DimensionAttribute.NamingTemplate Property

DimensionAttribute オブジェクトから構築された親子階層におけるレベルの名前付けに使用する方法を取得します。値の設定も可能です。

名前空間: Microsoft.AnalysisServices
アセンブリ: Microsoft.AnalysisServices (microsoft.analysisservices.dll 内)

構文

'宣言
<XmlElementAttribute(IsNullable:=False)> _
<EditorAttribute("Microsoft.AnalysisServices.Design.LevelNamingTemplateUITypeEditor, Microsoft.AnalysisServices.Design", GetType(UITypeEditor))> _
Public Property NamingTemplate As String
[XmlElementAttribute(IsNullable=false)] 
[EditorAttribute("Microsoft.AnalysisServices.Design.LevelNamingTemplateUITypeEditor, Microsoft.AnalysisServices.Design", typeof(UITypeEditor))] 
public string NamingTemplate { get; set; }
[XmlElementAttribute(IsNullable=false)] 
[EditorAttribute(L"Microsoft.AnalysisServices.Design.LevelNamingTemplateUITypeEditor, Microsoft.AnalysisServices.Design", typeof(UITypeEditor))] 
public:
property String^ NamingTemplate {
    String^ get ();
    void set (String^ value);
}
/** @property */
public String get_NamingTemplate ()

/** @property */
public void set_NamingTemplate (String value)
public function get NamingTemplate () : String

public function set NamingTemplate (value : String)

プロパティ値

DimensionAttribute オブジェクトから構築された親子階層におけるレベルの名前付けに使用する方法を定義する文字列です。

解説

NamingTemplate プロパティの値は、親属性でのみ使用します (つまり、Usage の値を Parent に設定します)。

親属性を使用して階層を構築する際、階層のレベルは親属性に含まれるメンバ間の親子関係により決まります。そのため、他のディメンションとは異なり、階層に使用される属性名からレベル名を取得することはできません。

その代わりに、名前付けテンプレートを使用して親子階層のレベル名を生成します。NamingTemplate プロパティは親属性で定義し、レベル名の定義に使用する文字列式を指定します。親属性で名前付けテンプレートを定義する方法は 2 つあります。名前付けパターンを作成するか、名前の一覧を指定します。

名前付けパターンには、カウンタ用のプレースホルダ文字を表すアスタリスク (*) を使用します。このカウンタの値はレベルが深くなるたびに増分され、各レベルの名前に挿入されます。たとえば、レベルを定義していない場合 (すべてのレベルを定義している場合)、Level * と指定すると、レベル名は Level 01、Level 02、Level 03 のようになります。名前付けパターンにプレースホルダ文字が使用されていない場合、最初のレベルにはパターンがそのまま使用され、以降のレベルはパターンの末尾にスペースと番号を追加した名前になります。たとえば、Level というパターンを指定すると、レベル名は Level、Level 01、Level 02 のようになります。

一連の特定の名前を使用して名前を付けるには、NamingTemplate プロパティの値としてセミコロン区切りのレベル名の一覧を設定します。一覧に含まれるそれぞれの名前が、以降のレベル名に使用されます。一覧の名前の数よりもレベルの数が多い場合、超過分のレベル名には一覧の最後の名前がテンプレートとして使用されます。その場合、先に説明したように、最後の名前の末尾にスペースと番号を追加した名前が使用されます。たとえば、Division;Group;Unit と指定した場合、レベル名は Division、Group、Unit、Unit 01、Unit 02 のようになります。一方、Division;Group;Unit * と指定した場合、レベル名は Division、Group、Unit 03、Unit 04 のようになります。

一覧に含まれる名前は、レベル名の一意性を確保するためのテンプレートとして扱われます。たとえば、Manager;Team Lead;Manager;Team Lead;Worker * と指定した場合、レベル名は Manager、Team Lead、Manager 01、Team Lead 01、Worker 05、Worker 06 のようになります。

名前付けテンプレートで指定するレベル名にアスタリスク (*) を含めるには、アスタリスクを 2 つ (**) 使用します。

スレッド セーフ

この型の public static (Microsoft Visual Basic では共有 ) メンバは、スレッド セーフです。インスタンス メンバの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。

プラットフォーム

開発プラットフォーム

サポートされているプラットフォームの一覧については、「SQL Server 2005 のインストールに必要なハードウェアおよびソフトウェア」を参照してください。

対象プラットフォーム

サポートされているプラットフォームの一覧については、「SQL Server 2005 のインストールに必要なハードウェアおよびソフトウェア」を参照してください。

参照

関連項目

DimensionAttribute Class
DimensionAttribute Members
Microsoft.AnalysisServices Namespace