Parent 要素 (RDL)

再帰型階層の親グループを識別します。

構文

<Grouping>
       ...
        <Parent>...</Parent>
    ...
</Grouping>

要素の特性

特性 説明

データ型と長さ

String

既定値

なし

カーディナリティ

0-1 : 省略可能な要素で、出現しないか、出現する場合は 1 回の出現が可能です

要素の関係

関係 要素

親要素

Grouping

子要素

なし

解説

Parent 要素は再帰型階層の作成に使用します。再帰型階層は、同じデータ集合の他のフィールドを参照するフィールドが入ったデータ集合から作成できます。たとえば、従業員の一覧が入ったテーブルに従業員 ID とマネージャ ID が入っているとします。従業員 ID 別にデータをグループ化し、マネージャ ID を親として識別すると、従業員の階層を作成できます。

Parent 要素内の式はバリアントに評価されます。Parent は 1 つのグループ式を持つグループでのみ使用できます。

使用例

次の例は Parent 要素を使用して従業員の再帰型階層を作成する方法を示します。テーブルの詳細は EmployeeID フィールドに基づいてグループ化するように設定され、親は ManagerID フィールドに設定されます。

<Grouping Name="Table1_DetailsGroup">
   <GroupExpressions>
      <GroupExpression>=Fields!EmployeeID.Value</GroupExpression>
   </GroupExpressions>
   <Parent>=Fields!ManagerID.Value</Parent>
<Grouping>

参照

関連項目

レポート定義 XML 要素

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手