Reporting Services での式の使用
更新 : 2005 年 12 月 5 日
式はレポート定義全体にわたって、レポートの内容の取得、計算、表示、グループ化、並べ替え、フィルタ処理、パラメータ化、書式設定などのために広く使用されます。自動的に作成される式もありますが (たとえば、データセット ウィンドウからテーブルのセルにフィールドをドラッグすると、そのフィールドの値を取得する式がテキスト ボックスに表示されます)、ほとんどの場合は自分で式を作成します。式を作成すると、次のような機能をレポートに追加することができます。
- 特定の行セットの合計、平均、パーセンテージ、積などを示すデータの集計。
- 定義したロジックに基づいてテキストや背景の書式が変化する条件付き書式。
- レポートを実行するユーザーによってレポート タイトルが変化する条件付きテキスト。
- 複数のデータセット フィールドや定数のテキストの連結。
- データ ソースから取得した後のレポート データのフィルタ処理。
- パラメータ化されたドリルスルー レポート。
- データのグループ化と並べ替え。
- ページ ヘッダーとページ フッターの動的なコンテンツ。
Reporting Services で完全な機能を備えた豊かなレポートを作成するには、式の作成方法と使用方法の理解が欠かせません。式の記述は Microsoft Visual Basic 言語で行います。さまざまな式の例については、「Reporting Services での式を使用した作業」を参照してください。
このセクションの内容
- Reporting Services での式を使用した作業
さまざまな式を紹介し、それらがレポート内のどこで使用および適用されるのかを説明します。
- Reporting Services での式の作成
式を作成する方法について説明します。
- 式でのグローバル コレクションの使用 (Reporting Services)
グローバル コレクションを式で参照する方法について説明します。
- 式でのレポート関数の使用 (Reporting Services)
組み込みのレポート関数を式で参照する方法について説明します。
- 式でのカスタム コード参照の使用 (Reporting Services)
カスタム コード、カスタム レポート アイテム、およびカスタム アセンブリを式で参照する方法について説明します。
- Analysis Services データベースに対する拡張フィールド プロパティの使用
Analysis Services データ拡張機能によって提供されるカスタム フィールド プロパティについて説明します。
- Reporting Services の式の例
よく使用される式の例を紹介します。
参照
概念
その他の技術情報
[式の編集] (レポート デザイナ)
Reporting Services のプログラミング