なハードウェアおよびソフトウェア」を参照してください。

参照

関連項目

Publication Class
Publication Members
Microsoft.SqlServer.Replication Namespace