用語集
用語 | 定義 |
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(All) レベル ((All) level) |
ディメンションの最上位レベル (省略可能)。(All) レベルには、直下のレベルのすべてのメンバをまとめた 1 つのメンバが含まれます。 |
.NET Framework (.NET Framework) |
次世代のアプリケーションや Web サービスの構築、配置、実行をサポートするために不可欠な Windows コンポーネント。.NET Framework は、既存の資産を次世代のアプリケーションやサービスに統合できるように、標準ベースで生産性が高い多言語環境を提供するほか、インターネット スケールのアプリケーションの配置や運用の課題を解決するためのアジリティも提供します。.NET Framework を構成する主要な要素には、共通言語ランタイム、階層的な統合クラス ライブラリ、および ASP がコンポーネント化された ASP.NET の 3 つがあります。「ASP.NET (ASP.NET)」、「共通言語ランタイム (common language runtime)」、「.NET Framework クラス ライブラリ (.NET Framework class library)」も参照。 |
2 バイト文字セット (double-byte character set) |
通常、2 バイトを使用して文字を表す文字セット。これにより、257 文字以上を表現できます。通常、DBCS は日本語、韓国語、中国語などの表意文字記述方式を使用する環境で使用されます。 |
2 フェーズ コミット (two-phase commit) |
複数のサーバーに適用されるトランザクションがすべてのサーバーで完了するか、またはどのサーバーでも完了しないようにする処理。 |
ActiveX データ オブジェクト (ActiveX Data Objects) |
OLE DB をラップする使いやすい API。Visual Basic、Visual Basic for Applications、Active Server Pages、Microsoft Internet Explorer Visual Basic Scripting などの言語で使用します。 |
ActiveX データ オブジェクト (多次元) (ADO MD) (ActiveX Data Objects (Multidimensional) (ADO MD)) |
多次元データ アプリケーション用に最適化された、高度で言語に依存しない一連のオブジェクトに基づくデータ アクセス インターフェイス。Visual Basic や他のオートメーション言語では、多次元データ ストレージへのデータ アクセス インターフェイスとして ADO MD が使用されます。ADO MD は ADO 2.0 以降のバージョンに含まれています。 |
ADF (ADF) |
「アプリケーション定義ファイル (application definition file)」を参照。 |
adornment (adornment) |
ツール バーやルーラーなど、ペインまたはウィンドウの枠に付いているコントロールまたはステータスの領域。 |
API (API) |
「アプリケーション プログラミング インターフェイス (application programming interface)」を参照。 |
API サーバー カーソル (API server cursor) |
ODBC、OLE DB、ADO、DB-Library などの API のカーソル関数をサポートするために作成されたサーバー カーソル。通常、アプリケーションは直接サーバー カーソルを要求しません。代わりに、API のカーソル関数を呼び出します。サーバー カーソルの実装が、要求されているカーソル機能をサポートする最善の方法である場合は、対象となる API の SQL Server インターフェイスにより、サーバー カーソルが実装されます。 |
bcp ファイル (bcp file) |
パブリッシャとそのサブスクライバの間で一括コピー ユーティリティまたは同期によって作成された一括コピー データを格納するファイル。 |
CHECK 制約 (CHECK constraint) |
列に格納できるデータ値を定義します。CHECK 制約は複数の列に適用できます。また、1 つの列に複数の CHECK 制約を適用することもできます。テーブルを削除すると、CHECK 制約も削除されます。 |
CLI (CLI) |
「呼び出しレベル インターフェイス (call-level interface)」を参照。 |
CLR (CLR) |
「共通言語ランタイム (common language runtime)」を参照。 |
CLR 関数 (CLR function) |
SQL Server アセンブリを参照することにより作成される関数。CLR 関数の実装は、.NET Framework CLR (共通言語ランタイム) で作成されているアセンブリで定義されます。 |
CLR ストアド プロシージャ (CLR stored procedure) |
SQL Server アセンブリを参照することにより作成されるストアド プロシージャ。CLR ストアド プロシージャの実装は、.NET Framework CLR (共通言語ランタイム) で作成されているアセンブリで定義されます。 |
CLR トリガ (CLR trigger) |
SQL Server アセンブリを参照することにより作成される DML トリガまたは DDL トリガ。CLR トリガの実装は、.NET Framework CLR (共通言語ランタイム) で作成されているアセンブリで定義されます。 |
CLR ユーザー定義型 (CLR user-defined type) |
SQL Server アセンブリを参照することにより作成されるユーザー定義データ型。CLR ユーザー定義型の実装は、.NET Framework CLR (共通言語ランタイム) で作成されているアセンブリで定義されます。 |
COM (COM) |
「コンポーネント オブジェクト モデル (Component Object Model)」を参照。 |
CPU ビジー (CPU busy) |
SQL Server の作業に CPU (中央処理装置) が使用された時間 (ミリ秒単位) を報告する SQL Server 統計情報。 |
DBCS (DBCS) |
「2 バイト文字セット (double-byte character set)」を参照。 |
dbo (dbo) |
「データベース所有者 (database owner)」を参照。 |
DCL (DCL) |
「データ制御言語 (Data Control Language)」を参照。 |
DDL (DDL) |
「データ定義言語 (data definition language)」を参照。 |
DDL トリガ (DDL trigger) |
DDL (データ定義言語) ステートメントに応答して起動されるトリガ。 |
DEFAULT 制約 (DEFAULT constraint) |
列の既定値として使用される定数を指定する、テーブル列に対して定義されるプロパティ。この制約の設定以降に INSERT ステートメントまたは UPDATE ステートメントで、列に NULL 値を指定した場合、または列に値を指定しなかった場合は、DEFAULT 制約で定義された定数値が列に配置されます。 |
DMF (DMF) |
「動的管理関数 (dynamic management function)」を参照。 |
DML (DML) |
「データ操作言語 (data manipulation language)」を参照。 |
DML トリガ (DML trigger) |
指定されたテーブル内のデータが変更されたときに実行されるストアド プロシージャ。トリガは、多くの場合、異なるテーブル内の論理的に関連するデータ間の参照整合性や一貫性を保持するために作成されます。 |
DMV (DMV) |
「動的管理ビュー」を参照。 |
DRI (DRI) |
「宣言参照整合性 (declarative referential integrity)」を参照。 |
DSN (DSN) |
「データ ソース名 (data source name)」を参照。 |
DSN を使用しない接続 (DSN-less connection) |
DSN (データ ソース名) の情報に基づいて作成されていても、プロジェクトやアプリケーションの一部として格納されるデータ接続の種類。DSN を使用しない接続では、新しいサーバーに DSN を再作成せずにサーバー間でアプリケーションを移動できるので、特に Web アプリケーションに便利です。 |
ETL (ETL) |
抽出、変換、および読み込み。異種データ ソースからデータをコピーおよび消去する複合処理。データ ウェアハウジングやビジネス インテリジェンスの開発プロジェクトの重要な部分です。 |
Extensible Stylesheet Language (XSL) (Extensible Stylesheet Language (XSL)) |
表現規則を定義するスタイル シートを使用して、XML データを別の形式 (HTML など) に変換するための XML 用語。 |
Extensible Stylesheet Language Transformations (XSLT) (Extensible Stylesheet Language Transformations (XSLT)) |
初期の Extensible Stylesheet Language (XSL) 標準から発展したもの。XSL は、XML データの表現および変換に関する言語定義を指定します。データ表現とは、データを特定の形式やメディアで表示することを意味しており、スタイルに関係しています。データ変換とは、入力 XML ドキュメントをツリー形式のノードに解析し、元のツリーを結果ツリーに変換することを指します。変換はデータの交換に関係しています。 |
FILL FACTOR (fill factor) |
SQL Server データベース エンジンがインデックスの各ページをどのくらいの割合で使用するかを定義するインデックスの属性。テーブル内のデータが将来増加する場合の余裕を確保し、ページ分割の可能性を軽減します。FILLFACTOR オプションに設定できる値は 1 ~ 100 です。各リーフレベル ページでデータを格納する領域の割合をこの値で指定します。 |
firehose カーソル (firehose cursor) |
「既定の結果セット (default result set)」を参照。 |
FK (FK) |
「外部キー (foreign key)」を参照。 |
guest (guest) |
すべての SQL Server データベースに存在する特別なユーザー アカウント。どのデータベースからも削除することはできません。データベース内のユーザー アカウントが割り当てられていないログインを使用して確立した接続で、そのデータベース内のオブジェクトを参照した場合、その接続にはデータベースの guest アカウントに割り当てられた権限のみが適用されます。 |
HOLAP (HOLAP) |
「ハイブリッド OLAP (hybrid OLAP)」を参照。 |
IAM (IAM) |
「Index Allocation Map (Index Allocation Map)」を参照。 |
ID プロパティ (identity property) |
テーブル内の各行を一意に識別する値を生成するためのプロパティ。ID 列を含んだテーブルに行を追加すると、最後に使用された ID 値と列の作成時に指定した増分値を基に、自動的に次の ID 値が生成されます。 |
ID 列 (identity column) |
テーブルの中で、ID プロパティを割り当てた列。ID プロパティを指定すると、一意の番号が生成されます。 |
Index Allocation Map (Index Allocation Map) |
アロケーション ユニットが使用するデータベース ファイルの 4 GB 分のエクステントがマップされているページ。 |
IPC (IPC) |
「プロセス間通信 (interprocess communication)」を参照。 |
IPsec (IPsec) |
「インターネット プロトコル セキュリティ (Internet Protocol security)」を参照。 |
ISQL (ISQL) |
「対話型 SQL (interactive structured query language)」を参照。 |
KPI (KPI) |
「主要業績評価指標 (KPI)」を参照。 |
LSN (LSN) |
「ログ シーケンス番号 (log sequence number)」を参照。 |
master データベース (master database) |
SQL Server のインスタンスに関するシステムレベルのすべての情報を記録するシステム データベース。記録される情報には、ログイン アカウント、エンドポイント、リンク サーバー、システム構成設定など、インスタンス全体のメタデータが含まれます。また、master は、他のすべてのデータベースの存在とそれらのデータベース ファイルの場所を記録し、さらに SQL Server の初期化情報を記録するデータベースでもあります。 |
MDX (MDX) |
「多次元式 (Multidimensional Expressions)」を参照。 |
Messaging Application Programming Interface (MAPI) (Messaging Application Programming Interface (MAPI)) |
電子メール API。 |
model データベース (model database) |
SQL Server と共にインストールされ、新しいユーザー データベースのテンプレートとなるデータベース。SQL Server では、model データベースのコンテンツをコピーして、それを要求されたサイズに拡張することによって、新しいデータベースを作成します。 |
MSMQ (MSMQ) |
「メッセージ キュー (Message Queuing)」を参照。 |
MSX (MSX) |
「マスタ サーバー」を参照。 |
Net-Library (Net-Library) |
ネットワーク API から SQL Server クライアント ソフトウェアとデータベース エンジンを分離する SQL Server の通信コンポーネント。SQL Server クライアント ソフトウェアとデータベース エンジンは、Net-Library に一般的なネットワーク要求を送信します。この要求は、Net-Library で、ユーザーが選択したプロトコル固有のネットワーク コマンドに変換されます。 |
Non-Uniform Memory Access (Non-Uniform Memory Access) |
システムをノードに分割するマルチプロセッサ アーキテクチャ。各ノードには 1 つまたは複数のプロセッサ、メモリ、バスなどが含まれている可能性があります。ノードのメモリはそのプロセッサに対して "ローカル" であるため、プロセッサは比較的高速でメモリにアクセスできます。また、1 つのノード内のプロセッサは、異なる ("離れた場所の") ノード内のメモリにもアクセスできますが、アクセスに時間がかかります。"Non-uniform memory access" は、プロセッサのローカル メモリへのアクセス速度と離れた場所のメモリへのアクセス速度の差を示します。ほとんどの NUMA アーキテクチャは、ノード間にキャッシュの一貫性を提供するので、ccNUMA (cache-coherent NUMA) アーキテクチャでもあります。 |
NS$instance_name (Notification Services) (NS$instance_name (Notification Services)) |
Notification Services のインスタンスを実行する Windows サービスの名前。instance_name は、実際のインスタンス名 (NS$ThisInstance など) のプレースホルダです。 |
NULL (NULL) |
値を明示的に代入していないエントリ。NULL は 0 や空白とは異なります。NULL 値は、他の値が NULL 値の場合も含めて、他の値よりも大きいか、小さいか、等しいかを調べることはできません。 |
NULL 値の許容属性 (nullability) |
データ値 NULL を許容するかどうかを指定する、列、パラメータ、または変数の属性。 |
NUMA (NUMA) |
「Non-Uniform Memory Access (Non-Uniform Memory Access)」を参照。 |
ODBC (ODBC) |
「Open Database Connectivity (Open Database Connectivity)」を参照。 |
ODBC データ ソース (ODBC data source) |
ODBC ドライバを使用してアクセスできるデータのセットがある場所。または、ODBC アプリケーションからデータ ソースに接続するために必要なすべての接続情報を含む格納済み定義。 |
ODBC ドライバ (ODBC driver) |
Excel などの ODBC 対応のアプリケーションから ODBC データ ソースにアクセスできるようにする DLL (ダイナミック リンク ライブラリ)。各 ODBC ドライバは、SQL Server や Access など、DBMS (データベース管理システム) ごとに固有です。 |
OLAP (OLAP) |
「オンライン分析処理 (OLAP)」を参照。 |
OLE DB (OLE DB) |
COM を基本とした、データ アクセス用の API。OLE DB では、データベース、スプレッドシート、テキスト ファイルなど、OLE DB プロバイダを使用できるあらゆる形式で格納されたデータへのアクセスがサポートされます。 |
OLE DB for OLAP (OLE DB for OLAP) |
以前は、OLE DB に対する OLAP 拡張機能を処理する別の仕様でした。OLE DB 2.0 以降では、OLAP 拡張機能は OLE DB 仕様に組み込まれています。 |
OLE DB コンシューマ (OLE DB consumer) |
OLE DB API を呼び出して使用するすべてのソフトウェア。 |
OLE DB プロバイダ (OLE DB provider) |
OLE DB インターフェイスを公開するソフトウェア コンポーネント。各 OLE DB プロバイダによって、SQL Server データベース、Access データベース、Excel スプレッドシートなど、特定の種類のデータ ソースのデータが公開されます。 |
OLE オートメーション オブジェクト (OLE Automation objects) |
オートメーション互換のインターフェイスを提供する COM (コンポーネント オブジェクト モデル) オブジェクト。 |
OLE オートメーション コントローラ (OLE Automation controller) |
オートメーション オブジェクトを機能させることができるプログラミング環境 (Visual Basic など)。 |
OLE オートメーション サーバー (OLE Automation server) |
オートメーション クライアントと呼ばれる他のアプリケーションに、プログラミング可能なオートメーション オブジェクトを公開するアプリケーション。プログラミング可能なオブジェクトを公開すると、クライアントは、それらのオブジェクトに直接アクセスし、オブジェクトによって利用可能になったサービスを使用することで、特定の機能を自動化できます。たとえば、ワード プロセッサがスペルチェック機能を公開すると、その機能を他のプログラムで使用できるようになります。 |
OLTP (OLTP) |
「オンライン トランザクション処理 (online transaction processing)」を参照。 |
Open Database Connectivity (Open Database Connectivity) |
ODBC ドライバの使用が可能なすべてのデータ ソースへのアクセスをサポートするデータ アクセス API。ODBC は、データベース CLI (呼び出しレベル インターフェイス) に関して、ANSI (米国規格協会) および ISO (国際標準化機構) の規格に準拠しています。 |
Open Information Model (Open Information Model) |
MDC (Meta Data Coalition) が発表し、ソフトウェア ベンダが幅広くサポートしている情報モデル。OIM は、対象領域ごとに編成されたメタデータ構造の正式な表記です。 |
PK (PK) |
「主キー (primary key)」を参照。 |
question template (question template) |
特定のリレーションシップまたは一連のリレーションシップを使用してたずねることができる一連の質問を記述する構造。 |
RDL (RDL) |
「レポート定義言語 (Report Definition Language)」を参照。 |
ReportViewer コントロール (ReportViewer controls) |
ASP.NET アプリケーションおよび Windows フォーム アプリケーションで埋め込みレポート処理を行う Web サーバー コントロールおよび Windows フォーム コントロール。 |
RI (RI) |
「参照整合性 (referential integrity)」を参照。 |
RID (RID) |
「行識別子 (row identifier)」を参照。 |
ROLAP (ROLAP) |
「リレーショナル OLAP (relational OLAP)」を参照。 |
Secure Sockets Layer (SSL) (Secure Sockets Layer (SSL)) |
データの暗号化と暗号化解除を使って、データ通信をセキュリティで保護するプロトコル。 |
SELECT (SELECT) |
1. アプリケーションや別の Transact-SQL ステートメントにデータを返すため、またはカーソルを設定するために使用される Transact-SQL ステートメント。SELECT ステートメントは、通常は 1 つ以上のテーブルから抽出されるデータで構成される表形式の結果セットを返します。結果セットに含まれるのは、WHERE 句または HAVING 句で指定された検索条件に一致する行のデータのみです。 2. Analysis Services では、キューブに対するクエリを実行し、多次元データのレコードセットを返すために使用される、MDX (多次元式) ステートメント。 |
Service Broker (Service Broker) |
SQL Server データベース内にメッセージ キューを格納するための手段。 |
SMDL (SMDL) |
「セマンティック モデル定義言語 (Semantic Model Definition Language)」を参照。 |
SMTP (SMTP) |
「Simple Mail Transfer Protocol (Simple Mail Transfer Protocol)」を参照。 |
SQL (SQL) |
「構造化照会言語 (SQL) (Structured Query Language (SQL))」を参照。 |
SQL Mail (SQL Mail) |
SQL Server が Windows NT または Windows 2000 の組み込みの MAPI (Messaging Application Programming Interface) を使用して、メール メッセージを送受信できる SQL Server のコンポーネント。メール メッセージは短いテキスト文字列、クエリからの出力、または添付ファイルで構成されます。 |
SQL Server イベント プロバイダ (Notification Services) (SQL Server event provider (Notification Services)) |
ストアド プロシージャ ベースのイベント プロバイダ。標準的な Notification Services のイベント コレクション ストアド プロシージャを使用することで、SQL Server からデータを収集し、そのデータをイベント テーブルに送信します。 |
SQL Server イベント転送サーバー (SQL Server Event Forwarding Server) |
SQL Server の中央のインスタンス。他のインスタンスから転送される SQL Server エージェント イベントを管理します。SQL Server イベントを集中管理できます。 |
SQL Server 認証 (SQL Server Authentication) |
SQL Server インスタンスへの接続の試行を検証する 2 つのメカニズムのうちの 1 つ。接続するには、ユーザーは SQL Server ログイン ID とパスワードを指定する必要があります。SQL Server インスタンスでは、ログイン ID とパスワードの組み合わせが有効であることを確認してから接続が許可されます。 |
SQL クエリ (SQL query) |
SQL ステートメント。SELECT、INSERT、UPDATE、DELETE、CREATE TABLE など。 |
SQL 式 (SQL expression) |
単一の値に評価される、識別子、値、および演算子の任意の組み合わせ。たとえば、定数、リテラル値、関数、変数、サブクエリ、および列名は式です。 |
SQL 照合順序 (SQL collation) |
SQL Server 照合順序のセット。一般的なコード ページや、以前のバージョンの SQL Server の並べ替え順序の組み合わせと一致する特性を持ちます。SQL 照合順序は互換性を維持するための機能で、サイトでは以前のシステムの動作に合わせて照合順序を選択できます。 |
SQL ステートメント (SQL statement) |
SELECT や DELETE など、データを何らかの形で操作する SQL または Transact-SQL のコマンド。 |
SQL データベース (SQL database) |
SQL (構造化照会言語) に基づくデータベース。 |
SQL-92 (SQL-92) |
1992 年に発表された SQL 規格のバージョン。国際規格は ISO/IEC 9075:1992 Database Language SQL です。ANSI (米国規格協会) もこれに相当する規格 (Data Language SQL X3.135-1192) を発表しているため、SQL-92 は米国では ANSI SQL と呼ばれることがあります。 |
SSL (SSL) |
「Secure Sockets Layer (SSL) (Secure Sockets Layer (SSL))」を参照。 |
string (string) |
文字ベースの値またはバイナリ データ値を 1 つ含む連続したバイトのセット。文字ベースの文字列内では、各バイトまたはバイトのペアで、英字、特殊文字、または数字 1 字を表します。バイナリ文字列では値全体が 1 つのビット列と考えられ、固有のパターンはありません。たとえば、定数 'I am 32.' は 8 バイトの文字列で、定数 0x0205efa3 は 4 バイトのバイナリ文字列です。 |
tempdb データベース (tempdb database) |
一時テーブル、一時ストアド プロシージャ、およびその他の一時作業ストレージが必要な場合にストレージ領域を提供するデータベース。 |
Transact-SQL (Transact-SQL) |
SQL Server インスタンスの管理、SQL Server インスタンス内のすべてのオブジェクトの作成と管理、および SQL Server のテーブルのすべてのデータの挿入、取得、変更、削除のために使用されるコマンドを含む言語。Transact-SQL は、ISO (国際標準化機構) や ANSI (米国規格協会) によって発表された SQL 規格で定義されている言語を拡張したものです。 |
Transact-SQL カーソル (Transact-SQL cursor) |
Transact-SQL DECLARE CURSOR 構文を使用して定義するサーバー カーソル。Transact-SQL カーソルは、Transact-SQL バッチ、ストアド プロシージャ、トリガで使用されます。 |
TSX (TSX) |
「対象サーバー (target server)」を参照。 |
Unicode (Unicode) |
Unicode は、nchar 型、nvarchar 型、ntext 型のデータとして、SQL Server が認識する文字、数字、記号のセットを定義します。Unicode は文字セットと関係はありますが、文字セットとは別のものです。文字セットの値の数が 256 であるのに対して、Unicode の値の最大数は 65,000 を超え、文字セットの 2 倍の格納領域を必要とします。Unicode には、ほとんどすべての言語用の文字が含まれます。 |
Unicode 形式 (Unicode format) |
Unicode 文字を使用して一括コピー データ ファイルに格納されるデータ。 |
Unicode 照合順序 (Unicode collation) |
Unicode 照合順序は、Unicode データの並べ替え順として機能します。並べ替え順とは、SQL Server がデータベース クエリに応答して Unicode データを比較、照合し、表示する順序を決定する規則の集合です。 |
UNIQUE 制約 (UNIQUE constraints) |
主キー以外で実体の整合性を強制する制約。UNIQUE 制約は、重複した値が入力されないようにし、パフォーマンスを向上するためにインデックスを作成します。 |
uniqueifier (uniqueifier) |
SQL Server データベース エンジンが各インデックス キーを一意にするために行に自動的に追加する 4 バイトの列。この列とその値は、内部的に使用されるもので、ユーザーが参照したりアクセスすることはできません。 |
Vacuumer (Notification Services) (Vacuumer (Notification Services)) |
有効期限の切れたデータを Notification Services テーブルから削除するコンポーネント。 |
Vacuumer 処理 (Notification Services) (vacuuming (Notification Services)) |
アプリケーション定義ファイルで定義されたスケジュールに従って、Notification Services アプリケーションから古いデータを消去する処理。 |
Web 同期 (Web synchronization) |
マージ レプリケーションで、HTTPS プロトコルを使用してデータをレプリケートできるようにする機能。 |
Windows Management Instrumentation (Windows Management Instrumentation) |
マネージ環境のオブジェクトに関する情報を提供するインターフェイス。SQL 用の Windows Management Instrumentation 拡張機能は WQL (WMI Query Language) と呼ばれます。 |
Windows 照合順序 (Windows collation) |
SQL Server での文字データの並べ替え方法を決定する規則のセット。照合順序は、Windows コントロール パネル、および SQL Server 2000 のセットアップ時に、名前で指定します。 |
WMI (WMI) |
「Windows Management Instrumentation (Windows Management Instrumentation)」を参照。 |
WMI Query Language (WMI Query Language) |
ANSI SQL のサブセットです。WMI (Windows Management Instrumentation) に合わせた意味上の変更が行われています。 |
WQL (WQL) |
「WMI Query Language (WMI Query Language)」を参照。 |
Xcopy (Xcopy) |
アプリケーションおよびデータベース ファイル (.mdf) を、追加の構成を必要とすることなく、別のコンピュータや、同じコンピュータの別の場所にコピーできる配置機能。この機能は、SQL Server Express のみでサポートされています。 |
XML スキーマ定義言語 (XSD) (XML Schema definition language (XSD)) |
スキーマ言語。XML スキーマでは、W3C (World Wide Web Consortium)『XML Schema Part 1: Structures Recommendation for the XML Schema Definition Language』に準拠する要素、属性、およびデータ型を定義します。W3C『XML Schema Part 2: Datatypes Recommendation』には、XML スキーマで使用するデータ型を定義するための推奨事項が記載されています。XML スキーマ定義言語を使用すると、XML メッセージの構造やデータ型を定義できます。 |
XSD (XSD) |
「XML スキーマ定義言語 (XSD) (XML Schema definition language (XSD))」を参照。 |
XSL (XSL) |
「Extensible Stylesheet Language (XSL) (Extensible Stylesheet Language (XSL))」を参照。 |
XSLT (XSLT) |
「Extensible Stylesheet Language Transformations (XSLT) (Extensible Stylesheet Language Transformations (XSLT))」を参照。 |
アーカイブ ファイル (archive file) |
Analysis Services データベースをアーカイブすることによって作成される .cab ファイル。 |
アーティクル (article) |
パブリケーションに含まれる 1 つのデータベース オブジェクトを表します。パブリケーションには、テーブル、ビュー、ストアド プロシージャ、その他のオブジェクトなど、さまざまな種類のアーティクルを含めることができます。テーブルをアーティクルとしてパブリッシュすると、フィルタを使用してサブスクライバに送信するデータの列と行を制限できます。 |
アイドル時間 (idle time) |
SQL Server エージェントの条件の 1 つ。SQL Server データベース エンジンによる CPU 使用量がどの程度であればアイドル状態になるかを定義します。SQL Server エージェント ジョブは、データベース エンジンの CPU 使用量がアイドル時間の定義で設定したレベルを下回る場合に実行されるように作成できます。その結果、データベースにアクセスする他のタスクに SQL Server エージェント ジョブが与える影響を最小限に抑えることができます。 |
あいまい一致 (fuzzy matching) |
Integration Services で、あいまい一致アルゴリズムを使用して参照テーブル内の類似するデータ値を検出する検索方式。 |
あいまいグループ化 (fuzzy grouping) |
Integration Services で、データ クリーニング手法の 1 つ。データセット内の値を調べ、関連するデータ行のグループと、そのグループの正規化された表現である 1 行のデータ行を識別します。 |
アクション (action) |
選択したキューブまたはキューブの一部でエンド ユーザーが行う操作。この操作では、選択したアイテムをパラメータとして使用してアプリケーションを起動したり、選択したアイテムに関する情報を取得することができます。 |
アクティブ ステートメント (active statement) |
既に実行されており、結果セットのキャンセルまたは処理が完了していない SQL ステートメント。 |
アセンブリ (assembly) |
クラス メタデータとマネージ コードを SQL Server のオブジェクトとして含むマネージ アプリケーション モジュール。SQL Server では、アセンブリを参照することで、CLR (共通言語ランタイム) 関数、CLR ストアド プロシージャ、CLR トリガ、ユーザー定義集計、およびユーザー定義型を作成できます。 |
値式 (value expression) |
値を返す MDX (多次元式) の式。値式は、集合、組、メンバ、レベル、数値、または文字列に対して実行されます。たとえば、セット値式はメンバ、組、およびセット要素に対して実行され、別のセットを生成します。 |
値挿入クエリ (Insert Values query) |
新しい行を作成し、指定された列に値を挿入するクエリ (SQL ステートメント)。 |
値の挿入クエリ (Insert Into query) |
特定の列と行をあるテーブルから別のテーブルへ、または同じテーブル上でコピーするクエリ。 |
アドイン (add-in) |
分析マネージャと連携し、特定の機能を提供するカスタム拡張機能。COM (コンポーネント オブジェクト モデル) をサポートする任意の言語で記述できます。アドインに最も一般的に使用される言語は Visual Basic です。アドインは分析アドイン マネージャに登録されます。ユーザーがユーザー インターフェイスで操作を実行すると、それに応答して分析アドイン マネージャからアドインが呼び出されます。 |
アドホック レポート (ad hoc report) |
レポート モデルにアクセスする、レポート ビルダで作成された .rdl レポート。アドホック レポートには、レポート ユーザーがモデル内のデータを詳しく調べるために使用できるクリックスルー機能が含まれています。 |
アプリケーション (application) |
イベントをサブスクリプションと照合し、結果の通知の書式設定および配信を行う個々のソリューション。 |
アプリケーション データベース (application database) |
1 つのアプリケーション用にユーザー データやシステム データを格納するデータベース。アプリケーション データベースには、アプリケーションのイベント、サブスクリプション、および通知が格納されます。さらに、アプリケーションのイベント、サブスクリプション、および通知のスキーマなどのシステム メタデータと、アプリケーションの一致ルールも格納されます。 |
アプリケーション プログラミング インターフェイス (application programming interface) |
ADO など、アプリケーションで使用できるルーチンの集まり。ソフトウェア プログラマがアプリケーション インターフェイスを設計するときに使用します。 |
アプリケーション ロール (application role) |
アプリケーションのセキュリティ要件をサポートするために作成する SQL Server ロール。 |
アプリケーション定義ファイル (application definition file) |
1 つの Notification Services アプリケーションを完全に記述した XML ファイル。ADF には、イベント、サブスクリプション、および通知のスキーマと、イベントをサブスクリプションと照合するためのルールが含まれます。また、ADF は、生成された通知の書式設定に使用される XSLT ファイルの名前を指定することもあります。 |
アロケーション ユニット (allocation unit) |
全体を 1 つの単位として処理できる一連のページ。アロケーション ユニットに属するページは、IAM (Index Allocation Map) ページによって追跡されます。アロケーション ユニットは IAM ページ チェーンで構成され、すべてのページはその IAM ページ チェーン内で割り当て済みに設定されます。1 つのアロケーション ユニットには 1 つの IAM チェーンしか含めることができません。また、IAM チェーンは 1 つのアロケーション ユニットにのみ属している必要があります。 |
暗号化 (encryption) |
データを判読できない形式に変更することで機密情報を保護する方法。 |
暗黙権限 (implied permission) |
ロール固有の動作を行うための権限。暗黙権限は、許可、取り消し、および拒否ができません。 |
暗黙のカーソル変換 (implicit cursor conversion) |
ユーザーが宣言した種類と異なるカーソルを返すこと。ある特定の種類のカーソルが宣言されているときに、SQL Server ではその型を実装できない場合、異なる種類のカーソルが返されます。この処理を暗黙のカーソル変換と呼びます。また、カーソルの下位変換と呼ばれることもあります。 |
暗黙のトランザクション (implicit transaction) |
接続時に実行される各 SQL ステートメントを個別のトランザクションと見なす接続オプション。 |
意思決定支援 (decision support) |
ビジネスの傾向を検出するために必要な、複雑な分析をサポートするように設計されたシステム。これらのシステムから取得した情報を利用することにより、管理職が適切で正確なビジネス傾向の分析に基づいた業務の意志決定を行うことが可能になります。 |
異種データ (heterogeneous data) |
複数の形式で保存されたデータ。たとえば、SQL Server データベース、テキスト ファイル、Excel ワークシートに保存したデータなどです。 |
依存関係 (dependencies) |
データベース内の他のオブジェクトに依存するオブジェクト。たとえば、ストアド プロシージャは、テーブル、ビュー、または別のストアド プロシージャに依存する場合があります。 |
位置 (position) |
カーソル内の現在の処理位置。たとえば、アプリケーションがカーソルから最初の 10 行をフェッチすると、そのアプリケーションの位置は、カーソルの 10 行目になります。データベース API には ODBC SQLSetPos 関数などの関数もあり、これらを使用すると、アプリケーションはフェッチを実行しないで、カーソル内の特定の位置に直接移動できます。 |
一意なインデックス (unique index) |
2 つの行が同じインデックス値を持つことができないインデックス。そのため、重複したインデックスまたはキー値は禁止されます。システムはインデックス作成時にキー値が重複していないかどうかを調べ、INSERT または UPDATE ステートメントによってデータが追加されるたびに重複を調べます。 |
一時ストアド プロシージャ (temporary stored procedure) |
一時データベース tempdb に配置されるプロシージャで、セッションの終了時に削除されます。 |
位置指定更新 (positioned update) |
カーソルの現在位置の行に行われる更新、挿入、削除の操作。実際の変更は、カーソル内の現在行の作成に使用されたベース テーブルの行に加えられます。Transact-SQL バッチ、ストアド プロシージャ、トリガは、WHERE CURRENT OF 句を使用して位置指定更新を行います。アプリケーションは ODBC SQLSetPos 関数などの API 関数を使用して位置指定更新を行います。 |
一時テーブル (temporary table) |
一時データベース tempdb に配置されるテーブルで、セッションの終了時に削除されます。 |
一覧データ領域 (list data region) |
データを一覧形式で表示する、レポート レイアウト上のレポート アイテム。一覧データ領域では、自由形式レイアウトで他のデータ領域、テキスト ボックス、およびグラフィック要素も表示できます。 |
一括インポート (bulk import) |
一連の大量データ行を、データ ファイルから SQL Server テーブルに読み込むこと。データベース エンジンでは、可能であれば、ログ記録とロックの最適化が行われます。 |
一括エクスポート (bulk export) |
SQL Server テーブルから 1 つのデータ ファイルに一連の大量データ行をコピーすること。 |
一括ログ復旧モデル (bulk-logged recovery model) |
インデックス作成や一括インポートなどの一括操作については、ログ記録を最小限に抑えるデータベース復旧モード。ただし、他のトランザクションは完全にログ記録されます。一括ログ復旧モデルを使用すると一括操作のパフォーマンスが向上します。このモデルは、完全復旧モデルを補完するために使用することを目的としています。 |
一対一のリレーションシップ (one-to-one relationship) |
リレーショナル データベースでの 2 つのテーブル間のリレーションシップ。一対一のリレーションシップでは、1 つ目のテーブルの 1 つの行は、2 つ目のテーブルの 1 つの行にのみ関連付けられ、2 つ目のテーブルの 1 つの行は、1 つ目のテーブルの 1 つの行にのみ関連付けられます。 |
一対多のリレーションシップ (one-to-many relationship) |
リレーショナル データベースでの 2 つのテーブル間のリレーションシップ。一対多のリレーションシップでは、1 つ目のテーブルの 1 つの行は 2 つ目のテーブルの 1 つ以上の行に関連付けられますが、2 つ目のテーブルの 1 つの行は 1 つ目のテーブルの 1 つの行にしか関連付けられません。 |
イベント (event) |
多くの場合はユーザーによって生成されるアクションまたは出来事。プログラムはこれに応答することがあります。 |
イベント クラス (event class) |
アプリケーション定義ファイル内の 1 つの EventClass ノードで定義される 1 つのクラス。1 つの EventClass ノードは、特定の種類のイベントの構造およびプロパティを定義します。EventClass は、イベント クラスの実際の名前のプレースホルダです。 |
イベント コレクション ストアド プロシージャ (event collection stored procedures) |
システムによって生成されるストアド プロシージャ。アプリケーションはこのストアド プロシージャを呼び出して、アプリケーション データベース内のイベント テーブルにイベントを送信できます。このストアド プロシージャは、SQL Server トリガまたは他の SQL Server ストアド プロシージャから呼び出すことができます。 |
イベント スキーマ (event schema) |
アプリケーション定義ファイルで定義されたイベント スキーマにイベント データをマップするための、SQL の注釈付き XSD (XML スキーマ定義言語) スキーマ。これは、EventLoader クラスで使用されます。 |
イベント ソース (event source) |
イベントの起点。 |
イベント テーブル (event table) |
イベント データを格納する、アプリケーション データベース内のテーブル。イベント テーブルは、NSControl Create または NSControl Update が実行されるたびに、アプリケーション定義ファイル内の情報に基づいて自動的に生成されます。テーブル内の各行は 1 つのイベント インスタンスです。 |
イベント ドリブン サブスクリプション (Notification Services) (event-driven subscription (Notification Services)) |
そのサブスクリプションに適合するイベント データが到着するとすぐに通知を生成するサブスクリプション。 |
イベント バッチ (Notification Services) (event batch (Notification Services)) |
Notification Services に一度に送信される 1 つ以上のイベントのセット。 |
イベント ハンドラ (event handler) |
Integration Services で、実行時イベントに応答して実行される制御フロー。 |
イベント プロバイダ (event provider) |
1 つ以上のイベント ソースからイベント データを収集し、アプリケーション データベース内のイベント テーブルにイベントを送信するコンポーネント。 |
イベント記録 (event chronicle) |
イベントの状態情報を格納するテーブル。 |
イベント記録ルール (event chronicle rule) |
イベント記録のデータを管理する 1 つ以上の Transact-SQL ステートメント。この種のルールは、ルールのイベント クラスのイベント バッチがシステムに送信されるたびに実行されます。 |
イベント通知 (event notification) |
データベース イベントに関する情報を Service Broker に送信する特殊なトリガ。 |
入れ子になったクエリ (nested query) |
1 つ以上のサブクエリを持つ SELECT ステートメント。またはサブクエリの別名。 |
入れ子になったテーブル (nested table) |
テーブル列にテーブルが含まれる、データ マイニング モデル構成。 |
インスタンス (instance) |
コンピュータで実行されている SQL Server のコピー。 |
インターネット プロトコル セキュリティ (Internet Protocol security) |
コンピュータが暗号化セキュリティ サービスを使用してインターネット プロトコル (IP) ネットワーク経由のセキュリティで保護されたプライベート通信を提供する際に従う規則。 |
インターネット対応 (Internet-enabled) |
インターネット サブスクライバへのレプリケーションを可能にするためのパブリケーションの設定。 |
インターフェイス (interface) |
動作やデータの論理的グループを形成するプロパティ、メソッド、およびコレクションが定義されたセット。実装するインターフェイスによってクラスが定義されます。1 つのインターフェイスを、複数の異なるクラスで実装できます。 |
インターフェイス包含 (interface implication) |
あるインターフェイスに別のインターフェイスが包含される場合、最初のインターフェイスを実装するクラスは 2 番目のインターフェイスも実装する必要があります。インターフェイス包含を使用すると、情報モデルで複数継承の機能の一部を利用できるようになります。 |
インデックス (index) |
リレーショナル データベースでは、キー値を基にテーブル行内のデータにすばやくアクセスするためのデータベース オブジェクト。インデックスは、テーブルの行に一意性を持たせることもできます。SQL Server ではクラスタ化インデックスと非クラスタ化インデックスがサポートされます。テーブルの主キーは自動的にインデックスが設定されます。フルテキスト検索では、フルテキスト インデックスに特定の列内の重要な語およびその場所に関する情報が保存されます。 |
インデックス ページ (index page) |
インデックス行が格納されているデータベース ページ。 |
インデックス付きビュー (indexed view) |
一意クラスタ化インデックスが適用されたビュー。ある種のクエリでは、インデックス付きビューにより、パフォーマンスが向上します。 |
インデックス論理和 (index ORing) |
複数のインデックスを使用して 1 つのテーブルの列を検索し、次に、部分的な結果を結合することによって結果を生成する実行方式。たとえば、列 R.a と R.b にインデックスが設定されている場合の WHERE R.a = 6 OR R.b = 7 などです。 |
インテント ロック (intent lock) |
リソース階層のあるレベルに設定されているロックのこと。それより下のレベルにあるリソースの共有ロックまたは排他ロックを保護します。たとえば、SQL Server データベース エンジンのタスクで、共有行ロックまたは排他行ロックをテーブル内で適用する前に、そのテーブルにインテント ロックを設定します。別のタスクが共有ロックまたは排他ロックをそのテーブル レベルで適用しようとすると、最初のタスクがそのテーブル レベルで設定したインテント ロックによってブロックされます。2 番目のタスクはテーブルをロックする前に、そのテーブルに対するインテント ロックのみを確認すればよく、個別のページ ロックや行ロックについて確認する必要はありません。 |
ウォーム スタンバイ サーバー (warm standby server) |
非同期的に更新され、迅速にオンラインにできる、データベースのコピーが格納されるスタンバイ サーバー。ログ配布セカンダリ サーバーは、設定された間隔で作成されるログ バックアップからデータベースが自動的に更新されるウォーム スタンバイ サーバーです。同期されていないミラー サーバーもウォーム スタンバイ サーバーとして使用できます。ただし、データを損失する可能性があります。 |
永続性 (persistence) |
現在のセッションが終了してもオブジェクト定義を使用できるように保存すること。 |
エクステント (extent) |
テーブルやインデックスなどの SQL Server オブジェクト用に領域を増やす必要がある場合に、SQL Server オブジェクトに必ず割り当てられる領域の単位。 |
エスケープ文字 (escape character) |
式の中の別の文字が演算子としてではなく、文字そのものとして使用されていることを示すために使用する文字。たとえば、SQL では "%" という文字は "この位置にある任意の数の文字" を意味するワイルドカード文字として使用されます。ただし、"10%" (10 パーセント) などの文字列を検索する場合、検索文字列として "10%" とだけ指定することはできません。これは、"%" が "10 に付加された任意の数の文字" と解釈されてしまうためです。エスケープ文字を指定すると、"%" が確実にパーセントを意味するように設定できます。たとえば、エスケープ文字 "#" を指定すると、"10#%" という検索文字列が "10 パーセント" の意味であることを指定できます。 |
エラー ログ (error log) |
1. SQL Server では、システム情報を記録するテキスト ファイル。 2. Integration Services では、エラー、警告、またはイベントの記録。この記録は、SQL Server Profiler、Windows イベント ログ、SQL Server などの複数のログ プロバイダによって保存できます。 |
エラー状態番号 (error state number) |
SQL Server メッセージに関連付けられた番号。この番号は、マイクロソフトのサポート エンジニアが、メッセージを生成した特定のコードの場所を見つけるのに役立ちます。また、この番号は、SQL Server コード内の複数の場所で生成される可能性のあるエラーを診断する場合にも役立ちます。 |
オーバーフィット (overfitting) |
一部のデータ マイニング アルゴリズムの特性。データのランダムな変化を意味のあるパターンと見なすことによって重要性を割り当てます。 |
オープン データ サービス (Open Data Services) |
クライアントの要求をデータベース エンジンの適切な関数に転送する SQL Server データベース エンジンの層。オープン データ サービスでは、拡張ストアド プロシージャ API が公開されます。これは、Transact-SQL ステートメントから呼び出すことができる DLL 関数を記述するために使用されます。 |
オブジェクト ID (object identifier) |
1. オブジェクトに付けられる一意名。 2. Meta Data Services では、GUID (グローバル一意識別子) と内部識別子から構成される一意識別子。すべてのオブジェクトにはオブジェクト ID が必要です。 |
オブジェクト依存関係 (object dependency) |
オブジェクトの動作が、参照先の他のオブジェクトに加えられた変更の影響を受ける可能性がある場合の、他のオブジェクトへの参照。たとえば、ストアド プロシージャからテーブルを参照する場合、そのテーブルへの変更がストアド プロシージャの動作に影響することがあります。 |
オブジェクト変数 (object variable) |
オブジェクトへの参照を含む変数。 |
オフライン復元 (offline restore) |
データベースがオフラインのときに行われる復元操作。 |
親 (parent) |
階層内で現在のメンバに直接関係している、すぐ上のレベルのメンバ。通常、親の値はそのすべての子の値を合わせたものになります。たとえば、四半期、月、日のレベルを含む時間ディメンションの場合、Qtr1 は January の親です。 |
親子階層 (parent-child hierarchy) |
ディメンションの属性の種類が parent に設定された特殊な属性階層。親子階層は子メンバと親メンバから構成される不均衡階層です。 親子階層には、親メンバの子を格納する子レベル (子には、データ メンバなど、親メンバで集計される属性メンバが含まれます)、親メンバを格納する中間レベル、親子階層のリーフ メンバを集計した値を格納する (All) レベルが含まれます。(All) レベルのメンバは (All) メンバともいい、(All) レベルは省略可能です。 ディメンションごとに許可される親子階層は 1 つのみで、その階層はキー属性に関連付ける必要があります。 |
親メンバ (parent member) |
親子階層の中で子を集計した値を含むメンバ。 |
オンライン トランザクション処理 (online transaction processing) |
組織のすべてのビジネス トランザクションを発生時に記録するように設計されたデータ処理システム。OLTP システムには、多数の同時実行ユーザーがデータの追加や変更を頻繁に行うという特徴があります。 |
オンライン モード (online mode) |
Analysis Services データベースへの直接接続。プロジェクトではなくこの接続を使用して、そのデータベースに直接的に変更を行うことができます。 |
オンライン復元 (online restore) |
少なくともプライマリ ファイル グループをオンライン状態のままにして、1 つ以上のセカンダリ ファイル グループ、セカンダリ ファイル グループに属しているファイル、またはページに対して行う復元。ファイルのオンライン復元時には、ファイルの復元先のファイル グループはオフラインになります。 |
オンライン分析処理 (OLAP) |
多次元構造を使用してデータに迅速にアクセスし、データの分析を行う技術。OLAP の基になるデータは、リレーショナル データベースのデータ ウェアハウスに格納されるのが一般的です。 |
カーソル (cursor) |
結果セットにマップされ、その結果セット内の 1 つの行の位置を確立するエンティティ。カーソルが行に位置付けられた後、その行またはその位置から始まる行のブロックに対して操作を実行できます。最も一般的な操作は、現在の行または行のブロックのフェッチ (取得) です。 |
カーソル ライブラリ (cursor library) |
ODBC API と DB-Library API のクライアント カーソルを実装する部分。現在のシステムでは一般的にカーソル ライブラリは使用されず、代わりにサーバー カーソルが使用されます。 |
カーソルの下位変換 (cursor degradation) |
「暗黙のカーソル変換 (implicit cursor conversion)」を参照。 |
カーネル (kernel) |
1. SQL Server では、一部のエラー メッセージで参照されるストレージ エンジンのサブセット。 2. Windows では、基本操作を実行するオペレーティング システムの中核部分。 |
解決順序 (solve order) |
多次元キューブの 1 つの計算パス内にある計算されるメンバ、カスタム メンバ、カスタム ロールアップ数式、および計算されるセルに対する、評価 (解決順序の降順) と計算 (解決順序の昇順) の順序。解決順序は数式の優先順位を決定するために、1 つの計算パス内のみで、多次元キューブのセルに対して値の計算を行うときに使用されます。 |
解決方法 (resolution strategy) |
複数のバージョンが存在し、呼び出し元プログラムでバージョン情報が指定されていない場合、オブジェクトを選択するときにリポジトリ エンジンが順番に評価する一連の条件。 |
階層 (hierarchy) |
各メンバに対し 1 つの親メンバと 0 個以上の子メンバが存在するディメンションのメンバから構成される論理的なツリー構造。 |
外部キー (foreign key) |
同一テーブルや別テーブルの PK (主キー) または一意キーと値が一致する列、あるいはそのような列の組み合わせ。"参照するキー" とも呼ばれます。 |
外部結合 (outer join) |
結合されるテーブルの、検索条件に一致するすべての行を含める結合。一方のテーブル内の行は、他方の結合テーブルに一致する行がない場合でも、結合後のテーブルに含められます。他方のテーブルの行と一致せずに返された結果セットの行では、すべての結果セット列に対して NULL 値が設定され、その結果、データが存在しない行を含むテーブルが作成されます。 |
外部テーブル (foreign table) |
外部キーが含まれるテーブル。 |
外部配信システム (external delivery system) |
書式設定された通知を送信先デバイスに配信するシステム (Microsoft Exchange Server など)。 |
書き込み許可 (write enable) |
キューブまたはディメンションを変更して、そのキューブまたはディメンションへの読み取り/書き込みアクセスを持つキューブ ロールのユーザーがそのデータを変更できるようにすること。 |
書き戻し (write back) |
キューブ セル値、メンバ、またはメンバ プロパティ値を更新すること。 |
拡張ストアド プロシージャ (extended stored procedure) |
SQL Server 拡張ストアド プロシージャ API を使用してコード化されている DLL (ダイナミック リンク ライブラリ) 内の関数。これにより、Transact-SQL ストアド プロシージャの実行に使用するのと同じステートメントを使用して、Transact-SQL から関数を呼び出すことができます。Transact-SQL ストアド プロシージャでは実行不可能な機能を実行するために、拡張ストアド プロシージャを構築できます。 |
カスケード型パラメータ |
前のパラメータの選択から使用可能な値を引き出すパラメータ。カスケード型パラメータはパラメータ値のフィルタに使用されます。 |
カスタム ルール (custom rule) |
ロールでの、ロールに属するユーザーがアクセスできるディメンション メンバやキューブ セルを制限する仕様。 |
カスタム ロールアップ (custom rollup) |
ディメンション レベルまたはディメンション メンバ用にカスタマイズされ、キューブのメジャーの集計関数を上書きする集計計算。 |
空以外の動作 (non-empty behavior) |
計算されるメンバのプロパティの 1 つ。このプロパティは基本メンバです。この基本メンバが NULL の場合、Analysis Services は計算されるメンバを解決しません。 |
監視サーバー (monitor server) |
ログ配布構成で、この構成のすべてのログ配布ジョブの履歴と状態を記録するサーバー インスタンス。1 台の監視サーバーで複数のログ配布構成を監視できます。 |
関数 (function) |
コードのうち、1 つの論理単位として機能する部分。関数は、名前を使用して呼び出され、入力パラメータ (省略可能) を受け取り、状態や出力パラメータ (省略可能) を返します。C、Visual Basic、Transact-SQL など、多くのプログラミング言語で関数がサポートされています。Transact-SQL では、ユーザーが変更できない組み込み関数が用意されているほか、ユーザーが作成および変更できるユーザー定義関数がサポートされます。 |
完全外部結合 (full outer join) |
外部結合の一種で、行が一致するかどうかにかかわらず、結合されるすべてのテーブルのすべての行が含まれます。 |
完全復旧モデル (full recovery model) |
すべてのトランザクションのログが完全に記録され、そのログのすべてのレコードがバックアップ後まで保存されるデータベース復旧モード。障害の後にログの末尾がバックアップされている場合、データベースを障害発生時点まで復旧できます。すべての復旧形式がサポートされます。 |
キー (key) |
行を一意に識別したり (主キー)、2 つのテーブルの間のリレーションシップを定義したり (外部キー)、インデックスの作成に使用する、1 つの列または列のグループ。 |
キーセット ドリブン カーソル (keyset-driven cursor) |
カーソルが開いている間に、メンバの行に加えられた更新を反映するカーソル。ただし、挿入や削除は反映されません。 |
キー属性 (key attribute) |
ディメンションの非キー属性と、関連するメジャーとをリンクするディメンションの属性。 |
キー範囲ロック (key range lock) |
一連のレコードに対してファントムの追加や削除が行われないように、テーブル内のレコード範囲をロックすること。この操作によってトランザクションがシリアル化可能になります。 |
キー列 (key column) |
1. Analysis Services ディメンションで、属性メンバを一意に識別する属性プロパティ。 2. Analysis Services マイニング モデルで、ケース テーブルの各ケースを一意に識別するデータ マイニング列。 |
キーワード (keyword) |
データベース オブジェクトの定義、操作、アクセスなど、特定の機能を持つ SQL Server の予約語。 |
既定のインスタンス (default instance) |
インストール先のコンピュータ名と同じ名前を使用する、SQL Server のインスタンス。 |
既定の結果セット (default result set) |
結果セットをクライアントに返すときに SQL Server が使用する既定のモード。行は結果セットに配置されている順にクライアントに送られ、アプリケーションはその順に行を処理する必要があります。アプリケーションは、ある接続に対して SQL ステートメントを実行した後は、すべての行を取得するまで、結果セットから行を取得する以外の動作をその接続に対して行うことはできません。結果セットの末尾に至るまでにアプリケーションが行える唯一の動作は、結果セットの残りの部分を取り消すことです。これが SQL Server からクライアントに行を取り込む最も高速な方法です |
既定の言語 (default language) |
ユーザーが言語を指定しなかった場合に、エラーやメッセージに SQL Server が使用する言語。各 SQL Server ログインには既定の言語が指定されています。 |
既定のデータベース (default database) |
ユーザーが SQL Server にログインした直後に接続されるデータベース。 |
既定メンバ (default member) |
ディメンションにメンバが指定されていない場合にクエリで使用されるディメンション メンバ。ディメンションの既定メンバは、(All) レベルが存在する場合は All メンバになり、存在しない場合は最上位レベルの任意のメンバになります。また、ディメンション セキュリティのカスタム ルールで、個別のロールの既定メンバを設定できます。 |
キュー (queue) |
キャプチャの対象となるサーバー イベントの一時保管場所を提供する SQL Server Profiler のキュー。 |
キュー更新サブスクリプション (queued updating subscriptions) |
ユーザーがサブスクライバでデータを変更できるトランザクション パブリケーションへのサブスクリプション。データの変更はキューに保存され、その後パブリッシャに反映されます。 |
キューブ (cube) |
多次元構造に編成および集約されるデータのセット。ディメンションとメジャーのセットによって定義されます。 |
キューブ ロール (cube role) |
キューブに対して同じアクセス権を持つユーザーとグループの集まり。キューブ ロールは、データベース ロールをキューブに割り当てるときに作成されます。また、キューブ ロールはそのキューブだけに適用されます。 |
キューブの粒度 (cube granularity) |
各属性階層の単一レベルのクロス結合によって定義されるキューブの空間。 |
行 (row) |
SQL テーブルで、テーブルによってモデル化されるオブジェクトの 1 つ。たとえば、AdventureWorks サンプル データベース内の Employee テーブルは、Adventure Works Cycles 社の従業員をモデル化したものです。このテーブル内の各行では、従業員識別番号、役職、従業員の入社日など、特定の従業員に関するすべての情報を記録します。 |
行 ID (row ID) |
「行識別子 (row identifier)」を参照。 |
行オーバーフロー データ (row-overflow data) |
データ型 varchar、nvarchar、varbinary、または sql_variant で、テーブルまたはインデックスのメイン データ ページの外に保存されるデータ。これらの列を組み合わせると、行あたりの最大サイズ 8,060 バイトを超えるデータを保存できます。 |
行識別子 (row identifier) |
1. 1 つの行をテーブル内の他のすべての行から区別する際に使用する列または列のセット。2. ヒープでは、行を指すポインタを指します。このポインタは、ファイル識別子 (ID)、ページ番号、およびそのページ上での行の番号で構成されます。 |
行集計関数 (row aggregate function) |
クエリの結果に付加的な行として表示される集計値を生成する関数。結果が新しい列として表示される集計関数とは異なります。この関数を使用すると、詳細行と集計行を 1 組の結果として表示できます。行集計関数 (SUM、AVG、MIN、MAX、および COUNT) は、SELECT ステートメントの COMPUTE 句と共に使われます。 |
強制されたサービス (forced service) |
プリンシパル サーバーが使用できないときに、データベース管理者が開始するフェールオーバー。このフェールオーバーでは、ミラー サーバーにサービスを強制することで、ミラー化されたデータベースが使用できるようになります (データが損失する可能性があります)。ミラー サーバーがプリンシパル サーバーの役割を引き継ぎ、ミラー サーバー上にあるデータベースがプリンシパル データベースとしてオンラインになります。 |
行セット (rowset) |
結果セットの格納に使用される OLE DB オブジェクト。行セットのカーソル動作は、アプリケーションで設定されている行セットのプロパティによって決まります。 |
兄弟 (sibling) |
ディメンション階層内のメンバで、指定されたメンバと同じ親を持つ子。たとえば、年と月のレベルを含む時間ディメンションの場合、January 1997 と February 1997 は兄弟です。 |
共通言語ランタイム (common language runtime) |
マネージ コードを実行する際に中核となるエンジン。このランタイムにより、言語間の統合、コード アクセス セキュリティ、オブジェクトの有効期間の管理、デバッグとプロファイルのサポートなどのサービスがマネージ コードに提供されます。 |
行のバージョン管理 (row versioning) |
1. カーソルでは、行の timestamp 列を使用して、データがカーソルに読み取られた後に変更されたかどうかを判断する処理のこと。データ行に timestamp 列がない場合、行のバージョン管理は使用されません。 2. トランザクション分離では、行のバージョン管理に基づいた分離レベルが有効なときに、データベース エンジンが DML (データ操作言語) の実行で影響を受けたデータ行のバージョンを管理する処理のこと。適切な分離レベルを選択することにより、アプリケーションでは複数のバージョンの行を使用して、データのロックを取得せずに、トランザクションやクエリの開始時点に存在したデータのトランザクションとして一貫性のあるスナップショットへのクエリを実行して取得します。 |
行フィルタ (row filter) |
レプリケーションで、サブスクライバにレプリケートするデータを WHERE 句に基づいて制限するフィルタのこと。行フィルタは静的にすることも、パラメータ化することもできます。 |
行方向のパーティション分割 (horizontal partitioning) |
選択した行を基に 1 つのテーブルを複数のテーブルに分割すること。分割したそれぞれのテーブルは、列は同一ですが含まれる行は少なくなります。 |
共有ディメンション (shared dimension) |
データベース内に作成され、データベース内のどのキューブでも使用できるディメンション。 |
共有ロック (shared lock) |
更新以外 (読み取り) の操作が作成するロック。他のユーザーは同時にデータを読み取ることはできますが、すべての共有ロックが解除されるまで、トランザクションはデータを排他的にロックすることはできません。 |
行ロック (row lock) |
テーブル内の 1 つの行のロック。 |
記録 (chronicle) |
1 つのアプリケーションの状態情報を格納するテーブル。たとえば、イベント記録には、定期的なサブスクリプションで使用するためのイベント データを格納できます。 |
均衡階層 (balanced hierarchy) |
ルート ノードからの距離がすべてのリーフ ノードで同じであるディメンション階層。 |
近接検索 (proximity search) |
指定された複数の単語が相互に近接している箇所を検索するフルテキスト クエリ検索。 |
クエリ オプティマイザ (query optimizer) |
SQL ステートメントの有効な実行プランを生成する、SQL Server データベース エンジンのコンポーネント。 |
クエリ バインド (query binding) |
クエリに対するオブジェクトのバインド。 |
クォーラム (quorum) |
ミラーリング監視サーバー インスタンスの設定対象であるデータベース ミラーリング セッションで、セッション内の 2 つ以上のサーバー インスタンスが相互に接続されている場合にのみ確立されるリレーションシップのことです。クォーラムは、データベースを使用可能にするために必要です。 |
クォンタム (quantum) |
ジェネレータを実行するタイミングを設定する、アプリケーション定義ファイルで定義された期間。 |
区切り記号 (delimiter) |
1. Transact-SQL では、オブジェクト名の開始位置と終了位置を示す文字。二重引用符 ("") または角かっこ ([]) が使用されます。 2. Integration Services および Reporting Services では、レコード、フィールド、または文字列を区切る際に使用する文字。 |
組 (tuple) |
キューブ内のすべての属性階層の属性メンバの組み合わせに基づいて、セルを一意に識別します。 |
組み込み関数 (built-in function) |
Transact-SQL 言語および MDX (多次元式) 言語の一部として提供される、あらかじめ定義された関数のグループ。 |
クライアント アプリケーション (client application) |
サーバーからデータを取得し、リレーショナル データベースまたは多次元データベースのデータをローカルで分析および表示するアプリケーション。 |
クライアント カーソル (client cursor) |
クライアント側で実装されるカーソル。まず、結果セット全体がクライアントに転送され、次にクライアント API ソフトウェアが、キャッシュされた結果セットからカーソル機能を実装します。 |
クライアント サブスクリプション (client subscription) |
競合の検出と解決にパブリッシャの優先度値を使用するマージ レプリケーションに対するサブスクリプション。以前のバージョンの SQL Server のローカル サブスクリプションのことです。 |
クラスタ化インデックス (clustered index) |
キー値の論理的順序でテーブルの対応する行の物理的な順序が決定されるインデックス。クラスタ化インデックスでは、基になるテーブルのデータ ページがリーフ ノードに格納されます。 |
クラスタリング (clustering) |
多次元属性領域内の位置によるレコードのグループ化に使用されるデータ マイニングのデータ分析技法。クラスタリングは、教師なしの学習技法です。 |
クリックスルー レポート (clickthrough report) |
レポート ビルダに表示されたレポート内のデータをクリックすると、関連するレポート モデルのデータを表示するレポート。 |
グローバル サブスクリプション (global subscription) |
「サーバー サブスクリプション (server subscription)」を参照。 |
グローバル デフォルト (global default) |
特定のデータベースに定義され、異なるテーブルの列で共有するデフォルト。 |
グローバル ルール (global rule) |
特定のデータベースに定義され、異なるテーブルの列で共有するルール。 |
クロール (crawl) |
「作成 (population)」を参照。 |
警告 (alert) |
SQL Server イベントに対するユーザー定義応答。警告では、定義済みのタスクを実行できます。また、指定されたオペレータに電子メールまたはポケットベルのメッセージを送信することもできます。 |
計算サブキューブ (calculation subcube) |
計算されるセルの定義の作成に使用する、多次元キューブのセルのセット。セルのセットは、MDX (多次元式) のセット式の組み合わせによって定義されます。 |
計算されるメンバ (calculated member) |
式を使用して実行時に計算される値を持つ、ディメンションのメンバ。計算されるメンバの値は、他のメンバの値から算出することもできます。入力メンバ以外のメンバは、計算されるメンバになることができます。たとえば、計算されるメンバ Profit は、メンバ Sales の値からのメンバ Costs の値を減算することで決定できます。 |
計算される列 (calculated column) |
格納されたデータではなく、式の結果を表示するテーブル内の列。たとえば、CalculatedCostColumn = Price * Quantity のようになります。 |
計算式 (calculation formula) |
計算条件の適用が必要な計算サブキューブのセルに値を指定するために使用する MDX (多次元式) 式。 |
計算条件 (calculation condition) |
計算サブキューブのセルに対して計算式を適用するかどうかを判断する際に使用する MDX (多次元式) 論理式。 |
計算パス (calculation pass) |
適用可能な計算が評価される多次元キューブの計算の段階。すべての計算を完了するために複数のパスが必要な場合があります。 |
計算フィールド (computed field) |
Transact-SQL 式を使用して計算された、書式設定済みの通知内の値。 |
計算列 (computed column) |
値が実行時に計算される、テーブル内の仮想列。この列の値はテーブルには格納されていませんが、列を定義する式に基づいて計算されます。計算列の定義の例を次に示します。Cost as Price * Quantity |
ケース (case) |
データ マイニングで、属性と他のケースとの関係によって特徴付けられた、データの抽象的なビュー。ケースはケース セットの個別のメンバですが、1 つのケースが複数のケース セットのメンバになることもできます。 |
ケース キー (case key) |
データ マイニングで、ケース セット内でケースを参照する、ケースの要素。 |
ケース セット (case set) |
データ マイニングで、特定のマイニング モデルに必要な特性を共有するケースのグループ。 |
結果セット (result set) |
SELECT ステートメントから返される行のセット。結果セット内の行の形式は、SELECT ステートメントの列リストで定義されます。 |
結合 (join) |
動詞として使用される場合は、2 つ以上のテーブルのコンテンツを組み合わせ、各テーブルの行と列が組み込まれた結果セットを生成することです。通常は、複数のテーブルで共通のデータを使用して、テーブルを結合します。名詞として使用される場合は、テーブルを結合する処理またはテーブルを結合した結果のことです。テーブルを結合する特定の方法を示す "内部結合" という用語は、その一例です。 |
結合演算子 (join operator) |
条件式の両辺がどのように評価され、どの行が返されるかを決定する結合条件の比較演算子。 |
結合条件 (join condition) |
結合列によってテーブルどうしがどのように関連付けられているかを示す比較句。 |
結合パス (join path) |
2 つのテーブルがどのように関連付けられているかを示す一連の結合。たとえば、Sales.SalesRepIDSalesReps.ID、SalesReps.BranchIDBranches.ID などがあります。 |
結合フィルタ (join filter) |
マージ レプリケーションで使用され、あるテーブルの行フィルタを関連付けられたテーブルに拡張します。 |
結合列 (join column) |
結合条件で参照される列。 |
言語の文字種変換 (linguistic casing) |
チュルク語族やその他のロケールの Unicode の単純な文字種マッピング用に Win32 API が提供する機能。 |
検索条件 (search condition) |
WHERE 句または HAVING 句では、SQL ステートメントに組み込む述語。ソース行が満たす必要のある条件を指定します。たとえば、ステートメント SELECT * FROM Employees WHERE Title = 'Sales Representative' では、検索条件 Title = 'Sales Representative' に一致する行のみが返されます。 |
原子性 (atomic) |
トランザクション データの変更は、その変更をすべて実行するか、まったく実行しないかのどちらかでなければならないこと。 |
検証 (構文) (validation (syntactic)) |
XML ファイルがそのスキーマに準拠していることを確認する処理。 |
検証 (セマンティック) (validation (semantic)) |
XML ファイルの要素が論理的に有効であることを確認する処理。たとえば、値が指定された範囲内の数値であることをセマンティック検証で確認できます。 |
子 (child) |
階層内で、現在のメンバに直接関係している次の下位レベルのメンバ。 |
交差テーブル (junction table) |
他のテーブルとの間にリレーションシップを確立するテーブル。交差テーブルには、リレーションシップを形成するテーブルを参照する外部キーが格納されています。たとえば、OrderParts 交差テーブルは、Orders テーブルと Parts テーブルへの外部キーを含んでいるので、注文ごとにどの部品が出荷されたかを示すことができます。 |
更新 (update) |
既存の 1 つ以上の行の 1 つ以上のデータ値を変更する操作。通常、UPDATE ステートメントを使用します。更新という用語は、挿入、更新、削除の操作を含むすべてのデータ変更を指す場合もあります。 |
更新クエリ (Update query) |
テーブル内の 1 つ以上の行の列の値を変更するクエリ。 |
更新ロック (update lock) |
行、ページ、テーブルなど、更新可能なリソースに適用されるロック。更新ロックは、複数のセッションがリソースをロックしていて、後からそのリソースを更新する可能性があるときに発生する、一般的なデッドロックを防止するために使用されます。 |
構成 (configurations) |
Integration Services で、パッケージが読み込まれるときにパッケージ オブジェクトの値を更新する名前と値の組み合わせ。 |
構成ファイル (Notification Services) (configuration file (Notification Services)) |
Notification Services のインスタンスの構成データを格納した XML ファイル。構成ファイルは、インスタンスでホストされるアプリケーション、データベース サーバーの名前、データベース プロパティ、および配信プロトコルと配信チャネルを指定します。 |
構造化照会言語 (SQL) (Structured Query Language (SQL)) |
データベース クエリを行うためにデザインされた言語。リレーショナル データベースのデータの挿入、取得、変更、および削除に使用します。SQL には、データベース内のオブジェクトの定義や管理のためのステートメントも含まれます。SQL はほとんどのリレーショナル データベースでサポートされる言語で、ISO (国際標準化機構) や ANSI (米国規格協会) によって発表される規格の対象です。SQL Server では、Transact-SQL と呼ばれる SQL 言語のバージョンが使用されます。 |
後続テープ (continuation tape) |
メディア ファイルの最初のバックアップ テープの後に続くバックアップ テープ。 |
候補キー (candidate key) |
テーブル内の行ごとに一意値を持つ列または列のセット。各候補キーの値により、テーブル内の 1 行が一意に識別されます。テーブルでは複数の候補キーを使用できます。テーブル内の 1 つの候補キーがデータベースの設計者によって指定され、そのテーブルの主キーになります。その他の候補キーは代替キーと呼ばれます。 |
コード アクセス セキュリティ (code access security) |
共通言語ランタイムによって提供されるメカニズム。このメカニズムでは、マネージ コードにはセキュリティ ポリシーによって権限が付与されます。また、これらの権限が適用されると、コードで実行できる操作を制限できます。 |
コード ページ (code page) |
文字データと Unicode データの場合、特定の文字、数字、または記号 (空白を表す 0x20 や文字 "t" を表す 0x74 など) を表すビット パターンの定義。一部のデータ型では、文字ごとに 1 バイトを使用し、各バイトには 256 種類のビット パターンのうちの 1 つが使用されます。 |
子パッケージ (child package) |
Integration Services で、別のパッケージから実行されるパッケージ。子パッケージは呼び出し先のパッケージとも呼ばれます。 |
コマンド (command) |
トランザクション レプリケーションで、1 つの Transact-SQL DML (データ操作言語) ステートメントまたは DDL (データ定義言語) ステートメントで構成されるコマンド。コマンドは、ディストリビューション データベースに格納された後、サブスクライバに配信されます。 |
コマンド リレーションシップ (command relationship) |
自然言語の質問またはコマンドに基づいてハードウェアに命令を出します。たとえば、"Play the album with song 'Song' on it." などです。 |
コミット (commit) |
トランザクションが開始されてからデータベース、キューブ、またはディメンションに加えられたすべての変更を保存する操作。コミットにより、トランザクションのすべての変更がデータベース、キューブ、またはディメンションの固定した内容として組み込まれます。また、コミットにより、トランザクションで使用されていたロックなどのリソースが解放されます。 |
コレクション (collection) |
他のオブジェクトのセットを格納したオブジェクト。コレクション内のオブジェクトの位置は、コレクション内で変更が行われると変わる場合があります。このため、コレクション内のどのオブジェクトも、位置が変わる可能性があります。 |
混合モード (Mixed Mode) |
「ログイン セキュリティ モード (login security mode)」を参照。 |
コンテナ (container) |
Integration Services での、パッケージ、ForEach ループ、For ループ、シーケンス、タスク、またはイベント ハンドラ。 |
コンテンツ フォーマッタ (Notification Services) (content formatter (Notification Services)) |
生の通知データを判読可能なメッセージに変換するディストリビュータの一部分。 |
コンポーネント (Notification Services) (component (Notification Services)) |
Notification Services 内で、コンポーネントとは、Notification Services プラットフォームの主要な要素を指します。これには、イベント コレクタ、ジェネレータ、ディストリビュータ、Vacuumer などがあります。 |
コンポーネント オブジェクト モデル (Component Object Model) |
コンポーネント ソフトウェアを開発するためのマイクロソフトの仕様。SQL-DMO、OLE DB、ADO などの SQL Server API とデータベース API は、COM に基づいています。また、オブジェクトを COM オブジェクトとして格納する SQL Server コンポーネントもあります。 |
サーバー カーソル (server cursor) |
サーバー側で実装されるカーソル。カーソル自体がサーバーで作成され、アプリケーションがフェッチした行だけがクライアントに送られます。 |
サーバー サブスクリプション (server subscription) |
競合の検出と解決のために割り当てられた優先度を使用する、マージ パブリケーションへのサブスクリプション。以前のバージョンの SQL Server ではグローバル サブスクリプションと呼ばれていました。 |
サーバー ロール (server role) |
Analysis Services で、サーバー全体のセキュリティ特権をユーザーに許可するロール。 |
サーバー名 (server name) |
ネットワーク上でサーバー コンピュータを一意に識別する名前。SQL Server の既定のインスタンスに接続する場合は、SQL Server アプリケーションにサーバー名だけを指定します。SQL Server アプリケーションがサーバー上の名前付きのインスタンスに接続する場合は、サーバー名とインスタンス名の両方を指定する必要があります。 |
サービス プリンシパル名 (service principal name) |
クライアントがサービスのインスタンスを一意に識別するための名前。フォレスト全体でサービスの複数のインスタンスをコンピュータにインストールする場合、各インスタンスには独自の SPN が必要になります。クライアントが認証に複数の名前を使用する可能性がある場合、指定されたサービス インスタンスには複数の SPN を指定できます。 |
再帰型階層 (recursive hierarchy) |
データ階層の 1 つ。データ内ですべての親子リレーションシップが表現されています。 |
再帰リレーションシップ (reflexive relationship) |
ある列または列の組み合わせから、同一テーブル内の他の列へのリレーションシップ。同一テーブル内の行を比較するために使用します。クエリでは、このリレーションシップを自己結合と呼びます。 |
再実行 (redo) |
復旧中、データを時間的に後の状態にするために、ログに記録した変更をデータベースに適用 (ロールフォワード) するフェーズ。 |
再実行キュー (redo queue) |
データベース ミラーリングで、ミラー サーバー上のディスクに書き込まれ、ミラー データベースに適用されるまで待機している、プリンシパル データベースのログ レコードのコピー。 |
最初のテープ (initial tape) |
テープ バックアップ デバイスを使用するメディア セットでの、メディア ファミリの最初のテープ。 |
最新のデータに更新 (refresh data) |
キューブからデータを消去し、データ ウェアハウスから新しいデータを読み込んで集計を計算する一連の処理。キューブの構造と集計の定義を変更しないまま、データ ウェアハウスのキューブの基になるデータが変更されたときに行われます。キューブの 3 つの処理オプションの 1 つです。 |
再パブリッシュ (republish) |
サブスクライバが、パブリッシャから受け取ったデータを他のサブスクライバにパブリッシュすること。 |
再利用可能なブックマーク (reusable bookmark) |
特定のテーブルの行セットで使用可能なブックマーク。同じテーブルの別の行セット上で、ブックマークに対応する行の位置を特定できます。 |
削除クエリ (Delete query) |
1 つ以上のテーブルから行を削除するクエリ (SQL ステートメント)。 |
作成 (population) |
フルテキスト検索で、フルテキスト インデックスを作成およびメンテナンスする処理。 |
サブキューブ (subcube) |
キューブにフィルタを適用したビューを表す、キューブのサブセット。(All) を指定すると、サブキューブ内のメンバの表示部分の合計が表示されます。 |
サブスクライバ (Subscriber) |
レプリケートされたデータを受け取るデータベース インスタンス。サブスクライバは複数のパブリッシャやパブリケーションからデータを受け取ることができます。選択したレプリケーションの種類に応じて、パブリッシャにデータの変更を反映したり、データを他のサブスクライバに再パブリッシュできます。 |
サブスクライビング サーバー (subscribing server) |
リンク キューブを格納する、Analysis Services のインスタンスを実行しているサーバー。 |
サブスクライブ (subscribe) |
パブリッシャにデータを要求すること。 |
サブスクリプション (subscription) |
サブスクライバへのパブリケーションのコピーの配信要求。サブスクリプションでは、どのパブリケーションが、いつ、どこで受信されるかが定義されます。サブスクリプションには 2 つの種類 (プッシュとプル) があります。 |
サブスクリプション データベース (subscription database) |
サブスクライバ上のデータベースで、パブリッシャがパブリッシュするデータやデータベース オブジェクトを受け取ります。 |
サブスクリプション管理アプリケーション (Notification Services) (subscription management application (Notification Services)) |
サブスクライバがサブスクリプションの送信や管理に使用するアプリケーション。開発者は、インスタンスまたはアプリケーションごとに、サブスクリプションを管理するためのカスタム インターフェイスを作成できます。このアプリケーションでは、Notification Services API を使用してデータをシステムに送信する必要があります。 |
サブスクリプションのイベント ルール (subscription event rule) |
イベント ドリブン サブスクリプションに関する情報を処理するルール。このルールには、通知生成ルールや記録更新ルールが含まれる場合があります。この種類のルールは、対応するイベント バッチが送信されるたびに実行されます。 |
サブスクリプションの有効期限 (subscription expiration period) |
「パブリケーション保有期間 (publication retention period)」を参照。 |
サブセット (subset) |
テーブルとテーブル間のリレーションシップを示す線を選択したもの。より大きなデータベース ダイアグラムの一部です。この選択範囲を新規データベース ダイアグラムにコピーすることができます。これはダイアグラムのサブセット化と呼ばれます。 |
差分バックアップ (differential backup) |
差分ベースの作成以降に行われた変更のみを含むバックアップ。差分バックアップは、ベースが存在するデータベース全体に対して実行することも、データ ファイルの任意のサブセットに対して実行することもできます。 |
差分ベース (differential base) |
データベース内のすべてのデータ、またはデータベースのファイルやファイル グループのサブセット内のすべてのデータを対象とした最新の完全バックアップ。 |
参照キー (referencing key) |
「外部キー (foreign key)」を参照。 |
参照されるキー (referenced key) |
外部キーから参照される主キーまたは一意キー。 |
参照整合性 (referential integrity) |
データベース内のすべての外部キーの値が有効な状態。外部キーが有効であるためには、値が NULL であるか、外部キーから参照される主キー列または一意キー列の既存のキー値のいずれかが含まれている必要があります。 |
参照テーブル (lookup table) |
Integration Services での、データを比較、照合、抽出するための参照テーブル。 |
参照元と参照先 (source and target) |
ソース オブジェクトを使用し、リレーションシップにより 1 つ以上の対象オブジェクトを取得する参照方法。 |
参照リレーションシップ (referenced relationship) |
ディメンションと別のディメンションに基づくメジャー グループ間の間接リレーションシップ。 |
ジェネレータ (Notification Services) (generator (Notification Services)) |
イベントをサブスクリプションと照合して通知を作成する、Notification Services のコンポーネント。 |
資格情報 (credential) |
パスワードやユーザー名など、プリンシパルの ID を設定する際にプリンシパルで使用されるデータ。 |
時間ディメンション (time dimension) |
時間を年、四半期、月、日などのレベルに分割するディメンション。Analysis Services では、Date/Time 列から生成される特殊な型のディメンションのこと。 |
時間を指定した復旧 (point-in-time recovery) |
バックアップ全体を復旧するのではなく、ログ バックアップに存在し、特定の時点よりも前にコミットされたトランザクションだけを復旧する処理。 |
式 (expression) |
1. SQL では、単一のデータ値に評価される記号と演算子の組み合わせ。単純式には、定数、変数、列、またはスカラ関数を指定できます。複合式は、1 つ以上の単純式を演算子で結び付けたものです。 2. Integration Services では、単一のデータ値に評価されるリテラル、定数、関数、および演算子の組み合わせ。 |
識別子 (identifier) |
データベース内のオブジェクトの名前。1 ~ 128 文字の範囲で指定できます。 |
識別フィールド (identifying field) |
エンティティを一意のオブジェクトとして識別するフィールドまたはフィールドのグループ。 |
軸 (axis) |
一連の組。それぞれの組はメンバのベクタです。一連の軸により、多次元データセットの座標が定義されます。 |
自己結合 (self-join) |
結合されたフィールド内に一致する値がある場合に、テーブルのレコードが同じテーブルの別のレコードに結び付けられる結合。自己結合には内部結合と外部結合があります。データベース ダイアグラムでは、自己結合は再帰リレーションシップと呼ばれます。 |
システム ストアド プロシージャ (system stored procedures) |
SQL Server 提供のストアド プロシージャのセット。システム カタログからの情報取得や管理タスクの実行などの操作に使用します。 |
システム データベース (system databases) |
システム情報を格納するために使用される、SQL Server のすべてのインスタンスに存在する 5 つのデータベースのセット。msdb データベースは、SQL Server エージェントにより、ジョブの情報、警告、およびバックアップの履歴情報を記録するために使用されます。model データベースは、すべてのユーザー データベースを作成するためのテンプレートとして使用されます。tempdb データベースは、1 つのステートメントや 1 回の接続の間だけ存在する一時的なオブジェクトを格納します。この種のオブジェクトには、作業テーブル、一時テーブル、ストアド プロシージャなどがあります。master データベースには、インスタンス レベルのすべてのメタデータが格納されるほか、他のすべてのデータベースの位置情報が記録されます。Resource データベースには、システム ストアド プロシージャやシステム テーブルなど、SQL Server に含まれるすべてのシステム オブジェクトが格納されます。 |
システム テーブル (system tables) |
SQL Server のシステム カタログを形成する組み込みテーブル。システム テーブルには、SQL Server のインスタンスのすべてのメタデータ (インスタンス内にあるデータベースとデータベース オブジェクトのすべての構成情報や定義) が格納されます。システム テーブルは直接変更しないでください。 |
システム関数 (system functions) |
SQL Server の値、オブジェクト、および設定に関する情報を操作し、その情報を返す、組み込み関数のセット。 |
自然階層 (natural hierarchy) |
レベル間で一対多のリレーションシップが定義されているユーザー定義の階層。 |
事前計算済みパーティション (precomputed partitions) |
マージ レプリケーションで、フィルタ選択されたパブリケーションに既定で使用されるパフォーマンス最適化機能。 |
子孫 (descendant) |
ディメンション階層内のメンバで、同じディメンション内の高レベルのメンバに関連付けられているメンバ。たとえば、年、四半期、月、日のレベルを含む時間ディメンションの場合、January は 1997 の子孫です。 |
実行可能ファイル (executable) |
Integration Services での、パッケージ、ForEach ループ、For ループ、シーケンス、またはタスク。 |
実行ツリー (execution tree) |
変換元から変換を経由した変換先までの、SQL Server Integration Services パッケージのデータ フロー内のデータのパス。データ フロー エンジンのスケジューラは、このツリーを使用して、データ フローの実行プランを構築します。 |
実体の整合性 (entity integrity) |
すべてのテーブルの各行を一意に識別できる状態。実体の整合性は、通常、PRIMARY KEY 制約、UNIQUE 制約、または UNIQUE インデックスによって強制されます。 |
自動フェールオーバー (automatic failover) |
プリンシパル サーバーがミラー サーバーとミラーリング監視サーバーの両方から切断された後にミラー サーバーによって開始されるフェールオーバー。ミラー データベースが既にプリンシパル データベースと同期されている場合、ミラー サーバーがプリンシパル サーバーの役割を引き継ぎ、ミラー データベースのコピーがプリンシパル データベースとしてオンラインになります。 |
自動復旧 (automatic recovery) |
SQL Server が再起動するたびに行われる復旧。自動復旧によって、データベースがシステム障害から保護されます。 |
集計 (aggregate) |
複数の値から成る 1 つの値。 |
集計 (aggregation) |
1. キューブの事前計算済みのデータを含むテーブルまたは構造。2. 全体を 1 つにまとめたオブジェクトのコレクション。集計は、オブジェクト間全体のリレーションシップの具体的または概念的な集合になります。 |
集計関数 (aggregate function) |
一連の行の 1 つの列に対して計算を実行し、1 つの値を返す関数。 |
集計クエリ (aggregate query) |
Sum や Avg などの集計関数を使用することで、複数行からの情報を集計するクエリ (SQL ステートメント)。 |
集計使用法 (aggregation usage) |
属性を集計の候補と見なすかどうかを判断する、キューブの属性プロパティ。 |
集計フィールド (calculated field) |
格納されたデータではなく、式の結果を表示するクエリ内で定義されたフィールド。 |
集計プレフィックス (aggregation prefix) |
パーティションの集計テーブルの一意名を作成するために、システム定義 ID と組み合わせた文字列。 |
修飾子 (qualifier) |
データ型の境界を示す際に使用される文字。たとえば、引用符はテキスト修飾子としてよく使用されます。SQL Server では、3 つの要素で構成される名前付け規則で、修飾子はデータベース名を表します。XML では、要素をその名前空間で修飾するプレフィックスです。 |
重大度レベル (severity level) |
SQL Server データベース エンジンによって生成されるエラーの相対的な重大度を示す数値。値の範囲は、情報 (1) から重大 (25) までです。 |
主キー (primary key) |
テーブル内のすべての行を一意に識別する 1 つの列または列の集合。主キーでは NULL 値を使用できません。 2 つの行の主キー値を同じにはできません。したがって、主キー値で常に 1 つの行が一意に識別されます。複数のキーがテーブル内の行を一意に識別している場合もあります。それぞれのキーは、候補キーと呼ばれます。テーブルの主キーとして選択できるのは 1 つの候補キーだけで、その他の候補キーは代替キーと呼ばれます。テーブルに主キーがなくてもかまいませんが、定義しておくことをお勧めします。正規化されたテーブルでは、各行のすべてのデータ値は完全に主キーに依存しています。たとえば、EmployeeID を主キーとする正規化された employee テーブルでは、すべての列に特定の従業員に関するデータが含まれます。このテーブルには列 DepartmentName はありません。部門名は部門 ID に依存し、従業員 ID には依存しないためです。 |
受信確認付き配信 (acknowledged delivery) |
通知が対象の受信者に配信されたかどうかに関する、システムまたは受信者のいずれかから SQL Server Notification Services への能動的な確認。 |
主テーブル (primary table) |
一対多のリレーションシップにある 2 つの関連するテーブルのうちの "一" に相当するテーブル。主テーブルには主キーがあり、各レコードは一意である必要があります。主テーブルの例としては、CustomerID 主キー フィールドによって一意に識別される顧客名のテーブルがあります。 |
手動フェールオーバー (manual failover) |
データベース管理者が開始するフェールオーバー。手動フェールオーバーが行われると、ミラー サーバーがプリンシパル サーバーの役割を引き継ぎ、ミラー サーバーのデータベースのコピーがプリンシパル データベースとしてオンラインになります。 |
主要業績評価指標 (KPI) |
ビジネスの成功度を判断するための測定値。KPI は一定期間中繰り返し評価されます。 |
準加法メジャー (semiadditive measure) |
キューブ内に 1 つ以上存在するが、すべてではないディメンションに沿って合計を算出できるメジャー。たとえば、inventory の quantity-on-hand メジャーは、geography ディメンションに沿って合計を算出し、すべての倉庫の在庫数量を求めることができますが、このメジャーは時間ディメンションでスナップショット上の数量を定期的に指定しているので、時間ディメンションに沿って合計を算出することはできません。 |
順序付けされたセット (ordered set) |
特定の順序で返されるメンバのセット。MDX (多次元式) クエリの ORDER 関数から、順序付けされたセットが返されます。 |
順序付けられた集合 (sequenced collection) |
順序付けられたリレーションシップ オブジェクトの結果のオブジェクトの集合。 |
順序付けられたリレーションシップ (sequenced relationship) |
結果のオブジェクトの集合内で結果のオブジェクトそれぞれの位置を明示的に指定する、リポジトリ内のリレーションシップ。 |
順方向専用カーソル (forward-only cursor) |
スクロールできないカーソル。最初の行から最後の行にかけて、行を順次読み取ることしかできません。 |
照合順序 (collation) |
データの比較、並べ替え、および表示の方法を決定する規則のセット。文字データは、ロケール、並べ替え順、および大文字と小文字を区別するかどうかなどの照合順序情報を使用して格納されます。 |
状態依存カーソル (sensitive cursor) |
カーソルが開いている間に、他のユーザーがカーソルの対象データに加えたデータの変更を反映するカーソル。状態依存カーソルは、他のユーザーが行った更新、削除、挿入を反映します。通常、DECLARE CURSOR ステートメントから INSENSITIVE キーワードを省略することにより、Transact-SQL バッチ、ストアド プロシージャ、トリガで使用されます。 |
情報モデル (information model) |
アプリケーション、プロセス、コンポーネント、またはソフトウェアの構造や動作を指定するために使用する、メタデータ構造を定義したオブジェクト指向スキーマ。 |
剰余 (modulo) |
2 つの整数を除算した余りを整数で提供する算術演算子。 |
初期スナップショット (initial snapshot) |
レプリケーションに必要なスキーマとデータ、制約、拡張プロパティ、インデックス、トリガ、システム テーブルが格納されているファイル。レプリケーションを実装すると、既定で、初期スナップショットがサブスクライバに転送されます。 |
初期同期 (initial synchronization) |
サブスクリプションの最初の同期。この同期では、レプリケーションに必要なシステム テーブルと他のオブジェクト、および各アーティクルのスキーマとデータが、サブスクライバにコピーされます。 |
ジョブ (job) |
SQL Server エージェントが順番に実行する、ステップと呼ばれる指定された一連の処理。 |
処理 (process) |
1. キューブでは、キューブにデータと集計を設定する操作を表します。2. データ マイニング モデルでは、データ マイニング モデルにデータ マイニング コンテンツを設定することを表します。 |
シリアル化可能 (serializable) |
最も高いトランザクション分離レベル。シリアル化可能なトランザクションでは、読み取りや変更を行うすべての行がロックされ、トランザクションが他のタスクから完全に分離されます。これによって、一連のシリアル化可能なトランザクションは、同じ順序で実行すると必ず同じ結果を生成することが保証されます。 |
自律性 (autonomy) |
あるサイトでデータの変更を実行する場合の、別のサイトからの独立性。 |
シングルユーザー モード (single-user mode) |
1 ユーザーだけがリソースにアクセスできる状態。SQL Server のインスタンスと各データベースを両方ともシングルユーザー モードにすることができます。 |
信頼関係接続 (trusted connection) |
Windows ネットワーク接続の一種で、そのネットワークで認証済みのユーザーしか開くことができない接続。ユーザーは Windows ログイン ID により識別されるので、SQL Server ログイン ID を別に入力する必要がありません。 |
数値式 (numeric expression) |
数値に評価される式。数値式は、変数、定数、関数、演算子の任意の組み合わせです。 |
スカラ (scalar) |
集計とは対照的な、単一値フィールド。 |
スカラ集計 (scalar aggregate) |
MIN()、MAX()、AVG() などの集計関数。集計関数のみを含む SELECT ステートメントの列リストに指定されます。列リストに集計関数しか含まれない場合、結果セットは WHERE 句の述語と一致するソース行から計算された集計値を示す 1 行のみになります。 |
スキーマ スナップショット (schema snapshot) |
レプリケーションでは、パブリッシュされたオブジェクトおよびレプリケーションに必要なオブジェクト (システム テーブル、トリガなど) のスキーマを含むスナップショット。ただし、ユーザー データは含まれません。 |
スキーマ行セット (schema rowset) |
特殊な OLE DB または Analysis Services の行セット。データベースまたは多次元キューブ内のオブジェクトのカタログ情報を報告します。たとえば、OLE DB スキーマ行セット DBSCHEMA_COLUMNS はテーブルの列を記述し、Analysis Services の MDSCHEMA_MEASURES スキーマ行セットはキューブのメジャーを記述します。 |
スクリプト (script) |
操作を実行するために使用する Transact-SQL ステートメントの集合。Transact SQL スクリプトはファイルに保存されます。通常、ファイルの拡張子は .sql です。 |
スクロール (scroll) |
順方向以外にもカーソルを移動する機能。カーソルを上下に移動できます。 |
スケーラブルな共有データベース (scalable shared database) |
クライアントが複数のサーバー インスタンス上で 1 つのデータベースに同時にアクセスできるようにする、SQL Server の構成。この構成では、データベースが格納されている読み取り専用ディスクが複数のサーバーにマウントされ、データベースは各サーバー上の SQL Server のインスタンスにアタッチされます。 |
スター スキーマ (star schema) |
データがスキーマの中心にある単一のファクト テーブルで管理されるリレーショナル データベース構造。追加のディメンション データはディメンション テーブルに格納されます。各ディメンション テーブルは、キー列でファクト テーブルに直接関連付けられ、通常は結合されます。スター スキーマはデータ ウェアハウスで使用されます。 |
スター型結合 (star join) |
1. 1 つのファクト テーブル (通常は大規模なファクト テーブル) と 2 つ以上のディメンション テーブルの間の結合。ファクト テーブルはディメンション キーで各ディメンション テーブルと結合されます。SQL Server は、特殊なインデックス操作ストラテジを考慮し、この種のクエリでのファクト テーブルへのアクセスを最小限に抑えます。 2. スター型結合クエリを行うスキーマとしては、何百万もの行から構成されるファクト テーブルの sales テーブル、数百の製品の説明から構成される product テーブル、および数十の店舗名から構成される store テーブルを結合する例が考えられます。この例では、product テーブルと store テーブルがディメンション テーブルです。たとえば、sales データベースには存在しない属性を基準にして、少数の店舗と一部の製品の販売データを選択するクエリは、スター型クエリによる最適化の良い例です。 |
スタンバイ サーバー (standby server) |
データベースのコピーを保持するサーバー インスタンス。データベースの元のコピーが使用できなくなると、このインスタンスがオンラインになります。 |
スタンバイ ファイル (standby file) |
復元操作の元に戻すフェーズで使用されるファイル。このファイルは、変更対象ページの "書き込み時コピー" イメージを事前に保持するために使用されます。スタンバイ ファイルを使用すると、UNDO パスを復元し、コミットされていないトランザクションを元に戻すことができます。SQL Server 2000 では、UNDO ファイルと呼ばれていました。 |
ステマ (stemmer) |
フルテキスト検索で、特定の言語について、その言語の規則に基づいて特定の語の変化形を生成すること。ステマは言語ごとに固有です。 |
ストアド プロシージャ (stored procedure) |
名前を付けて格納され、1 つの単位として処理される、プリコンパイルされた Transact-SQL ステートメントの集合体。SQL Server では、SQL Server の管理と、データベースやユーザーに関する情報の表示のためにストアド プロシージャが提供されます。SQL Server が用意しているストアド プロシージャは、システム ストアド プロシージャと呼ばれます。 |
ストライプ メディア セット (striped media set) |
複数のデバイスを使用するメディア セット。デバイスにはそれぞれのバックアップが分散されます。 |
スナップショット (snapshot) |
「レポート スナップショット (report snapshot)」を参照。 |
スナップショット エージェント (Snapshot Agent) |
パブリッシュされたテーブルのスキーマとデータを含むスナップショット ファイルを作成し、そのファイルをスナップショット フォルダに格納して、同期ジョブをパブリケーション データベースに挿入します。 |
スナップショット エージェント ユーティリティ (Snapshot Agent utility) |
スナップショット エージェントの構成と起動を行います。このユーティリティでは、パブリッシュされたテーブルやデータベース オブジェクトのスキーマやデータを含むスナップショット ファイルを作成します。 |
スナップショット レプリケーション (snapshot replication) |
スナップショット レプリケーションは、特定の瞬間のデータを正確にそのままの状態で配布します。データの更新は監視されません。同期が行われると、データ全体のスナップショットが生成され、サブスクライバに送信されます。 |
スナップショット共有 (snapshot share) |
レプリケーションで、スナップショット ファイルの保存に使用できる共有のこと。スナップショット ファイルにはパブリッシュされたテーブルのスキーマやデータが含まれます。 |
スノーフレーク スキーマ (snowflake schema) |
複数のテーブルで 1 つ以上のディメンションが定義されるように、スター スキーマを拡張したもの。スノーフレーク スキーマでは、プライマリ ディメンション テーブルだけがファクト テーブルに結合されます。その他のディメンション テーブルは、プライマリ ディメンション テーブルに結合されます。 |
スマート タグ (smart tag) |
スマート タグは、Visual Studio のデザイン時の生産性全体を高めるために、主要な構成をデザイン画面に直接公開します。 |
スマート タグ パネル (smart tag panel) |
コンポーネント構成をスマート タグ エントリのセットとして公開する、デザイナで管理される UI。 |
スマート タグのアンカー (smart tags anchor) |
Windows フォームのデザイン画面上でコンポーネントの右上端に表示されるボタン。アンカーをクリックすると、スマート タグ パネルが表示されます。 |
スライス (slice) |
1 つ以上のディメンションをディメンションのメンバに基づいて制限することで得られるキューブ内のデータのサブセット。たとえば、特定の年のファクトは複数年のデータのスライスになります。 |
スレッド (thread) |
マルチユーザー アプリケーションのロジックを、複数の独立した非同期の実行パスとして実行するための、オペレーティング システム コンポーネント。SQL Server リレーショナル データベース エンジンでは、複数のプロセッサを使用するために複数スレッドを実行します。また、スレッドを使用すると、ブロックされている接続がある場合 (たとえば、ディスクの読み取りや書き込み操作の完了を待機している場合) でも、一部のユーザー接続に対する作業の実行が保証される効果があります。 |
正規化規則 (normalization rules) |
データの冗長性を最小限に抑えたり、データベース エンジンとアプリケーション ソフトウェアでデータベースの整合性を確保しやすくするための、一連のデータベースのデザイン規則。 |
整合性制約 (integrity constraint) |
テーブルに定義されているプロパティで、無効なデータが作成されるようなデータ変更が実行されるのを防ぎます。 |
整数 (integer) |
データ型のカテゴリの 1 つ。bigint 型、int 型、smallint 型、tinyint 型があります。 |
静的カーソル (static cursor) |
カーソルを開いた時点とまったく同じ状態の結果セットを表示するカーソル。静的カーソルには、このカーソルが開いている間に、基となるデータに対して行われた更新、削除、挿入が反映されません。スナップショット カーソルと呼ばれることもあります。 |
静的な列フィルタ (static row filter) |
すべての種類のレプリケーションに使用できるフィルタで、サブスクライバにレプリケートするデータを WHERE 句に基づいて制限します。同じパーティションのデータはすべてのサブスクライバに配信されます。 |
制約 (constraint) |
特定の型の無効なデータ値がテーブル列に配置されないようにするために、テーブル列に割り当てられるプロパティ。たとえば、UNIQUE 制約または PRIMARY KEY 制約を適用すると、既存の値と重複する値を挿入できなくなります。また、CHECK 制約を適用すると、指定した条件に一致しない値を挿入できなくなります。さらに、NOT NULL 制約を適用すると、NULL 値を挿入できなくなります。 |
セーブポイント (savepoint) |
軽度のエラーが検出された場合に、アプリケーションがトランザクションの一部をロールバックするために使用されるマーカー。この機能とは別に、トランザクションが終了した場合には、アプリケーションはトランザクション全体をコミットまたはロールバックする必要があります。 |
セカンダリ サーバー (secondary server) |
ログ配布構成では、セカンダリ データベースが存在するサーバー インスタンスを指します。セカンダリ サーバーは、設定された間隔で、プライマリ データベースの最新のログ バックアップをコピーし、そのログをセカンダリ データベースに復元します。セカンダリ サーバーはウォーム スタンバイ サーバーです。 |
セカンダリ データベース (secondary database) |
ログ配布では、別のサーバー インスタンス (セカンダリ サーバー) 上で、NORECOVERY または STANDBY を使用して、データベース バックアップを復元して作成されたプライマリ データベースのコピーを指します。プライマリ データベースのログ バックアップは、設定された間隔でセカンダリ データベースに復元されます。 |
セキュリティ拡張機能 (security extension) |
Reporting Services のコンポーネント。ユーザーやグループがレポート サーバーに接続する場合に認証を行います。Reporting Services での既定のセキュリティ拡張機能は Windows 認証です。フォームによる認証をサポートしたり、サード パーティのシングル サインオン テクノロジと統合するカスタム拡張機能を作成できます。 |
セキュリティ識別子 (security identifier) |
セキュリティ システムにログオンするユーザーを識別する一意の値。SID で 1 人のユーザー、またはユーザー グループを識別できます。 |
セキュリティ保護可能なリソース (securable) |
セキュリティ記述子を保持できるオブジェクト。 |
セグメント化 (segmentation) |
データを分析して、類似した属性セットを共有する互いに排他的なレコードの集合を探す、データ マイニング技法。セグメント化のアルゴリズムでは、クラスタリングなどの教師なしの学習技法や、特定の予測フィールドに対する教師付きの学習技法を使用できます。 |
接続 (connection) |
SQL Server アプリケーションと SQL Server のインスタンスの間で確立される IPC (プロセス間通信) リンケージ。接続は、アプリケーションが SQL Server インスタンスとは別のコンピュータにある場合のネットワーク リンクです。アプリケーションと SQL Server インスタンスが同じコンピュータにある場合は、共有メモリなどのローカル IPC メカニズムによりこのリンケージが形成されます。アプリケーションでは、IPC リンケージを使用して、SQL Server に Transact-SQL ステートメントを送信したり、SQL Server から結果セット、エラー、およびメッセージを受信します。 |
接続マネージャ (connection manager) |
Integration Services で、データ ソースへのランタイム接続の論理表現を指します。 |
セット (set) |
同じ次元の組の順序付きコレクション。 |
セットアップ初期化ファイル (Setup initialization file) |
Windows の .ini ファイル形式のテキスト ファイル。このファイルにはインストール用の構成情報が格納されます。このファイルを使用すると、Setup プログラムの問い合わせにユーザーが応答しないで SQL Server をインストールできます。 |
セマンティック モデル定義言語 (Semantic Model Definition Language) |
レポート ビルダで作成されたレポートのレイアウトおよびクエリに関する情報を記述する命令セット。SMDL は、Reporting Services レポート ビルダ コンポーネント用に作成された XML 文法に準拠する XML 要素から構成されます。 |
セル (cell) |
キューブで、各ディメンションから 1 つのメンバが選択されているときに、各メンバの交差部分で指定される、値を含むプロパティのセット。 |
セルセット (cellset) |
ADO MD で、キューブまたはその他のセルセットから多次元クエリによって選択された、セルのコレクションを含むオブジェクト。 |
宣言参照整合性 (declarative referential integrity) |
テーブル間の適切なリレーションシップを設定する、テーブル定義の一部として指定される FOREIGN KEY 制約。この制約では、DELETE、INSERT、および UPDATE ステートメントによって主キー値または外部キー値が削除、追加、変更される場合に、適切な動作が行われることが保証されます。FOREIGN KEY 制約によって設定される DRI 動作には、テーブルのトリガで定義される参照整合性ロジックを追加することができます。 |
先行書き込みログ (write-ahead log) |
トランザクション ログを書き込む手法の 1 つ。常にログを書き込んでからデータを書き込みます。 |
先祖 (ancestor) |
ディメンション階層内の上位レベルのメンバのうち、現在のメンバの直系に当たるメンバ。 |
選択クエリ (Select query) |
1 つ以上のテーブルから行を返し、結果セットに挿入するクエリ。選択クエリには、返す列、選択する行、行を挿入する順序、情報をグループ化 (集約) する方法の指定を含めることができます。 |
選択リスト (select list) |
SELECT ステートメントで返される結果セットの列を定義するステートメントの句。選択リストは、列名、関数または定数などの式のコンマ区切りリストです。 |
相関サブクエリ (correlated subquery) |
外側のステートメントの列を参照するサブクエリ。内側のクエリは、外側のステートメントで選択された候補行ごとに実行されます。 |
送信キュー (send queue) |
データベース ミラーリングで、ミラー サーバーへの送信の待機中に、プリンシパル データベースのログ ディスクに蓄積されたプリンシパル データベースの未送信ログ。 |
送信先デバイス (Notification Services) (destination device (Notification Services)) |
通知が送信される配信場所 (ハードウェアまたはアプリケーション)。 |
増分更新 (incremental update) |
既存のキューブやディメンションに新しいメンバを追加する場合、またはパーティションに新しいデータを追加する場合の一連の操作。増分更新は、キューブまたはパーティションの 3 つの処理オプションの 1 つであり、ディメンションの 2 つの処理オプションの 1 つです。 |
ソース (source) |
ファイルやデータベースなどのデータ ストアからデータを抽出する、Integration Services のデータ フロー コンポーネント。 |
ソース オブジェクト (source object) |
特定の集合内のすべてのオブジェクトが、すべて同じ種類のリレーションシップによって結び付けられている 1 つのオブジェクト。対象となる集合では、ソース オブジェクトは対象となるオブジェクトです。基になる集合では、ソース オブジェクトは基になるオブジェクトです。 |
ソース キューブ (source cube) |
リンク キューブの基になるキューブ。 |
ソース データベース (source database) |
データ ウェアハウジングでの、データ ウェアハウスで使用するためのデータの抽出元データベース。 |
ソース パーティション (source partition) |
別のパーティションにマージされ、マージ処理の最後に自動的に削除される、Analysis Services のパーティション。 |
即時更新 (immediate updating) |
スナップショット レプリケーションおよびトランザクション レプリケーションで使用できるオプションの 1 つ。レプリケートしたデータをサブスクライバで変更できます。データの変更は、2PC (2 フェーズ コミット) プロトコルによってすぐにパブリッシャに反映されます。 |
即時更新サブスクリプション (immediate updating subscription) |
ユーザーがサブスクライバでデータを変更できるトランザクション パブリケーションへのサブスクリプション。データの変更は、2PC (2 フェーズ コミット) プロトコルによってすぐにパブリッシャに反映されます。 |
属性 (attribute) |
1. Analysis Services ディメンションでは、メジャーの 1 つの特性。2. Analysis Services マイニング モデルでは、ケースの 1 つの特性。3. レポート ビルダでは、モデル デザイナの Attribute オブジェクトで定義される、エンティティ内の 1 つのフィールド。 |
属性階層 (attribute hierarchy) |
属性メンバで構成される階層。この階層には、個別の属性メンバで構成されるリーフ レベル、属性階層が親子階層の場合を指す中間レベル、および属性階層のリーフ メンバを集計した値が格納されるオプションの (All) レベルがあります。リーフ レベルの各メンバをリーフ メンバ、(All) レベルのメンバを (All) メンバともいいます。 既定では、ディメンション属性ごとに属性階層が定義されます。属性階層は既定で表示されます。 |
属性リレーションシップ (attribute relationship) |
属性間の一対多のリレーションシップ。ディメンション属性 state と city の間のリレーションシップなどがこれに該当します。 |
ゾンビ (zombie) |
オーケストレーションで処理されなかったメッセージ。一時中断キューでも、その他のどの場所でも、再試行されません。 |
ダーティ ページ (dirty page) |
ディスクに書き込まれていない変更を含むバッファ ページ。 |
ダーティ リード (dirty read) |
コミットされていないデータを含む読み取り。たとえば、トランザクション 1 が行を変更するとします。トランザクション 1 がこの変更をコミットする前に、変更された行をトランザクション 2 が読み取るとします。この場合、トランザクション 1 が変更をロールバックすると、トランザクション 2 では、論理的には存在しない行が読み取られることになります。 |
待機時間 (latency) |
パブリッシャでの変更がサブスクライバに反映されるまでの時間のように、あるサーバーでデータ変更が完了して、その変更が他のサーバーに反映されるまでの経過時間。 |
ダイジェスト配信 (Notification Services) (digest delivery (Notification Services)) |
通知の送信方法。この方法では、複数の通知を 1 つのバッチ内にまとめて、その結果として作成されたメッセージをサブスクライバに送信します。 |
対称キー (symmetric key) |
対称暗号化アルゴリズムと共に、暗号化と暗号解読の両方に使用する 1 つのキー。 |
対象サーバー (target server) |
マスタ サーバーからジョブを受け取るサーバー。 |
対象パーティション (target partition) |
Analysis Services のパーティション。このパーティションに別のパーティションがマージされ、マージ後には両方のパーティションのデータが格納された状態になります。 |
対話型 SQL (interactive structured query language) |
SQL Server が提供する対話型のコマンド プロンプト ユーティリティ。これにより、ユーザーは Transact-SQL ステートメントやバッチをサーバーまたはワークステーションから実行し、その実行結果を表示できます。 |
ダウンロード専用アーティクル (download-only article) |
サーバー サブスクリプションを使用するパブリッシャまたはサブスクライバでしか更新できないマージ パブリケーション内のアーティクル。 |
多次元 OLAP (multidimensional OLAP) |
専用の多次元構造を使用して、パーティションのファクトと集計またはディメンションを格納するストレージ モード。パーティションのデータは、すべて多次元構造内に格納されます。 |
多次元構造 (multidimensional structure) |
ディメンションとメジャーをセル内に含むキューブとしてデータを処理するデータベース パラダイム。各セルは、キューブの構造内の位置を指定する座標のセットでアドレスが指定されます。 |
多次元式 (Multidimensional Expressions) |
多次元オブジェクトの定義および多次元データのクエリや操作に使用する構文。 |
タスク (tasks) |
1. Integration Services で、パッケージ内で不連続な種類の作業を実行する制御フローの要素。 2. Reporting Services で、ユーザーまたは管理者が実行できるアクション。タスクは事前に定義されています。 |
多対一のリレーションシップ (many-to-one relationship) |
あるテーブルの 1 つの行が別のテーブルの複数の行に関連付けられるような、2 つのテーブル間のリレーションシップ。 |
多対多のリレーションシップ (many-to-many relationship) |
各テーブルの行が、関連付けられたテーブルの複数の行と一致するような、2 つのテーブル間のリレーションシップ。多対多のリレーションシップを管理するには、交差テーブルとも呼ばれる第 3 のテーブルを使用し、他の 2 つの各テーブルの主キー列をこのテーブルに追加します。 |
段階的な部分復元 (piecemeal restore) |
データベースを段階的に復元する複合的な復元処理。各段階は、1 つの復元シーケンスに対応しています。最初の部分復元シーケンスでは、復旧モデルでサポートされるいずれかの時点にプライマリ ファイル グループのファイルが復元され、場合によっては他のファイルも復元されます。その後、データベースはオンラインになります。それ以降の復元シーケンスでは、残りのファイルがデータベースと一貫性のある時点に復元され、オンラインになります。 |
単語生成 (word generation) |
検索で指定された単語の別の形態を確定する処理。Microsoft Search サービスには、現在、活用形に対応した単語生成が実装されています。たとえば、swim という単語を指定すると、SQL Server は、swim の他に swam、swimming も検索します。 |
単語分割 (word-breaking) |
テキスト マイニングまたはフルテキスト検索で、単語の境界で文字列を区切る処理。単語の境界の定義は、自然言語によって大きく異なります。このことは自然言語の情報を取得する上で大きな問題になります。 |
単純復旧モデル (simple recovery model) |
データベース復旧のモードの 1 つ。この復旧モードでは、システムでの障害発生後またはデータ バックアップの復元後にデータベースの一貫性を確保できるように、すべてのトランザクションが最小限に記録されます。データベースは、最新のデータ バックアップの時点までしか復旧できません。個別のページの復元はサポートされません。 |
断片化 (fragmentation) |
データを変更するときに発生する、インデックス データの物理的な順序と論理的な順序の差異。クラスタ化インデックスを削除して再度作成することで、断片化を解消して先読みのパフォーマンスを向上させることができます。 |
チェックポイント (checkpoint) |
データベース エンジンがダーティ バッファ ページをディスクに書き込むイベント。各チェックポイントでは、前回のチェックポイントでダーティだった、ディスクにまだ書き込まれていないページがすべてディスクに書き込まれます。チェックポイントは、データ変更によって生成されたログ レコードの数に基づいて定期的に発生させることも、システムのシャットダウンやユーザーによって要求された場合に発生させることもできます。 |
遅延トランザクション (deferred transaction) |
復旧のロールフォワード フェーズ完了時にコミットされていないトランザクション。データベースの起動中には、ロールバックに必要なデータがオフラインになっているので、このトランザクションをロールバックすることはできません。このデータは、ページまたはファイルのいずれかに存在できます。 |
チャート データ領域 (chart data region) |
データをグラフィック形式で表示する、レポート レイアウト上のレポート アイテム。 |
注釈プロパティ (annotational property) |
IAnnotationalProps インターフェイスを公開する任意のリポジトリ オブジェクトに付加できる文字列データとして Meta Data Services によって管理されるプロパティ。 |
直接応答モード (direct response mode) |
SQL Server 統計情報が SQL Server 統計情報の表示とは別に収集される既定のモード。データは SQL Server パフォーマンス モニタですぐに使用できます。ただし、表示される統計情報は、その統計情報が取得された時点よりも 1 期間前のものです。 |
直接接続 (direct connect) |
バックエンド データベースに接続された状態。データベース ダイアグラムまたは選択したアイテムをデータベースに保存するときに、データベース ダイアグラムに対するすべて変更がデータベースに自動的に反映されます。 |
ツール (tool) |
一般的なタスクの実行に使用するグラフィカル ユーザー インターフェイスを備えた SQL Server のアプリケーション。 |
定期的なサブスクリプション ルール (subscription scheduled rule) |
定期的なサブスクリプションに関する情報を処理する 1 つ以上の Transact-SQL ステートメント。このルールには、通知生成ルールや記録更新ルールを含めることができます。この種類のルールは、定期的なサブスクリプションが処理されるたびに実行されます。 |
定期バックアップ (scheduled backup) |
ジョブとして定義され、スケジュールに組み込まれている場合に、SQL Server エージェントによって実行される自動バックアップ。 |
提供 (provision) |
インストール、指定、付与、または提供すること。たとえば、"サーバーに証明書を提供する必要があります" や "SQL Server ログインに CREATE DATABASE 権限を付与する必要があります" のように表現できます。 |
定数 (constant) |
特定のデータ値を表す記号のグループ。定数の形式は、その定数が表す値のデータ型によって異なります。たとえば、'abc' は文字列定数、123 は整数定数、'December 16, 1999' は日時定数、0x02FA はバイナリ定数です。 |
ディストリビューション データベース (distribution database) |
あらゆる種類のレプリケーションのメタデータと履歴データ、およびトランザクション レプリケーションのトランザクションを格納するディストリビュータのデータベース。 |
ディストリビューション保有期間 (distribution retention period) |
トランザクション レプリケーションでの、トランザクションがディストリビューション データベースに保持されている期間。トランザクション保有期間とも呼ばれます。 |
ディストリビュータ (Distributor) |
1 つ以上のパブリッシャに関連付けられているレプリケーション固有のデータの格納領域として機能するデータベース インスタンス。各パブリッシャは、ディストリビュータの 1 つのデータベース (ディストリビューション データベース) に関連付けられます。 |
ディストリビュータ (Notification Services) (Distributor (Notification Services)) |
通知の書式設定を行い、外部配信サービスにその通知を送信する、Notification Services のコンポーネント。 |
低密度 (sparsity) |
多次元構造のセルのうち、データを格納していないセルの相対比率。Analysis Services は、データを格納しているセルだけを保存します。構造の設計が同一である場合、低密度キューブは高密度キューブよりも記憶領域が少なくて済みます。 |
ディメンション (dimension) |
キューブの構造上の属性で、ファクト テーブル内のデータについて記述したカテゴリ (レベル) を階層化したもの。一般に、各カテゴリには類似性のある一連のメンバが記述され、ユーザーはこれらのメンバに基づいて分析を行います。たとえば、Geography ディメンションの場合、Country、Region、State または Province、City などのレベルが考えられます。 |
ディメンション テーブル (dimension table) |
データ ウェアハウスに格納されているテーブル。テーブルのエントリには、ファクト テーブル内のデータが記述されます。ディメンション テーブルには、ディメンションの作成元のデータが含まれています。 |
ディメンションの種類 (dimension type) |
ディメンションに含まれている情報の種類 (時刻情報など) のことです。この情報により、サーバー アプリケーションおよびクライアント アプリケーションで特定の処理が可能になります。 |
データ ウェアハウス (data warehouse) |
クエリと分析専用に構造化されたデータベース。データ ウェアハウスには、一般に、企業の業務履歴を表すデータが格納されます。 |
データ エクスプロージョン (data explosion) |
集計されたデータを保存したために、キューブなどの多次元構造のサイズが指数関数的に大きくなること。 |
データ スクラビング (data scrubbing) |
複数の OLTP (オンライン トランザクション処理) システムから取得したデータを使用してデータ ウェアハウスを構築する処理の一部。この処理により、スペルミス、2 つのシステム間のスペル規則の競合、および競合データ (同じ部品に 2 つの部品番号がある場合など) のエラーに対処する必要があります。 |
データ ソース (data source) |
1. ADO と OLE DB では、OLE DB プロバイダによって公開されるデータのソースの場所。 2. キューブやディメンションなどのオブジェクトのデータのソース。または、ソース データへのアクセスに必要な情報の指定です。ClassType clsDataSource のオブジェクトを指す場合もあります。 3. Reporting Services では、指定されたデータ ソースの種類、接続文字列、および資格情報。これらは、レポート サーバーに個別に保存して複数のレポート プロジェクト間で共有することも、レポート定義 (.rdl) ファイルに埋め込むこともできます。 |
データ ソース ビュー (data source view) |
選択したデータベース オブジェクトの集まりを名前付きで保存し、参照可能にしたもの。データ ソース ビューは、複数のプロジェクトでデータ ソースとして使用できます。 |
データ ソース名 (data source name) |
ODBC データ ソースに割り当てられている名前。アプリケーションは、システム ODBC データ ソースへの接続を要求する場合に DSN を使用できます。DSN では、コンピュータ名と、必要に応じて DSN によってマップされたデータベースを指定します。 |
データ ドリブン サブスクリプション (data-driven subscription) |
実行時にクエリを使用して外部データ ソースからサブスクリプション データを取得する、Reporting Services 内のサブスクリプション。 |
データ バックアップ (data backup) |
1 つ以上のデータ ファイルの完全なイメージが含まれるバックアップ。 |
データ ファイル (data file) |
一括インポート操作および一括エクスポート操作では、一括エクスポート操作からデータを取得するファイルや、一括インポート操作にデータを提供するファイルを指します。SQL Server データベースでは、データベースに格納されたデータを保持するファイル。すべての SQL Server データベースには、少なくとも 1 つのプライマリ データ ファイルがあります。また、プライマリ データ ファイルに収まらないデータを保持するために、必要に応じて複数のセカンダリ データ ファイルを用意することもできます。 |
データ フロー (data flow) |
データの抽出、変換、および読み込みを行う、Integration Services パッケージ内の順序付けられたワークフロー。 |
データ ブロック (data block) |
1. text 型、ntext 型、および image 型のデータでは、アプリケーションと SQL Server のインスタンスの間で一度に転送されるデータの単位を指します。この用語は、これらのデータ型のストレージ単位を指す場合もあります。 2. テープ バックアップ ファイルでは、物理 I/O の単位を指します。 |
データ ポンプ (data pump) |
異種データ ストア間でデータをインポート、エクスポート、および変換するために、SQL Server 2000 の DTS (データ変換サービス) で使用されるコンポーネント。SQL Server 2005 では、このコンポーネントの代わりにデータ フロー タスクとデータ フロー コンポーネントが使用されます。 |
データ マート (data mart) |
データ ウェアハウスのコンテンツのサブセット。データ マートは、部門レベルのデータや特定の業務に関するデータを格納するのに適しています。 |
データ メンバ (data member) |
親子階層の親メンバに関連付けられた子メンバ。データ メンバには、親メンバの子の集計値ではなく、親メンバで使用するデータ値が格納されます。 |
データ型 (data type) |
列、パラメータ、または変数に格納できる情報の種類を指定する属性。SQL Server では、システム提供のデータ型を使用できます。別名データ型を作成することもできます。 |
データ辞書 (data dictionary) |
カタログに格納される、権限などのデータベース構造や関連情報の定義を含むシステム テーブルのセット。 |
データ辞書ビュー (data dictionary view) |
システム テーブルの 1 つ。 |
データ処理拡張機能 (data processing extension) |
Reporting Services のコンポーネント。外部データ ソースからレポート データを取得する際に使用します。データ処理拡張機能には、レポート デザイナでのデータ操作が容易になる、専用のクエリ デザイナを含めることができます。既定のデータ処理拡張機能の例として、Microsoft SQL Server、Analysis Services、Oracle、および SAP NetWeaver Business Intelligence が挙げられます。 |
データ整合性 (data integrity) |
データベースに格納されているすべてのデータ値が正しい状態。データベースに不適切なデータ値が格納された場合は、そのデータベースのデータ整合性が失われることになります。 |
データ接続 (data connection) |
特定のデータベースへのアクセスに必要な情報の集まり。これには、データ ソース名とログオン情報が含まれます。データ接続はプロジェクトに格納され、ユーザーがデータベースへのアクセスが必要な操作を実行するとアクティブになります。たとえば、SQL Server データベースのデータ接続は、データベース名、データベースが存在するサーバーの場所、そのサーバーへのアクセスに使用するネットワーク情報、およびユーザー ID とパスワードから構成されます。 |
データセット (dataset) |
1. OLE DB for OLAP では、MDX (多次元式) SELECT ステートメントの実行結果である多次元データのセットを指します。 2. Reporting Services では、レポート定義 (.rdl) ファイルの一部としてデータ ソース定義、クエリ定義と省略可能なパラメータ値、集計フィールド、およびフィルタや照合順序の情報を含む、名前付きの仕様を指します。.rdl ファイルには、複数のデータセットを含めることができます。 |
データ操作言語 (data manipulation language) |
データの取得と操作に使用する SQL ステートメントのサブセット。一般的な DML ステートメントは、SELECT、INSERT、UPDATE、または DELETE で始まります。 |
データ定義 (data definition) |
データベース内の属性、プロパティ、およびオブジェクトを指定します。 |
データ定義クエリ (data-definition query) |
DDL (データ定義言語) ステートメントから構成される SQL クエリ。データ定義クエリのステートメントを使用して、データベース内のテーブル、インデックス、ビューなどのオブジェクトを作成、変更できます。また、Microsoft Access からデータベース オブジェクトを移行することもできます。 |
データ定義言語 (data definition language) |
データベースおよびそのオブジェクトのすべての属性とプロパティを定義する SQL ステートメントのサブセット。一般的な DDL ステートメントは、CREATE、ALTER、または DROP で始まります。 |
データベース (database) |
情報、テーブル、およびその他のオブジェクトの集まり。データベースは、データの検索、並べ替え、再構成などの特定の目的を実行するために編成され、提供されます。データベースはファイルに格納されます。 |
データベース オブジェクト (database object) |
データベース内にあるテーブル、インデックス、トリガ、ビュー、キー、制約、デフォルト、ルール、ユーザー定義データ型、ストアド プロシージャなどのデータベース コンポーネント。また、データベース自体を指すこともあります。 |
データベース カタログ (database catalog) |
データベース内の全オブジェクトの定義とデータベースの定義を格納するデータベースの一部。 |
データベース スキーマ (database schema) |
データベースのテーブル、フィールド、データ型、主キー、および外部キーの名前。データベース構造とも呼ばれます。 |
データベース スクリプト (database script) |
データベース オブジェクトを作成するために使われるステートメントの集まり。Transact SQL スクリプトはファイルに保存されます。通常、ファイルの拡張子は .sql です。 |
データベース スナップショット (database snapshot) |
スナップショット作成時の状態を示す、データベースの読み取り専用の静的なビュー。 |
データベース ダイアグラム (database diagram) |
データベース内のオブジェクトを図で表したもの。データベース ダイアグラムは、データベース構造の全体または一部を図で表したものです。その中には、テーブル、テーブルに含まれる列、およびテーブル間のリレーションシップに対応するオブジェクトが含まれます。 |
データベース バックアップ (database backup) |
データベース内のすべてのデータ ファイルのバックアップ。データベースの完全バックアップには、すべてのファイル内のすべてのデータが含まれます。 |
データベース ファイル (database file) |
データベースを構成する物理ファイルの 1 つ。 |
データベース プロジェクト (database project) |
1 つ以上のデータ接続の集まり。データベースとそのデータベースへのアクセスに必要な情報です。データベース プロジェクトを作成する場合、ODBC 経由で 1 つ以上のデータベースに接続し、視覚的なユーザー インターフェイスを使用してデータベースのコンポーネントを表示しながら、任意の ODBC 準拠データベースに対してデータベース デザイナを使用してデータベースを設計および作成し、クエリ デザイナを使用して SQL ステートメントを作成できます。 |
データベース ミラーリング (database mirroring) |
読み取りおよび書き込みが可能なデータベース (プリンシパル データベース) への更新内容をすべて、そのデータベースの読み取り専用のミラー (ミラー データベース) に即時に複製する処理。ミラー データベースは、データベース エンジンの別のインスタンス (ミラー サーバー) 上にあります。 |
データベース ミラーリング パートナー (database mirroring partners) |
ミラー化されたデータベースに関する役割交代用のパートナーとして動作する、2 つのサーバー インスタンス。 |
データベース ロール (database role) |
Analysis Services データベースへのアクセス権を持つユーザーとグループの集まり。データベース内の複数のキューブにデータベース ロールを割り当て、そのロールのユーザーにキューブへのアクセス権を許可することができます。 |
データベース言語 (database language) |
リレーショナル データベース システムのデータへのアクセス、データのクエリ、更新、および管理を行うために使用する言語。SQL は広く使われているデータベース言語です。Microsoft SQL Server に実装されている SQL は、Transact-SQL と呼ばれています。 |
データベース所有者 (database owner) |
データベースのデータベース管理者ロールのメンバ。データベースの所有者は 1 人だけです。所有者はそのデータベースに関するすべての権限を持ち、他のユーザーに提供するアクセス権と機能を決定します。 |
データベース全体の復元 (complete database restore) |
データベースの完全バックアップ後に実行された、データベースの完全バックアップ、データベースの最新差分バックアップ (存在する場合)、およびログ バックアップ (存在する場合) の復元。 |
データベースの部分復元 (partial database restore) |
プライマリ ファイル グループと 1 つ以上のセカンダリ ファイル グループで構成されるデータベースの一部分だけの復元。最初、他のファイル グループはオフライン状態ですが、後から復元できます。 |
データ変更 (data modification) |
INSERT、DELETE、UPDATE などの Transact-SQL ステートメントを使用して、データベースに情報を追加、削除、または変更する操作。 |
データリーダー (datareader) |
ADO.NET クエリから返されるデータ ストリーム。クライアントは、DataReader オブジェクトを使用して、読み取り専用で順方向専用のデータのストリームを受け取ることができます。 |
データ領域 (data region) |
基となるデータセットから繰り返されるデータ行をテーブル、マトリックス、一覧、またはグラフに表示するレポート アイテム。 |
テープ バックアップ (tape backup) |
Windows XP や Windows Server 2003 でサポートされている任意のテープ デバイスに書き込む SQL Server バックアップ操作。テープ デバイスは、SQL Server のインスタンスを実行しているコンピュータに物理的に取り付ける必要があります。 |
テーブル (table) |
1. 行と列で構成される 2 次元のオブジェクト。リレーショナル データベースとしてモデル化されたエンティティに関するデータを格納するために使用されます。2. データを列形式で表示する、レポート レイアウト上のデータ領域。 |
テーブル スキャン (table scan) |
データ取得操作の 1 つ。データベース エンジンは、クエリを満たす行を探すために、テーブル内のすべてのページを読み取る必要があります。 |
テーブル データ領域 (table data region) |
データを列形式で表示する、レポート レイアウト上のレポート アイテム。 |
テーブル ロック (table lock) |
すべてのデータとインデックスを含むテーブルのロック。 |
テーブル作成クエリ (Make Table query) |
新しいテーブルを作成し、既存のテーブルから行をコピーすることにより、作成したテーブルに行を作成するクエリ (SQL ステートメント)。 |
テーブルレベル制約 (table-level constraint) |
テーブルが定義または変更されるときに、さまざまな形式のデータ整合性が、特定の列に定義される (列レベル制約) か、または列の組み合わせに定義される (テーブルレベル制約) かを決める制約。制約は、ドメイン整合性、実体の整合性、参照整合性、ユーザー定義の整合性をサポートします。 |
デシジョン ツリー (decision tree) |
特定のデータ マイニング技法で作成される、ツリー型のデータのモデル。デシジョン ツリーは予測に使用できます。 |
デスティネーション (destination) |
Integration Services のデータ フロー コンポーネント。このコンポーネントはデータ フローからのデータをデータ ソースに書き込むか、またはメモリ内データセットを作成します。 |
デッドロック (deadlock) |
それぞれがデータの一部をロックしている 2 人のユーザーが、相手がロックしている部分をロックしようとしたときに生じる状況。いずれかのユーザーの処理が終了しない限り、互いに相手のロックが解除されるのを待ち続けます。SQL Server は、デッドロックを検出すると、いずれかのユーザーのプロセスを強制終了します。 |
デバイスの種類 (device type) |
特定のアプリケーションでサポートするデバイスの種類を指定する、開発者が定義した一覧にある値。デバイスの種類はそれぞれ、1 つの配信チャネルに対応しています。 |
デバイス名 (device name) |
特定のデバイスのユーザー定義の名前。特定のサブスクライバ デバイスを特定する際にサブスクライバ ID と組み合わせて使用します。デバイス名は、通知関数に入力パラメータとして指定する必要があります。 |
デフォルト (default) |
ユーザーが値を指定しない場合に、システムから自動的に割り当てられるデータ値、オプション設定、照合順序、または名前。特定のイベント時に、ユーザーが動作の実行を指定しないと自動的に行われる動作のことも指します。 |
同期 (synchronization) |
1. レプリケーションで、初期スナップショットがサブスクライバで適用された後に、パブリッシャとサブスクライバの間でデータとスキーマの変更を反映する処理のこと。2. データベース ミラーリングで、ミラーリング セッションが開始または再開するときに、プリンシパル サーバーに蓄積されたプリンシパル データベースのログ レコードがミラー サーバーに送信される処理のこと。この処理では、遅延を解消するために、送信されたログ レコードをできるだけ短時間でディスクに書き込みます。 |
同期の最適化 (optimize synchronization) |
マージ レプリケーションのオプション。このオプションを使用すると、最新の変更により、サブスクライバにパブリッシュされるパーティションに対する行の出し入れが行われたかどうかを判断するときに、ネットワーク トラフィックを最小限に抑えることができます。 |
統計の更新 (update statistics) |
指定したインデックス内のキー値の分布について情報を再計算する処理。クエリ オプティマイザは、更新された統計値を使用して、クエリを実行するための最も効率の高い方法を選択します。 |
等結合 (equijoin) |
結合される列の値を比較し、等しいものを選択する結合。すべての列が結果に含まれます。 |
同時実行 (concurrency) |
複数のユーザーが共有データに同時にアクセスや変更を行うことができるようにする処理。SQL Server ではロックを使用して、複数のユーザーが互いに競合することなく共有データに同時にアクセスや変更を行うことができます。 |
同種データ (homogeneous data) |
同一のソフトウェアですべてが管理されている複数のデータ ソースから取得したデータ。すべてのデータを SQL Server インスタンスから取得する SQL Server 分散クエリは同種です。 |
動的 SQL ステートメント (dynamic SQL statement) |
Embedded SQL for C で、実行時に作成され、実行される SQL ステートメント。 |
動的カーソル (dynamic cursor) |
カーソルが開いている間に、カーソルの対象データに加えられたデータ変更を反映できるカーソル。動的カーソルでは、ユーザーが行った更新、削除、および挿入が反映されます。 |
動的管理関数 (dynamic management function) |
SQL Server の値、オブジェクト、および設定に関するサーバーの状態情報を返す、組み込み関数のセット。これらのビューは、サーバー インスタンスの状態の監視、問題の診断、パフォーマンスのチューニングに使用できます。 |
動的管理ビュー (dynamic management view) |
SQL Server の値、オブジェクト、および設定に関するサーバーの状態情報を返す、組み込みビューのセット。これらのビューは、サーバー インスタンスの状態の監視、問題の診断、パフォーマンスのチューニングに使用できます。 |
動的スナップショット (dynamic snapshot) |
「パーティション スナップショット (partitioned snapshot)」を参照。 |
動的フィルタ (dynamic filter) |
「パラメータ化された行フィルタ (parameterized row filter)」を参照。 |
動的復旧 (dynamic recovery) |
RDBMS (リレーショナル データベース管理システム) 内でソフトウェア障害が発生したことや、データの整合性が失われたことを検出し、修正を試みる処理。 |
動的ロック (dynamic locking) |
任意の時点で最もコスト効果の高いロックを判断するために SQL Server で使用される処理。 |
登録 (Notification Services) (register (Notification Services)) |
Notification Services インスタンスの一部としてコンピュータを構成すること。NSControl Register を実行すると、NS$instance_name サービスの作成、そのサービスに対するセキュリティの構成、インスタンス用パフォーマンス カウンタの作成が行われます。 |
トークン (token) |
フルテキスト検索では、単語の切れ目によって識別される単語または文字列。 |
トークン化 (tokenization) |
テキスト マイニングまたはフルテキスト検索で、語境界、形態素、語幹などを基準とし、文字列中の意味を持つ単位を識別する処理のこと。これにより、関連したトークンをグループ化できます。たとえば、San Francisco は 2 語ですが、1 つのトークンとして扱うことができます。 |
特性 (trait) |
実体を表す属性。 |
特性句法 (trait phrasing) |
小さなエンティティで大きなエンティティを表す、リレーションシップの表現方法。 |
匿名サブスクリプション (anonymous subscription) |
プル サブスクリプションの 1 つ。サブスクリプションおよびサブスクライバに関する詳細情報が格納されません。 |
独立イベント プロバイダ (Notification Services) (independent event provider (Notification Services)) |
Notification Services の処理環境以外で実行されるイベント プロバイダ。1 つ以上のイベント ソースからイベント データを収集し、そのイベントをアプリケーション データベース内のイベント テーブルに送信します。 |
ドメイン (domain) |
1. Windows セキュリティでは、表示と管理のためにグループ化された、共通のセキュリティ データベースを共有するコンピュータの集まり。2. リレーショナル データベースでは、列で使用できる有効な値のセット。 |
ドメインの整合性 (domain integrity) |
エントリが、特定の列のエントリとして妥当であることを保証する整合性メカニズム。CHECK 制約などのメカニズムでは、データ型、形式、または許可される値の範囲によって、使用できるデータ値を制限できます。 |
トランザクション (transaction) |
データベース操作を組み合わせて 1 つの論理的な作業単位としたグループ。このグループは、完全にコミットされるか、ロールバックされます。トランザクションは、原子性、一貫性、分離性、持続性を備えています。 |
トランザクション レプリケーション (transactional replication) |
通常、パブリケーション データベースのオブジェクトとデータのスナップショットを使用して開始される、レプリケーションの一種。データの初期スナップショットが取得された直後から、その後パブリッシャで行われたデータやスキーマの変更が、変更が行われた時点で、ほぼリアルタイムにサブスクライバに反映されます。データの変更は、同じトランザクションの範囲内で、パブリッシャで行われたのと同じ順序で、サブスクライバに適用されます。そのため、パブリケーション内でのトランザクションの一貫性が保証されます。 |
トランザクション ロールバック (transaction rollback) |
ユーザー指定のトランザクションが、トランザクション内の直前のセーブポイントまたはトランザクションの先頭までロールバックされること。 |
トランザクション ログ (transaction log) |
データベースへのすべての変更が記録されるデータベース ファイル。SQL Server は復旧時にトランザクション ログを使用します。 |
トランザクション処理 (transaction processing) |
トランザクションと呼ばれる、組織にとって重要なビジネス活動 (売上、注文、金銭の移動など) を効率的に記録するために使用するデータ処理。通常、OLTP (オンライン トランザクション処理) システムでは、比較的小規模なトランザクションが多数実行されます。 |
トランザクションの保有期間 (transaction retention period) |
「ディストリビューション保有期間 (distribution retention period)」を参照。 |
トリガ (trigger) |
DML (データ操作言語) イベントまたは DDL (データ定義言語) イベントに応答して実行されるストアド プロシージャ。 |
ドリル ダウン/ドリル アップ (drill down/drill up) |
最も集約されたレベル (最上位レベル) から最も詳細なレベル (最下位レベル) までの範囲内でデータのレベル間を移動するための技法。たとえば、年別の売上データの詳細を表示しているときに、ドリル ダウンして四半期別の売上データを表示したり、さらにドリル ダウンして月別の売上データを表示することができます。 |
ドリルスルー (drill through) |
1. Analysis Services で、キューブ セルのデータの集約元である詳細データを取得すること。2. Reporting Services で、メイン ドリルスルー レポートのハイパーリンクをクリックして関連レポートを表示すること。 |
ドリルスルー レポート (drillthrough report) |
[ドリル ダウンを有効にする] チェック ボックスがオンになっているレポート。ドリル スルー レポートには、関連レポートへのハイパーリンクが含まれています。 |
トレーサ トークン (tracer token) |
トランザクション レプリケーションで、待機時間を計測し、パブリッシャ、ディストリビュータ、サブスクライバの間の接続を検証する便利な方法を提供する機能。トークンは、パブリケーション データベースのトランザクション ログに書き込まれ、通常のレプリケートされたトランザクションと同様のマークが付き、システムから送信されます。 |
トレース ファイル (trace file) |
SQL Server Profiler で、パフォーマンスとイベントの記録に使用するファイル。 |
トレーニング データセット (training data set) |
データ マイニング モデルをトレーニングするために使用される既知のデータと予測可能データのセット。 |
内部結合 (inner join) |
テーブル間で共有されている列の値を比較して、複数のソース テーブルから行を取得する操作。内部結合では、もう一方のソース テーブル内の行と一致しない行は選択されません。 |
内部識別子 (internal identifier) |
リポジトリ内のオブジェクト識別子のコンパクトな形式。内部識別子は、1 つのリポジトリ内のみで一意であることが保証されます。 |
名前付きインスタンス (named instance) |
他の名前付きインスタンスや同一コンピュータ上の既定のインスタンスと区別するために、名前を付けた SQL Server のインスタンス。名前付きインスタンスは、コンピュータ名とインスタンス名で識別されます。 |
名前付きセット (named set) |
多次元式 (MDX) のクエリなどで再利用するために作成されるディメンション メンバのセットまたはセット式。 |
名前付きパイプ (named pipe) |
SQL Server が、クライアントとサーバー間の通信を提供するために使用する IPC (プロセス間通信) メカニズム。名前付きパイプでは、共有ネットワーク リソースへのアクセスが許可されます。 |
名前付けリレーションシップ (naming relationship) |
リレーションシップの相手オブジェクトを名前で識別する名前付け規則。 |
名前列 (name column) |
ユーザーに表示される属性メンバの名前を指定する属性のプロパティ。 |
生ファイル (raw file) |
Integration Services での、すばやくデータをファイルに読み書きするためのネイティブな形式。 |
並べ替え順 (sort order) |
照合順序の規則のセット。比較操作での文字の評価方法や、文字を並べ替える順序を定義しています。 |
ニックネーム (nickname) |
マージ レプリケーション システム テーブルで使用する場合、更新済みデータの特定の生成結果を既に保持している他のサブスクライバの名前。変更を既に認識しているサブスクライバに更新が送信されるのを防ぐために使用します。 |
入力セット (input set) |
演算用に MDX (多次元式) の値式に指定されるデータのセット。 |
入力ソース (input source) |
クエリの情報ソースとして使用される、任意のテーブル、ビュー、またはスキーマ ダイアグラム。 |
入力メンバ (input member) |
値が他のデータから計算されるのではなく、データ ソースから直接読み込まれるメンバ。 |
ニラディック関数 (niladic functions) |
入力パラメータのない関数。SQL Server のニラディック関数のほとんどは、システム情報を返すための関数です。 |
ネイティブ形式 (native format) |
SQL Server が SQL Server データベースにデータを格納するために使用するのと同じ内部データ構造でデータを格納する一括コピー データ ファイル。ネイティブ モード ファイルの一括コピーは、SQL Server と一括コピー データ ファイル間でデータを転送するときにデータ変換が不要なので、高速に処理できます。 |
ノイズ ワード (noise word) |
"a"、"and"、"the" など、フルテキスト クエリ検索の対象にならない単語。 |
パーティション (partition) |
1. レプリケーションでは、静的な行フィルタまたはパラメータ化された行フィルタで作成される、パブリッシュされたテーブルからの行のサブセット。 2. Analysis Services では、キューブのデータと集計のストレージ コンテナの 1 つ。どのキューブにも 1 つ以上のパーティションが含まれます。複数パーティションを含むキューブでは、各パーティションは異なる物理位置に個別に格納できます。各パーティションは、異なるデータ ソースを基に作成できます。ユーザーからはパーティションが参照できないので、キューブは単一のオブジェクトのように見えます。 3. データベース エンジンでは、パーティション テーブルまたはパーティション インデックスの 1 単位。 |
パーティション スナップショット (partitioned snapshot) |
マージ レプリケーションで、1 つのパーティションのデータのみを含むスナップショット。パーティション スナップショットは、パラメータ化されたフィルタを含むパブリケーションに対するサブスクリプションを初期化するために使用されます。以前のバージョンの SQL Server では動的スナップショットと呼ばれていました。 |
パーティション テーブル (partitioned table) |
パーティション構成に基づいて構築されたテーブル。このテーブルのデータは行方向に分割され、データベース内の複数のファイル グループに分散することができます。 |
パーティション関数 (partition function) |
パーティション分割列と呼ばれる特定の列の値に基づいて、パーティション テーブルまたはパーティション インデックスの行を一連のパーティションに分散させる方法を定義する関数。 |
パーティション構成 (partition scheme) |
パーティション関数のパーティションを一連のファイル グループにマップするデータベース オブジェクト。 |
パーティション分割 (partitioning) |
1 つのテーブルを複数の小さなテーブルに置き換える処理。それぞれの小さなテーブルの形式は元のテーブルの形式と同じですが、データのサブセットが含まれます。各パーティション テーブルには、特定のキー範囲など、データの一部の特性に基づいて行が割り当てられます。行を割り当てるテーブルを定義する規則は明確にする必要があります。たとえば、1 つのテーブルを 2 つのテーブルにパーティション分割するとします。指定した値より主キー値が小さいすべての行が一方のテーブルに割り当てられ、キーが指定した値以上であるすべての行が他方のテーブルに割り当てられます。パーティション分割により、アプリケーションの処理速度を向上させたり、複数のサイトでのレプリケーションの更新で競合が発生する可能性を減少させることができます。ビューを作成すると、パーティション テーブルの有用性を向上させることができます。すべてのパーティション テーブルの選択操作を結合して作成したビューでは、すべてのデータが 1 つのテーブルに存在するようにデータが表示されます。 |
パーティション分割列 (partitioning column) |
パーティション関数が、テーブルまたはインデックスをパーティション分割するために使用するテーブルまたはインデックスの列。 |
パートナー (partner) |
データベース ミラーリングで、プリンシパル サーバーやミラー サーバーのことを指します。 |
配信拡張機能 (delivery extension) |
特定のデバイスや対象の場所にレポートを配布するために使用される Reporting Services のコンポーネント。実際に使用される (または使用の可能性がある) 配信拡張機能の例には、電子メール配信、共有フォルダ配信、プリンタ配信、および文書管理システムなどのアプリケーション配信があります。 |
配信チャネル (delivery channel) |
ディストリビュータと配信サービスの間のパイプライン。 |
配信チャネル インスタンス (delivery channel instance) |
単一の配信チャネル。 |
配信チャネルの種類 (delivery channel type) |
配信チャネルのプロトコル。SMTP (Simple Mail Transfer Protocol) や File など。 |
配信プロトコル (delivery protocol) |
通知メッセージを外部配信システムにルーティングする際に使用される通信規則のセット。 |
排他ロック (exclusive lock) |
トランザクションの終了時に元のリソースのロックが解除されるまで、他のトランザクションによってリソースがロックされないようにするロック。排他ロックは、更新操作 (INSERT、UPDATE、または DELETE) 中は必ず適用されます。 |
配置 (alignment) |
対応するテーブルと同じパーティション構成に基づいてインデックスを構築するときの状態。 |
バイナリ ラージ オブジェクト (binary large object) |
デジタル データとして格納されている写真やオーディオ トラックなどの非常に大きなサイズのバイナリ データ、またはそのような値を保持するのに十分な大きさの任意の変数やテーブル列。Transact-SQL では、BLOB (バイナリ ラージ オブジェクト) は image 列に格納されます。BLOB という用語は、text 型または ntext 型の列に格納される大きな文字データの値を意味することもあります。 |
ハイパーテキスト マークアップ言語 (HTML) (Hypertext Markup Language (HTML)) |
ドキュメントを World Wide Web で公開できるようにマークアップ (タグ付け) するシステム。HTML で作成されたドキュメントには、参照用の画像や書式設定のためのタグが含まれます。ドキュメントを表示するには、Web ブラウザ (Microsoft Internet Explorer など) を使用します。 |
配布 (distribute) |
トランザクションまたはデータのスナップショットをパブリッシャからサブスクライバに移動し、サブスクリプション データベース内のレプリケーション先テーブルに適用すること。 |
ハイブリッド OLAP (hybrid OLAP) |
多次元データ構造とリレーショナル データベース テーブルを組み合わせて多次元データを保存するストレージ モード。Analysis Services では、HOLAP パーティションの集計が多次元構造に、ファクトがリレーショナル データベースに保存されます。 |
バインド (binding) |
1. SQL Server API では、行をフェッチまたは更新するときに、プログラム変数へのデータの取り込みやプログラム変数からのデータの取り出しが自動的に行われるように、結果セット列またはパラメータをプログラム変数に関連付けること。 2. Analysis Services では、属性またはメジャーと、ディメンションまたはファクト テーブル内の基になる 1 つ以上の列との間で定義されたリレーションシップのこと。 |
パケット (packet) |
転送用に 1 つのグループに編成されているデータのまとまり。通常、パケットには、制御情報、転送されるデータ、エラー検出/訂正ビットというの 3 つの要素が含まれます。 |
パス (path) |
Integration Services では、パスにより、データ フロー コンポーネントを順序付けられたデータ フローに結び付けます。 |
パス順序 (pass order) |
多次元キューブの計算されるメンバ、カスタム メンバ、カスタム ロールアップ式、および計算されるセルに対する評価の順序 (計算パス番号の降順) と計算の順序 (計算パス番号の昇順)。パス順序は、多次元キューブのセル値を計算するときに、すべての計算パス全体で式の優先順位を決定するために使用されます。 |
パススルー クエリ (pass-through query) |
解釈されることなく外部サーバーに渡され、評価されるクエリ。パススルー クエリから返される結果セットは、通常のベース テーブルと同様にクエリの FROM 句で使用できます。 |
パススルー ステートメント (pass-through statement) |
変更または遅延なしでソース データベースに直接渡される SELECT ステートメント。PivotTable サービスでは、PASSTHROUGH オプションは INSERT INTO ステートメントの一部です。 |
パスワード ポリシー (password policy) |
グループ ポリシー オブジェクト (GPO) のパスワードの要件を定義するポリシー設定のコレクション。 |
バックアップ (backup) |
通常は重大なデータベース エラーやシステム障害が発生した後、SQL Server でデータベースのデータの復元に使用できるデータベース、ファイル グループ、ファイル、またはトランザクション ログの特殊なコピー。バックアップは個別に復元することも、一連のバックアップを順に復元することもできます。 |
バックアップ セット (backup set) |
メディア セット内の 1 つのバックアップ。各バックアップ セットは、メディア セットのすべてのメディア ファミリ間に分散されます。 |
バックアップ デバイス (backup device) |
バックアップ メディアを収容するテープ ドライブまたはディスク ドライブ。 |
バックアップ ファイル (backup file) |
データベース、ファイルかファイル グループまたはその両方、あるいはトランザクション ログの SQL Server 完全バックアップや部分バックアップを格納するファイル。 |
バックアップ メディア (backup media) |
1 つ以上のバックアップを保持するために使用するディスク ファイルまたはテープ。 |
バックアップする (back up) |
データベース、ファイル グループ、ファイル、またはトランザクション ログのバックアップ コピーを作成すること。 |
バッチ (batch) |
1. 1 つのグループとしてまとめて実行される一連の SQL ステートメント。スクリプトは、多くの場合、順次実行される一連のバッチになります。 2. Reporting Services では、1 つのトランザクション内の一連の SOAP メソッド呼び出し。 |
パブリケーション (publication) |
パブリケーションは、1 つのデータベースからの 1 つ以上のアーティクルの集合です。このように複数のアーティクルをグループ化することで、1 つの単位としてレプリケートされる、論理的に関連するデータやデータ オブジェクトのセットを簡単に指定できます。 |
パブリケーション データベース (publication database) |
パブリッシャ上のデータベース。データとデータベース オブジェクトはレプリケーション用にマークが付けられていて、パブリッシュ時にサブスクライバに反映されます。 |
パブリケーション保有期間 (publication retention period) |
マージ レプリケーションで、サブスクリプションを非同期状態のままにしておくことのできる時間。保有期間が過ぎると、サブスクリプションの再初期化が必要になる場合があります。サブスクリプションの有効期限とも呼ばれます。 |
パブリッシャ (Publisher) |
レプリケーションにより、他の場所でもデータを使用できるようにするデータベース インスタンス。パブリッシャは、1 つ以上のパブリケーションを保持でき、各パブリケーションは論理的に関連する、レプリケーション用のオブジェクトやデータのセットを定義します。 |
パブリッシュ テーブル (publishing table) |
パブリッシャにあるテーブル。このテーブルでは、データはレプリケーション用にマークが付けられていて、パブリケーションに含まれます。 |
パブリッシュされたデータ (published data) |
パブリッシャ上のレプリケートされたデータ。 |
パブリッシング サーバー (publishing server) |
1 つ以上のリンク キューブのソース キューブを格納する、Analysis Services のインスタンスを実行しているサーバー。 |
パラメータ化 (parameterization) |
Transact-SQL クエリで、定数値ではなく、パラメータまたはパラメータ マーカーを使用する操作。パラメータ化は、新しい Transact-SQL クエリと以前にコンパイルおよびキャッシュされた実行プランとの照合を SQL Server クエリ オプティマイザで行う場合に役立ちます。 |
パラメータ化された行フィルタ (parameterized row filter) |
マージ レプリケーションで使用できる行フィルタ。この行フィルタを使用すると、システム関数 HOST_NAME や SUSER_SNAME (またはこれらのシステム関数の一方あるいは両方を参照するユーザー定義関数) に基づいてサブスクライバにレプリケートされるデータを制限できます。以前のバージョンの SQL Server では動的フィルタと呼ばれていました。 |
パラメータ化されたレポート (parameterized report) |
パラメータによって入力値を受け取る、パブリッシュ済みの Reporting Services レポート。 |
範囲クエリ (range query) |
検索条件の一部として、"10 ~ 100 の間の値を含むすべての行" のように値の範囲を指定するクエリ。 |
範囲パーティション分割 (range partitioning) |
テーブルまたはインデックスをパーティション分割する方法。1 つのパーティション分割列の一定範囲の値を含む行を保持するようにパーティションを指定する方法です。 |
反復不能読み取り (nonrepeatable read) |
あるトランザクションで同一の行を何度か読み取る間、別のトランザクションでその行が変更された場合に発生する不整合。行が変更されることで、読み取りのたびに異なる値が示されます。 |
ピア ツー ピア レプリケーション (peer-to-peer replication) |
トランザクション レプリケーションの一種。読み取り専用のトランザクション レプリケーションや更新サブスクリプションを伴うトランザクション レプリケーションとは対照的に、ピア ツー ピア レプリケーション トポロジのノード間のリレーションシップは、階層リレーションシップではなく、ピア リレーションシップです。各ノードには同一のスキーマとデータが含まれます。 |
ヒープ (heap) |
クラスタ化インデックスのないテーブル。 |
引数 (argument) |
アクション、イベント、メソッド、プロパティ、関数、またはプロシージャに情報を提供する値。 |
非強制リレーションシップ (unenforced relationship) |
テーブルの主キーから別のテーブルの外部キーを参照するテーブル間のリンクで、INSERT および UPDATE のトランザクション処理中に参照整合性をチェックしないもの。非強制リレーションシップは、データベース ダイアグラムでは破線で表されます。 |
非クラスタ化インデックス (nonclustered index) |
インデックス キー値の論理的な順序がテーブルの対応する行の物理的な順序と異なるインデックス。 インデックスには、テーブル データの格納場所を指す行ロケータが含まれています。 |
ビジネス ルール (business rule) |
ビジネスの遂行に使用する論理規則。トリガ、ストアド プロシージャ、および制約を使用することにより、ビジネス ルールを SQL Server データベースに適用できます。 |
ビジネス ロジック ハンドラ (business logic handler) |
同期処理中にカスタム コードを実行できるようにするマージ レプリケーション機能。 |
非正規化 (denormalize) |
関連するテーブル内のデータを組み込むために、テーブルに冗長性を持たせること。データを組み込むと、関連するテーブルを削除できます。非正規化により、データ ウェアハウス スキーマを単純化できるので、効率とパフォーマンスが向上します。 |
左外部結合 (left outer join) |
外部結合の一種。JOIN 句の左端のテーブル内のすべての行が結果に含まれます。左テーブルと右テーブルの行が一致しないときは、右テーブルからの結果セット列にはすべて NULL 値が代入されます。 |
ビットごとの演算 (bitwise operation) |
1 ビットを操作したり、ビットがオンかオフかをテストする操作。 |
非ピボット化 (unpivot) |
Integration Services では、1 つのレコードのデータ列を複数レコードに拡張することにより、より正規化されたデータセットを作成する処理。 |
ピボット (pivot) |
1. クロス集計のデータ ブラウザで、行を列にまたは列を行に入れ替えること。 2. クロス集計の表形式の行と列に表示するために、使用可能な一連の多次元データ構造のディメンションからディメンションを選択すること。 |
ビューの作成 (view generation) |
情報モデルのクラス、インターフェイス、およびリレーションシップに基づいたリレーショナル ビューを作成するために使用されるリポジトリ エンジンの機能。 |
表形式データ ストリーム (TDS) (tabular data stream (TDS)) |
SQL Server の内部的なクライアント/サーバー データ転送プロトコル。TDS を使用することで、クライアント製品とサーバー製品が、オペレーティング システム プラットフォーム、サーバーのリリース、またはネットワーク トランスポートとは関係なく通信できます。 |
表示拡張機能 (rendering extension) |
レポートの出力形式を加工するための Reporting Services のコンポーネント。Reporting Services の表示拡張機能には、HTML、TIFF、XML、Excel、PDF、CSV、および Web アーカイブがあります。 |
表示フォルダ (display folder) |
属性、メジャー、計算されるメンバ、および KPI を分類することができるフォルダ。このフォルダを使用すると、ユーザーが簡単に参照できるようになります。 |
表示部分の合計 (visual total) |
ディメンション メンバの表示されている集計セル値。表示されている子に対して表示されているセル値との一貫性が保たれています。セルの表示部分の合計は、セルの子の一部が非表示になっている場合には実際の合計と異なることがあります。たとえば、集計関数が SUM で、Spain について表示されているセル値が 1000、Portugal について表示されているセル値が 2000 の場合、Iberia の表示部分の合計は 3000 です。 |
標準のリレーションシップ (regular relationship) |
ディメンションとキー属性に基づくメジャー グループ間の直接リレーションシップ。 |
表示レポート (rendered report) |
表示に適した形式で、データとレイアウト情報の両方を含む完全に処理されたレポート。 |
非リーフ (nonleaf) |
ツリー構造で、1 つ以上の下位要素を持つ要素。Analysis Services では、1 つ以上の子孫を持つディメンション メンバです。SQL Server インデックスでは、他の中間ノードやリーフ ノードを指す中間インデックス ノードです。 |
非リーフ メンバ (nonleaf member) |
1 つ以上の子孫を持つメンバ。 |
ファイル (file) |
SQL Server データベースでの、データベースのストレージの基本単位。1 つのデータベースを複数のファイルに格納できます。SQL Server では、データを格納するデータ ファイル、トランザクション ログを格納するログ ファイル、データベースのバックアップを格納するバックアップ ファイルの 3 種類のファイルを使用します。 |
ファイル DSN (file DSN) |
コンピュータに保存されているファイルにデータベースの接続情報を格納します。拡張子が .dsn のテキスト ファイルです。接続情報は、接続を確立するために ODBC ドライバ マネージャが使用するパラメータとそれに対応する値で構成されます。 |
ファイル グループ (filegroup) |
SQL Server では、1 つ以上のデータ ファイルから構成される名前付きコレクションを指します。データベースのデータ割り当ておよび管理の単位として使用します。 |
ファイル システム監視イベント プロバイダ (Notification Services) (file system watcher event provider (Notification Services)) |
Notification Services が提供するイベント プロバイダ。このプロバイダは、XML イベント ファイルが到着するディレクトリを監視し、これらのファイルから XML イベント データを抽出して、そのイベントをアプリケーション データベース内のイベント テーブルに送信します。ファイル システム監視では、イベント ローダー クラスを使用してイベントを送信します。 |
ファイル ストレージ型 (file storage type) |
一括コピー出力操作から一括コピー入力操作にデータを転送するデータ ファイルで使用されるストレージ形式を定義します。ネイティブ モードのファイルでは、データベースにデータを保存するときと同じ内部構造を使用してすべてのデータが格納されます。キャラクタ モードのファイルでは、すべてのデータが文字列に変換されます。 |
ファイル バックアップ (file backup) |
1 つ以上のファイルまたはファイル グループに含まれるすべてのデータのバックアップ。 |
ファイル復元 (file restore) |
データベースの 1 つ以上のファイルを復元する操作。 |
ファクト (fact) |
データ ウェアハウスに格納されているファクト テーブルの行。ファクトには、売上トランザクションなどのデータ イベントを定義する値が格納されます。 |
ファクト テーブル (fact table) |
データ ウェアハウス スキーマの中心となるテーブル。ファクトをディメンション テーブルに関連付けるキーおよび数値メジャーが格納されます。ファクト テーブルには、銀行トランザクションや製品売上など、ビジネスの特定のイベントを説明するデータが格納されます。 |
ファクト リレーションシップ (fact relationship) |
ディメンションとメジャー グループ間のリレーションシップ。メジャー グループでは、ディメンションのキー属性がファクト テーブル内の列にバインドされています。 |
ファントム (phantom) |
トランザクションがまだコミットされていないあるタスクによって以前に読み取られた行範囲での、別のタスクによる新しい行の挿入または既存の行の削除。コミットされていないトランザクションを含むタスクでは、範囲内の行数が変化するので、元の読み取りを繰り返すことができません。接続でトランザクション分離レベルが SERIALIZABLE に設定されている場合、SQL Server ではキー範囲ロックを使用してファントムが回避されます。 |
フィールド (field) |
1. ウィンドウ内の領域、または 1 つのデータ値を格納するレコード。Access データベースなどの一部のデータベースでは、フィールドを列と同じ意味で使用します。 2. レポート ビルダでは、エンティティの属性の 1 つ。フィールドは、レポート レイアウト テンプレートに追加できる、名前付きのデータ単位です。 |
フィールド ターミネータ (field terminator) |
一括コピーで、フィールドまたは行の終了位置を示す 1 つ以上の文字。フィールド ターミネータを使用して、データ ファイル内のフィールドまたは行を区切ります。 |
フィールド長 (field length) |
一括コピーで、一括コピー文字形式データ ファイルのデータ項目を表すために必要な最大文字数。 |
フィルタ (filter) |
1. 結果セットとして返されるレコード セットを制御する一連の条件。行が返されるシーケンスもフィルタで定義できます。 2. フルテキスト検索では、ファイル拡張子を指定した場合に、varbinary(max) 型または image 型の列に保存されたファイルからテキストを抽出すること。 |
フィルタ選択 (filtering) |
SQL ステートメントの WHERE 句で指定した一連の条件を基に、データを制限する機能。レプリケーションでは、パブリケーションで定義したテーブル アーティクルでフィルタ選択が行われます。その結果は、サブスクライバにパブリッシュできるデータのパーティションになります。 |
ブートストラップ (bootstrap) |
他のプログラムをインストールまたは実行するプログラム。 |
ブール型 (Boolean) |
true または false のいずれかにのみ評価される演算または式。 |
フェールオーバー (failover) |
データベース ミラーリング セッションで、プリンシパル ロールの所有権をプリンシパル サーバーからミラー サーバーへ切り替えるプロセス。 |
フェッチ (fetch) |
カーソルから 1 行または行のブロックを取得する操作。Transact-SQL バッチ、ストアド プロシージャ、トリガでは、FETCH ステートメントを使用して Transact-SQL カーソルから行がフェッチされます。アプリケーションでは、API のフェッチ関数を使用します。 |
不規則階層 (ragged hierarchy) |
「不均衡階層 (unbalanced hierarchy)」を参照。 |
不均衡階層 (unbalanced hierarchy) |
1 つ以上のブランチに、メンバを含まないレベルが少なくとも 1 つ存在する階層。たとえば、地理の階層の state レベルや province レベルには、州 (state) または県 (province) がない国ではメンバがありません。不均衡階層は不規則階層ともいいます。 |
復元 (restore) |
指定されたバックアップからすべてのデータおよびログ ページを指定されたデータベースにコピーするデータ コピー フェーズと、バックアップにログとして記録されているすべてのトランザクションをロールフォワードする再実行フェーズから構成される、複数フェーズの処理。現行の既定では、すべての不完全なトランザクションがロールバックされます (元に戻すフェーズ)。これにより、データベースの復旧が完了し、ユーザーによる使用が可能になります。 |
復元シーケンス (restore sequence) |
1 つ以上の復元コマンドの連続処理。通常、復元対象のデータベース、ファイル、ページのコンテンツの初期化 (データ コピー フェーズ)、ログに記録されたトランザクションのロールフォワード (再実行フェーズ)、コミットされていないトランザクションのロールバック (元に戻すフェーズ) が実行されます。 |
複合インデックス (composite index) |
データにインデックスを設定するためにテーブル内の複数の列を使用するインデックス。 |
複合キー (composite key) |
2 つ以上の列から構成されるキー。 |
複数継承 (multiple inheritance) |
複数の親インターフェイスの属性が 1 つのインターフェイスにどのように受け継がれるかを表す、モデル化の用語。 |
復旧 (recovery) |
データベースをトランザクションの一貫性が保たれた状態にする、データベース起動時のフェーズ。復旧では、データベースがシャットダウンされた方法に応じて、ログ レコード内のすべてのトランザクションのロールフォワード (再実行フェーズ)、およびコミットされていないトランザクションのロールバック (元に戻すフェーズ) を実行できます。 |
復旧間隔 (recovery interval) |
データベース エンジンがデータベースの復旧に要する最長時間。データベース エンジンは、復旧間隔に指定された時間内にデータベースを復旧するために、データベース ログのアクティブ部分を必要な最低限の大きさにします。 |
復旧パス (recovery path) |
データベースをある特定の時点 (復旧ポイント) の状態にするための、連続したデータおよびログ バックアップ。データベースの一貫性を維持したまま、時間の経過に伴いデータベースを変化させるための、一連の特定の変換操作です。復旧パスには、ある範囲のログ シーケンス番号が示されます。復旧パスで示されるログ シーケンス番号の範囲で、1 つ以上の復旧ブランチを最初から最後までたどることができます。 |
復旧ブランチ (recovery branch) |
同一の復旧ブランチ GUID を共有する LSN の範囲。データベースを作成するか、RESTORE WITH RECOVERY により復旧分岐が生成されると、新しい復旧ブランチが始まります。1 つの復旧パスに複数のブランチがあり、複数の復旧分岐ポイントに対応する範囲の LSN が含まれている場合もあります。 |
復旧分岐ポイント (recovery fork point) |
RESTORE WITH RECOVERY 操作を実行するたびに新しい復旧ブランチを開始するポイント (LSN、GUID)。各復旧分岐で、復旧ブランチどうしの親子関係が決まります。データベースを以前の時点の状態に復旧し、その時点からデータベースを使用すると、復旧分岐ポイントから新しい復旧パスが始まります。 |
復旧ポイント (recovery point) |
ログ チェーンの中で、復旧中にロールフォワードが終了するポイント。 |
復旧モデル (recovery model) |
データベースのバックアップと復元の基本動作を制御するデータベース プロパティ。たとえば、トランザクションをログに記録する方法、トランザクション ログのバックアップを必須にするかどうか、利用できる復元操作の種類などを制御します。 |
ブックマーク (bookmark) |
同じレポート内の別の場所に移動するためのリンク。 |
プッシュ サブスクリプション (push subscription) |
パブリッシャで作成および管理されるサブスクリプション。 このサブスクリプションのディストリビューション エージェントまたはマージ エージェントは、ディストリビュータで実行されます。 |
物理バックアップ デバイス (physical backup device) |
1 つ以上のバックアップを保持するために、オペレーティング システムによって提供されるテープ ドライブまたはディスク ファイル。「論理バックアップ デバイス (logical backup device)」を参照。 |
物理名 (physical name) |
ファイルまたはミラー化されたファイルが配置されるパス。既定では、Master.dat ファイルがあるパスとそれに続くファイルの論理名の先頭 8 文字を付けた名前です。たとえば、論理名が Accounting で、Master.dat ファイルが Sql\Data にある場合、既定の物理名は Sql\Data\Accounti.dat になります。ミラー化されたファイルの場合、既定では、Master.mir ファイルのパスとそれに続くミラー ファイルの論理名の先頭 8 文字を付けた名前です。たとえば、ミラー化されたファイルの名前が Maccount で、Master.mir ファイルが Sql\Data にある場合、既定の物理名は Sql\Data\Maccount.mir になります。 |
物理読み取り (physical read) |
要求されたデータベース ページをディスクから SQL Server バッファ プールに転送するページ要求。 |
部分バックアップ (partial backup) |
プライマリ ファイル グループ、各読み書き可能ファイル グループ、および必要に応じて指定された任意の読み取り専用ファイル内のすべてのデータのバックアップ。 |
プライマリ サーバー (primary server) |
ログ配布構成で、プライマリ データベースが存在するサーバー インスタンス。 |
プライマリ ディメンション テーブル (primary dimension table) |
データ ウェアハウスのスノーフレーク スキーマで、ファクト テーブルに直接関連付けられ、通常は結合されているディメンション テーブル。ディメンションの定義を補完する他のテーブルは、ファクト テーブルではなく、プライマリ ディメンション テーブルに結合されます。 |
プライマリ データベース (primary database) |
ログ配布構成で、トランザクション ログが設定された間隔でバックアップされ、1 つ以上のセカンダリ データベース上に復元される読み取りおよび書き込みが可能なデータベース。 |
ブラウズ モード (browse mode) |
データベースの行をスキャンし、1 回に 1 行ずつ行の値を更新できる機能。いくつかのブラウズ モード機能から返される情報は、アプリケーションで複雑なアドホック クエリの構造を調べるときに使用されます。 |
フラット化インターフェイス (flattened interface) |
複数のインターフェイスのメンバを組み合わせるために作成されるインターフェイス。 |
フラット化行セット (flattened rowset) |
複数のディメンションの要素から構成される一意の組どうしを 1 つの軸で組み合わせ、2 次元行セットとして表現した多次元データセット。詳細については、OLE DB のドキュメントを参照してください。 |
プラットフォーム (Notification Services) (platform (Notification Services)) |
Notification Services エンジンと Notification Services SQL Server データベース。このプラットフォームでは、システム データが格納され、通知の生成および配信を行うための関数が提供されます。 |
プラン ガイド (plan guide) |
クエリを直接変更することなく、配置済みのアプリケーションのクエリに、クエリ ヒントをアタッチする SQL Server のモジュール。 |
プラン適用 (plan forcing) |
USE PLAN クエリ ヒントを使用して、SQL Server クエリ オプティマイザで、あるクエリに指定したクエリ プランを使用するように設定すること。 |
プラン表示 (showplan) |
SQL ステートメントの実行プランを示すレポート。SET SHOWPLAN_TEXT と SET SHOWPLAN_ALL は、テキスト形式のプラン表示出力を生成します。SET SHOWPLAN_XML は XML 出力を生成します。SQL Server Management Studio では、プラン表示の情報をグラフィカルなツリーとして表示できます。SET STATISTICS PROFILE はプラン表示の情報をテキスト形式で生成するだけでなく、クエリも実行します。SET STATISTICS XML もプラン表示出力を生成しますが、この場合 XML 形式になります。またクエリも実行します。 |
プリンシパル サーバー (principal server) |
データベース ミラーリングで、現在のプリンシパル データベースを保持するパートナー。 |
プリンシパル データベース (principal database) |
データベース ミラーリングで、トランザクション ログが連続的にミラー サーバーに送信される、読み取りおよび書き込みが可能なデータベース。送信されたログはミラー データベースに復元されます。 |
プル サブスクリプション (pull subscription) |
サブスクライバで作成および管理されるサブスクリプション。このサブスクリプションのディストリビューション エージェントまたはマージ エージェントは、サブスクライバで実行されます。 |
フルテキスト インデックス (full-text index) |
フルテキスト カタログの一部。特定のテーブルのフルテキスト用のすべての語、およびその場所を格納します。 |
フルテキスト カタログ (full-text catalog) |
データベース内のテーブルのすべてのフルテキスト インデックスを格納します。 |
フルテキスト クエリ (full-text query) |
文字ベースの列 (char、varchar、text、ntext、nchar、nvarchar のいずれかのデータ型) に存在する語、句、または語や句のさまざまな形式を SELECT ステートメントとして検索するクエリ。検索条件に一致する行を返します。 |
フルテキスト サービス (full-text service) |
フルテキスト クエリを実行する SQL Server コンポーネント。 |
プレフィックス検索 (prefix search) |
特定の文字ベースのテキスト、単語、または句がプレフィックスになっている列を検索するフルテキスト クエリ。句を指定する場合は、その句の中の個々の単語がプレフィックスであると見なされます。たとえば、"sport fish*" という句を指定してプレフィックス検索を行うと、"sport fishing"、"sportsman fishing supplies" などの検索結果が得られます。 |
プレフィックス長 (prefix length) |
一括コピー ネイティブ形式のデータ ファイル内にある、文字以外の各フィールドの先頭に付加されるプレフィックス文字の数。 |
プレフィックス文字 (prefix characters) |
ネイティブ形式の一括コピー データ ファイルの各データ フィールドの前に付ける 1 ~ 4 バイトのセット。プレフィックス文字はフィールドのデータ値の長さを記録します。値が NULL の場合には -1 になります。 |
フロー制御言語 (control-of-flow language) |
トリガ、ストアド プロシージャ、およびバッチ内で SQL ステートメントや SQL ステートメント ブロックの実行フローを制御する Transact-SQL キーワード。 |
プロシージャ キャッシュ (procedure cache) |
Transact-SQL のバッチ、ストアド プロシージャ、およびトリガの実行プランを格納するために使用される SQL Server メモリ プールの一部。SQL ステートメントが実行されると、リレーショナル エンジンはまずプロシージャ キャッシュを調べ、同じ SQL ステートメントに対応する既存の実行プランが存在するかどうかを確認します。既存のプランがあれば再利用されます。これにより、SQL ステートメントを再コンパイルする際のオーバーヘッドが少なくなります。既存の実行プランが存在しない場合は、SQL Server によってクエリに新しい実行プランが生成されます。 |
プロジェクト モード (project mode) |
Analysis Services プロジェクトへの接続の 1 つ。この接続では、変更をオフラインで行った後、その変更が Analysis Services データベースに反映されます。 |
プロセス間通信 (interprocess communication) |
オペレーティング システムのプロセスとスレッドによってデータとメッセージの交換を行うメカニズム。IPC には、Windows 共有メモリのようなローカル メカニズムや Windows ソケットのようなネットワーク メカニズムが含まれます。 |
ブロック (block) |
BEGIN と END で囲まれた一連の Transact-SQL ステートメント。BEGIN...END ブロックを他の BEGIN...END ブロック内に入れ子にすることができます。 |
プロデューサ (producer) |
特定のイベント カテゴリに属するイベントを収集し、データを SQL Server Profiler のキューに送る役割。 |
プロトコル (protocol) |
コンピュータどうしで情報を交換できるようにするための、標準的な形式とプロシージャのセット。 |
プロバイダ (provider) |
1. OLE DB プロバイダ。 2. データベースへのアクセスを提供するインプロセス DLL (ダイナミック リンク ライブラリ)。 |
プロバイダ ホスト (Notification Services) (provider host (Notification Services)) |
Notification Services エンジン内でイベント プロバイダをホストする、Notification Services のコンポーネント。イベント プロバイダは Notification Services から独立して実行できるので、アプリケーション レベルでは、プロバイダ ホストは省略可能です。 |
プロパティ (property) |
コントロール、フィールド、データベース オブジェクトの名前が付いた属性。オブジェクトの特性 (サイズ、色、画面上の位置など) のいずれか、または動作の特徴 (非表示かどうかなど) を定義するために設定します。 |
分散クエリ (distributed query) |
複数のデータ ソースのデータにアクセスする 1 つのクエリ。 |
分散トランザクション (distributed transaction) |
複数のデータ ソースにまたがるトランザクション。分散トランザクションでは、アクセスされるすべてのデータ ソースに対するデータの変更はすべてコミットされるか、または終了されるかのいずれかです。 |
分散パーティション ビュー (distributed partitioned view) |
行方向にパーティション分割された、複数のサーバー間に存在する一連のメンバ テーブルからのデータを結合するビュー。データは 1 つのテーブル内に存在するように見えます。 |
分析観点 (perspective) |
キューブに対する特定の視点。 |
分析サーバー (Analysis server) |
Analysis Services のサーバー コンポーネント。分析サーバーは、多次元データ構造の作成と管理を行い、クライアントからのクエリに対する応答として多次元データを提供できるように設計されています。 |
分離 (discretization) |
属性階層メンバの自動グループ化。 |
分離レベル (isolation level) |
あるプロセスで使用するためにデータを分離して、他のプロセスからの干渉を防ぐ場合に、その分離の度合いを制御するトランザクションのプロパティ。分離レベルを設定すると、SQL Server セッションのすべての SELECT ステートメントに既定のロック動作を指定することになります。 |
ページ (page) |
仮想記憶システムのページ切り替え操作時に、ディスクとメモリ間で 1 単位としてコピーされる隣接する仮想アドレスの固定長のブロック。SQL Server は、データベース領域を複数のページに割り当てます。SQL Server では、1 ページのサイズは 8 KB です。 |
ページ フッター (page footer) |
レポートの各ページの下部に繰り返し記載される静的なテキスト、画像、線、四角形、罫線、背景色、および背景画像のセット。 |
ページ ヘッダー (page header) |
レポートの各ページの上部に繰り返し記載される静的なテキスト、画像、線、四角形、罫線、背景色、および背景画像のセット。 |
ページ復元 (page restore) |
1 つ以上のデータ ページを復元する操作。ページ復元は、分離された破損ページの修復を目的としています。 |
ページ分割 (page split) |
新しい行エントリやインデックス エントリを挿入する領域を確保するために、データ ページ全体またはインデックス ページ全体の行やエントリを半分に分けて新しいページに移動する処理。 |
ベース テーブル (base table) |
データベースに永続的に格納されるテーブル。ベース テーブルはビュー、カーソル、SQL ステートメント、およびストアド プロシージャによって参照されます。 |
別名 (alias) |
式で使用されるテーブルまたは列の正式名に代わる名前。多くの場合、別名は、それ以降のコードで参照する名前を短縮するため、あいまいな参照を防止するため、またはクエリ出力の中の名前をわかりやすくするために使用されます。また、サーバーの別名を指定することもできます。 |
変化するディメンション (changing dimension) |
柔軟性のあるメンバ構造のディメンション。変化するディメンションは、構造とデータの頻繁な変更をサポートするように設計されます。 |
変換 (transformation) |
1. データ ウェアハウジングでは、ソース データ システムから抽出したデータを、データ ウェアハウスのスキーマと一貫性のある配置や形式に変更する処理。 2. Integration Services では、列データや行セットを集計、マージ、配布、および変更するデータ フロー コンポーネント。 |
変更スクリプト (change script) |
編集時にデータベースに加えられたすべての変更に対応する SQL ステートメントを、変更された順に記述したテキスト ファイル。各変更スクリプトは、.sql という拡張子が付いた個別のテキスト ファイルに格納されます。変更スクリプトは、osql などのツールを使用して後でデータベースに再適用することができます。 |
変数 (variable) |
1. Integration Services では、変数は、列の値やパッケージ オブジェクトのプロパティを設定するためにスクリプト、式、プロパティ式で使用される値を格納します。 2. 値が代入される定義された実体。ローカル変数は、DECLARE@localvariable ステートメントで定義され、SELECT ステートメントまたは SET@localvariable ステートメントで宣言されているステートメント バッチ内で初期値が代入されます。 |
ホストされるイベント プロバイダ (Notification Services) (hosted event provider (Notification Services)) |
Notification Services イベント プロバイダ ホストで管理されているイベント プロバイダ。このプロバイダは、1 つ以上のイベント ソースからイベント データを収集し、収集したイベントをアプリケーション データベース内のイベント テーブルに送信します。 |
保存される計算列 (persisted computed column) |
物理的に格納されるテーブルの計算列。保存される計算列の値は、計算を構成する列が変更されると更新されます。保存されるプロパティを計算列に適用し、その列が決定的である場合、その列にインデックスを作成できますが、列が正確でない場合は作成できません。 |
ホット スタンバイ サーバー (hot standby server) |
高速のフェールオーバーをサポートできるスタンバイ サーバー。コミット済みのトランザクションからデータが失われることはありません。データベース ミラーリングを使用すると、ミラーリング セッションの構成および状態に応じて、ホット スタンバイ サーバーを管理できます。セッションが同期されると、ミラー サーバーによってホット スタンバイ サーバーが提供されます。 |
ホップ (hop) |
データ通信での、広域分散型のネットワーク上でルーターとルーターをつなぐパスの 1 区間。各ルーターの間の道のりが通信ホップです。 |
マージ (merge) |
2 つのパーティションを 1 つのパーティションに結合する操作。 |
マージ レプリケーション (merge replication) |
通常、パブリケーション データベースのオブジェクトとデータのスナップショットを使用して開始される、レプリケーションの一種。この後にパブリッシャとサブスクライバで行われたデータ変更とスキーマ修正は、トリガを使用して追跡されます。サブスクライバは、ネットワークに接続したときにパブリッシャと同期し、前回の同期以降に変更され、パブリッシャとサブスクライバで異なっているすべての行をパブリッシャとサブスクライバ間でやり取りします。 |
マイニング モデル (mining model) |
データ マイニング処理の定義とトレーニングの結果を保持するオブジェクト。たとえば、データ マイニング モデルでは、データ マイニング処理の入力、出力、アルゴリズム、およびその他のプロパティを指定し、トレーニング中に収集されたデシジョン ツリーなどの情報を保持します。 |
マイニング モデルのトレーニング (mining model training) |
既知のデータや予測可能なデータのセットを評価してモデル パラメータを推定するために、マイニング モデルで使用される処理。また、マイニング モデルでトレーニング データを評価する動作。 |
マシン DSN (machine DSN) |
データベースの接続情報をシステム レジストリに格納します。接続情報は、接続を確立するために ODBC ドライバ マネージャが使用するパラメータとそれに対応する値で構成されます。 |
マスタ サーバー (master server) |
ジョブを分散し、複数のサーバーからイベントを受け取るサーバー。 |
マトリックス データ領域 (matrix data region) |
データを可変列形式で表示する、レポート レイアウト上のレポート アイテム。 |
マルチキャスト配信 (multicast delivery) |
通知の書式設定を一度だけ行い、その通知メッセージを複数のサブスクライバに送信する、通知の配信方法。 |
マルチサーバー管理 (multiserver administration) |
SQL Server の複数インスタンスの管理を自動化する処理。 |
マルチスレッド サーバー アプリケーション (multithreaded server application) |
複数のユーザー要求に同時に応じるために 1 つのプロセス内に複数のスレッドを作成するアプリケーション。 |
マルチベースの差分 (multibase differential) |
最後に個別のベース バックアップでバックアップされたファイルを含む差分バックアップ。 |
マルチユーザー (multiuser) |
各ユーザーにコンピュータ システムの全機能を提供する一方で、同時に多くのユーザー操作をサポートするコンピュータの機能。 |
右外部結合 (right outer join) |
外部結合の一種。JOIN 句の右側のテーブル内のすべての行が結果に含まれます。右側のテーブルと左側のテーブルの行が一致しない場合、左側のテーブルからの結果セット列にはすべて NULL 値が代入されます。 |
見出しマップ (document map) |
レポート セクションおよびグループにリンクの階層として配置されるレポート内のナビゲーション ペイン。 |
密度 (density) |
インデックスでは、重複する値の発生率。データ ファイルでは、データ ページが満たされている程度を示す割合。Analysis Services では、多次元構造でデータが格納されているセルの割合。Analysis Services は、データを格納しているセルだけを保存します。構造と設計が同じ場合、高密度キューブは低密度キューブよりも多くのストレージを必要とします。 |
ミラー サーバー (mirror server) |
データベース ミラーリング構成で、ミラー データベースが存在するサーバー インスタンス。 |
ミラー データベース (mirror database) |
データベース ミラーリング セッションで、通常はプリンシパル データベースと完全に同期されるデータベースのコピー。 |
ミラー化メディア セット (mirrored media set) |
各メディア ファミリの 2 ~ 4 個の同一のコピー (ミラー) が格納されたメディア セット。復元操作では、ファミリごとにミラーが 1 つのみ必要になります。これにより、損傷したメディア ボリュームを、ミラーの対応するボリュームに置き換えることができます。 |
ミラーリング (mirroring) |
別のディスクに完全に冗長なデータのコピーを保持しておくことで、ディスク障害によるデータの損失を防ぐ処理。ミラーリングは、SQL Server、オペレーティング システム、およびディスク コントローラ ハードウェアという複数のレベルで実装できます。 |
ミラーリング監視サーバー (witness server) |
データベース ミラーリングで、プリンシパル サーバーおよびミラー サーバーの状態を監視するサーバー インスタンス。プリンシパル サーバーに障害が起きた場合、ミラーリング監視サーバーは既定で自動フェールオーバーを開始します。データベース ミラーリング セッションに含めることができる監視サーバーは 1 台だけです。また、監視サーバーは使用しなくてもかまいません。 |
無反応カーソル (insensitive cursor) |
カーソルを開いている間に、他のユーザーがカーソルの対象データに加えたデータ変更を反映しないカーソル。 |
明示的なトランザクション (explicit transaction) |
トランザクションの開始と終了を定義したトランザクション区切り文字で囲まれた SQL ステートメントのグループ。 |
メジャー (measure) |
キューブでは、そのキューブのファクト テーブルの列に基づいた値 (通常は数値) のセットを指します。メジャーは、集計や分析の対象の中心となる値です。 |
メジャー グループ (measure group) |
Analysis Services キューブ内で関連を持つメジャーのコレクション。一般的に、これらのメジャーは同一のファクト テーブルに属しています。 |
メジャー グループ (measures group) |
キューブ内のすべてのメジャーを含んだディメンション。 |
メジャー グループの種類 (measure group type) |
メジャー グループに含まれている情報の種類のことです。この情報により、サーバー アプリケーションおよびクライアント アプリケーションで特定の処理が可能になります。 |
メジャー ディメンション (measures dimension) |
キューブ内のすべてのメジャーを含んだディメンション。 |
メジャー式 (measure expression) |
MDX (多次元式) 式で変更される、ファクト テーブルの列に基づいたメジャーの値。 |
メソッド (method) |
SQL-DMO、OLE DB、および ADO (ActiveX データ オブジェクト) のように、COM オブジェクトを使用して操作を実行する関数。 |
メッセージ キュー (Message Queuing) |
Windows Server に含まれている非同期メッセージング フレームワーク。 |
メッセージ番号 (message number) |
SQL Server エラー メッセージを識別する番号。 |
メディア セット (media set) |
バックアップ メディアの順序付きコレクションで、一定数のバックアップ デバイスを使用して 1 回以上のバックアップ操作によって書き込まれます。 |
メディア ファミリ (media family) |
メディア セットが使用するバックアップ デバイスに、バックアップ操作によって書き込まれるデータ。1 つのデバイスを使用するメディア セットに存在するメディア ファミリは 1 つだけです。ストライプ メディア セットでは、複数のメディア ファミリが存在します。ストライプ メディア セットがミラー化されていない場合は、各デバイスが 1 つのファミリに対応します。ストライプ メディア セットがミラー化されている場合、ミラー化メディア セットには、各メディア ファミリの 2 ~ 4 個の同一コピー (ミラー) が格納されます。 |
メディア ヘッダー (media header) |
バックアップ メディアに関する情報を提供するラベル。 |
メディア名 (media name) |
バックアップ メディア セット全体を表す名前。 |
メモ (memo) |
通常 255 文字を超える長い文字列が格納される列の型。メモは、SQL Server の text データ型に相当する Microsoft Access のデータ型です。 |
メンバ (member) |
ディメンション内のアイテムで、1 つ以上のデータを表します。メンバは、一意な場合と一意でない場合があります。たとえば、1997 と 1998 は時間ディメンションの年レベルの一意なメンバですが、January は月レベルの一意なメンバではありません。時間ディメンションに複数の年データが含まれる場合、January は複数存在するためです。 |
メンバ委任 (member delegation) |
あるインターフェイスから別のインターフェイスにインターフェイス メンバをマップする方法を記述した、モデル化の概念。 |
文字形式 (character format) |
テキスト文字を使用して一括コピー データ ファイルに格納されるデータ。 |
文字セット (character set) |
SQL Server で char、varchar、text の各データ型として認識される文字の種類を規定します。各文字セットは、国/地域または言語固有の 256 の文字、数字、および記号のセットです。前半の 128 個の値の表示可能な文字は、すべての文字セットで共通です。後半の 128 文字は、拡張文字とも呼ばれ、文字セットごとに異なります。Unicode などの文字エンコードは、ある言語の特定の文字を文字セット内の整数値にマップする方法の 1 つです。 |
モジュール (module) |
プロジェクト内のオブジェクトのグループ。プロジェクト内のモジュール間でオブジェクトを移動できます。したがって、それらのオブジェクトを分散した開発環境用に編成することができます。 |
文字列関数 (string functions) |
文字列またはバイナリ文字列を操作する関数。組み込み文字列関数は、文字データの操作に共通して必要な値を返します。 |
モデルの依存性 (model dependency) |
一方のモデルが他方のモデルの情報に依存する、複数のモデル間のリレーションシップ。 |
基になるオブジェクト (origin object) |
方向付けされたリレーションシップの基になるリポジトリ内のオブジェクト。 |
基になるテーブル (underlying table) |
ビュー、カーソル、またはストアド プロシージャで参照されるテーブル。 |
元に戻す (undo) |
データベース復旧中に、復旧の再実行フェーズが完了した時点でコミットされていないすべてのトランザクションによる変更をロールバックするフェーズ。 |
戻りパラメータ (return parameters) |
ストアド プロシージャの出力パラメータに対する従来の用語。オープン データ サービスや DB-Library の API で使用されます。 |
役割の交代 (role switching) |
データベース ミラーリング セッションで、プリンシパルの役割がミラーに引き継がれること。 |
有効桁数 (precision) |
小数点の右側と左側両方に保持できる桁数を合計した、10 進数の最大桁数。 |
ユーザー (アカウント) (user (account)) |
データベースの特定のユーザーを表す SQL Server セキュリティ アカウントまたは ID。 |
ユーザー インスタンス (user instance) |
ユーザーに代わって親インスタンスによって生成される SQL Server Express のインスタンス。親インスタンスは、SQLExpress など、サービスとして実行される SQL Server Express のプライマリ インスタンスです。ユーザー インスタンスは、そのユーザーのセキュリティ コンテキストでユーザー プロセスとして実行されます。このインスタンスを使用すると、dbcreator 固定サーバー ロールのメンバではない、管理者以外のユーザーが Xcopy シナリオを実行できるようになります。このユーザー インスタンス機能は、RANU (Run As Normal User) とも呼ばれます。 |
ユーザー データベース (user database) |
SQL Server ユーザーが作成し、アプリケーション データを格納するために使用するデータベース。SQL Server のインスタンスに接続しているユーザーのほとんどは、システム データベースではなくユーザー データベースのみを参照します。 |
ユーザー定義イベント (user-defined event) |
ユーザーが定義するメッセージの一種。SQL Server Profiler で追跡でき、カスタム警告の発生に使用することもできます。通常、このユーザーはシステム管理者を指します。 |
ユーザー定義階層 (user-defined hierarchy) |
ユーザーによるキューブ データの参照を容易にするための、属性階層の均衡階層。 |
ユーザー定義関数 (user-defined function) |
1. SQL Server で、ユーザーが定義する Transact-SQL 関数。関数は頻繁に実行されるロジックを名前付きのエンティティにカプセル化します。各ステートメントのロジックは書き直すことなく、Transact-SQL ステートメントで呼び出すことができます。 2. Analysis Services では、Visual Basic または Visual C++ などの COM (コンポーネント オブジェクト モデル) オートメーション言語を使用して作成された、Microsoft ActiveX ライブラリに定義されている関数。このようなライブラリは Analysis Services に登録でき、その関数を MDX (多次元式) クエリから呼び出すことができます。 |
ユーザー定義集計 (関数) (user-defined aggregate (function)) |
SQL Server アセンブリを参照することにより作成される集計関数。ユーザー定義集計関数の実装は、.NET Framework CLR (共通言語ランタイム) で作成されているアセンブリで定義されます。 |
優先順位制約 (precedence constraint) |
Integration Services で、パッケージ内の実行可能ファイル、コンテナ、およびタスクを接続し、実行可能ファイルの実行を決定する条件を指定する制約。 |
ユーティリティ (utility) |
一般的なタスクを実行するために、コマンド プロンプトから実行する SQL Server アプリケーション。 |
ユニオン クエリ (Union query) |
1 つのテーブルを別のテーブルに追加するのと同等の操作によって 2 つのテーブルを結合するクエリ。 |
予測 (prediction) |
既存のデータを分析し、その結果を使用して、新しいレコードの属性または既存のレコードに不足している属性の値を予測するデータ マイニング技法。たとえば、既存のクレジット申し込みデータを使用して、新規申し込みのクレジットの危険性を予測することができます。 |
ライブラリ (library) |
Analysis Services では、データベース内の複数のオブジェクトで使用できる、共有ディメンションなどの共有オブジェクトが格納されているフォルダを指します。 |
ランク (rank) |
フルテキスト検索や SQL Server Books Online 検索の場合、行やトピックが指定された検索条件にどれくらい近いかを示す値。Meta Data Services や Analysis Services の場合、ディメンション メンバ、階層レベル、セット内の組などの要素の相対位置を示す値。 |
リーフ (leaf) |
ツリー構造での、下位要素のない要素。たとえば、Analysis Services のリーフは子孫のないディメンション メンバです。 |
リーフ メンバ (leaf member) |
子孫のないディメンション メンバ。 |
リーフ レベル (leaf level) |
クラスタ化インデックスまたは非クラスタ化インデックスの最下位レベル。クラスタ化インデックスでは、リーフ レベルはテーブルの実際のデータ ページを保持します。非クラスタ化インデックスでは、リーフ レベルは、データ自体を格納する代わりに、データ ページ、または (クラスタ化インデックスがあれば) クラスタ化インデックスのいずれかを指します。Analysis Services では、階層の最下位レベルのことです。 |
リパブリッシャ (republisher) |
パブリッシャから受け取ったデータをパブリッシュするサブスクライバ。 |
リポジトリ (repository) |
データベースを管理するために実行可能ソフトウェアと組み合わせて使用される情報モデルを含むデータベース。 |
リモート ストアド プロシージャ (remote stored procedure) |
ある SQL Server インスタンスに配置されていて、別の SQL Server インスタンスのステートメントによって実行されるストアド プロシージャ。 |
リモート ディストリビュータ (remote Distributor) |
パブリッシャとして構成したサーバーとは別の、ディストリビュータとして構成したサーバー。 |
リモート データ (remote data) |
現在の SQL Server インスタンスとは別の OLE DB データ ソースに保存されているデータ。リモート データにアクセスするには、リンク サーバーの定義を確立するか、アドホック コネクタ名を使用します。 |
リモート テーブル (remote table) |
現在の SQL Server インスタンスとは別の OLE DB データ ソースに保存されているテーブル。リモート テーブルにアクセスするには、リンク サーバーの定義を確立するか、アドホック コネクタ名を使用します。 |
リモート パーティション (remote partition) |
パーティションのメタデータを保存しているサーバー上ではなく、Analysis Services のインスタンスを実行しているサーバー上にデータを格納しているパーティション。 |
リモート ログイン ID (remote login identification) |
リモート サーバーのリモート プロシージャにアクセスするため、ユーザーに割り当てられたログイン ID。 |
粒度 (granularity) |
データ要素に含まれている情報の詳細度。粒度の細かいファクト テーブルには、個別の販売取引など、不連続なファクトが多数含まれます。粒度の粗いテーブルには、1 日あたりの総売上高など、個々の要素が集約されたファクトが含まれます。 |
粒度属性 (granularity attribute) |
メジャーのディメンションにあるメジャー グループのファクトにディメンションをリンクするためのキューブ ディメンションの属性。粒度属性とキー属性が異なる場合、直接的または間接的に非キー属性を粒度属性にリンクする必要があります。キューブ内ではディメンションの粒度が粒度属性で定義されます。 |
リレーショナル OLAP (relational OLAP) |
リレーショナル データベースのテーブルを使用して多次元構造を格納するストレージ モード。 |
リレーショナル データベース (relational database) |
テーブルに編成した情報の集合。テーブルでは、組織に関連するオブジェクト (Customers、Parts、Suppliers など) のクラスをモデル化します。テーブル内の各列では、オブジェクトの属性 (LastName、Price、Color など) をモデル化します。テーブル内の各行は、そのテーブルでモデル化したオブジェクトのクラスの 1 つのエンティティ (顧客名 John Smith、部品番号 1346 など) を表します。クエリでデータを見つけるために、目的のデータが保存されているテーブルとは異なるテーブルの関連データが使用される場合があります。 |
リレーショナル データベース管理システム (RDBMS) (relational database management system (RDBMS)) |
データを、関連性のある行と列に編成するシステム。SQL Server は RDBMS (リレーショナル データベース管理システム) の 1 つです。 |
リレーションシップ (relationship) |
1. あるテーブルの主キーを別のテーブルの外部キーが参照するテーブル間のつながり。テーブル間で参照整合性が設定されている場合は実線で、INSERT トランザクションまたは UPDATE トランザクションに参照整合性が設定されていない場合は破線で、データベース ダイアグラムにリレーションシップを示す線が表示されます。この線の両端には、主キー対外部キーのリレーションシップを示す主キー記号、または一対多のリレーションシップの外部キー側を示す無限大記号が表示されます。 2. Meta Data Services では、一方が基になるオブジェクトで、もう一方が対象になるオブジェクトというオブジェクトのペアの関連付けを示します。関連付けは後続のオブジェクトのペアでも繰り返されるので、あるリレーションシップで対象になるオブジェクトは次のリレーションシップでは基になるオブジェクトになります。このようにして、情報モデルのすべてのオブジェクトは、情報モデル全体にわたって 1 つのオブジェクトから次のオブジェクトへと伸びるリレーションシップの連鎖によって関連付けられます。 |
リレーションシップ オブジェクト (relationship object) |
相互に役割が関連すると考えられるオブジェクトのペアを表すオブジェクト。 |
リレーションシップの種類 (relationship type) |
情報モデルで定義されている、2 つのインターフェイス間のリレーションシップの定義。リレーションシップの種類は、特定のインスタンスが従う特性を示す点でクラスに似ています。 |
リンク サーバー (linked server) |
SQL Server 分散クエリで使用される OLE DB データ ソースの定義。リンク サーバー定義は、データへのアクセスに必要な OLE DB プロバイダを指定し、OLE DB プロバイダがデータに接続するために必要なアドレス情報を含みます。SQL Server 分散クエリでは、OLE DB データ ソースによって公開される行セットは、リンク テーブルと呼ばれるテーブルとして参照されます。 |
リンク ディメンション (linked dimension) |
別の Analysis Services データベースで定義されているディメンションに基づくディメンション。 |
リンク テーブル (linked table) |
SQL Server 分散クエリで使用するリンク サーバーとして定義された OLE DB データ ソースで公開される OLE DB 行セット。リンク サーバーによって公開される行セットは、分散クエリでテーブルとして参照されます。 |
リンク テーブル (linking table) |
他の 2 つのテーブルと関連付けのあるテーブル。その 2 つのテーブルの間の関連付けとして間接的に使用されます。 |
リンク メジャー (linked measure) |
別の Analysis Services データベースで定義されているメジャーに基づくメジャー。 |
リンク レポート (linked report) |
パラメータ値またはプロパティの異なるセットを使用して既存のレポート定義を参照するレポート。リンク レポートは、一意なサブスクリプション、セキュリティ、および履歴の設定を使用して、元のレポートとは別に管理できます。 |
ルール (rule) |
1. 列または別名データ型にバインドされるデータベース オブジェクト。列でどんなデータ値を許容するかを指定します。CHECK 制約でも同じ機能が提供されており、SQL-92 規格に含まれているためこちらの方がよく使用されます。 2. Analysis Services では、読み取りや読み取り/書き込みのセキュリティ ロール権限に対する制限 (無制限、すべてを制限、カスタムなど) が、ルールによって指定されます。 |
ルール (rules) |
テーブルに格納するのに有効な値を示します。ドメイン整合性とも呼ばれます。 |
ルールの実行 (rule firing) |
アプリケーション定義ファイルで定義されたアプリケーション ルール (イベント記録ルール、サブスクリプション イベント ルール、および定期的なサブスクリプション ルール) の 1 つを実行する処理。これらのルールは、通知データを処理する Transact-SQL ステートメントです。 |
レコード (record) |
関連する情報についてのフィールド (列) のグループ。1 つの単位として扱われます。リレーショナル データベースでは、通常、レコードのことを行と呼びます。 |
レコードセット (recordset) |
結果セットの格納に使用される ADO (ActiveX データベース オブジェクト) オブジェクト。アプリケーションで設定されたレコードセット プロパティに応じてカーソルが動作します。ADO レコードセットは OLE DB 行セットにマップされます。 |
列 (column) |
SQL テーブルでは各行内の領域のことで、テーブルによってモデル化されたオブジェクトの一部の属性のデータ値が格納されます。たとえば、AdventureWorks サンプル データベース内の Employee テーブルでは、Adventure Works Cycles 社の従業員をモデル化しています。Employee テーブルの各行の Title 列には、その行に表示されている従業員の役職名が格納されます。同様に、ウィンドウまたはフォーム内の Job Title フィールドにも役職名が格納されます。 |
列挙 (enumeration) |
特定のプロパティの値を指定するために使用する整数値または文字列定数の固定セット。 |
列のバインド (column binding) |
Analysis Services オブジェクトからデータ ソース ビュー内の列へのバインドです。 |
列フィルタ (column filter) |
列フィルタは、スナップショット パブリケーション、トランザクション パブリケーション、またはマージ パブリケーションの一部として含める列を制限します。 |
列フィルタ選択 (vertical filtering) |
テーブルから列をフィルタ選択すること。レプリケーションの一部として使用すると、作成されるテーブル アーティクルにはパブリッシュ テーブルから選択した列のみが含まれます。 |
列方向のパーティション分割 (vertical partitioning) |
選択した列を基に 1 つのテーブルを複数のテーブルに分割すること。分割したそれぞれのテーブルは、行数は同じですが、含まれる列数は少なくなります。 |
列レベルの照合順序 (column-level collation) |
1 つのインスタンスで複数の照合順序を使用できます。データベースには、インスタンスの既定の照合順序とは別の既定の照合順序を指定できます。各列および各変数には、インスタンスやデータベースの既定の照合順序とは別の照合順序を指定できます。テーブル内の各列には、異なる照合順序を 1 つ指定できます。 |
列レベルの制約 (column-level constraint) |
テーブルの作成時または変更時に、列の定義で指定される制約の定義。制約は関連付けられている列にだけ適用されます。 |
レプリケーション (replication) |
データベースのデータやデータベース オブジェクトを別のデータベースにコピーおよび配布し、一貫性を失わないようにデータベースを同期する一連のテクノロジ。 |
レプリケーション スクリプトの作成 (replication scripting) |
レプリケーションを構成したり無効にするための .sql スクリプトを生成すること。 |
レプリケーション トポロジ (replication topology) |
サーバーとデータのコピー間でリレーションシップを定義し、サーバー間のデータ フローを決定するロジックを明確にします。 |
レプリケーション モニタ (Replication Monitor) |
パブリッシャとサブスクライバ間のデータの移動に注目して、レプリケーションの利用状況を体系的に参照できます。リアルタイムの利用状況の確認、問題のトラブルシューティング、および過去のレプリケーションの利用状況の分析に使用するツールです。 |
レプリケーション競合表示モジュール (Replication Conflict Viewer) |
レプリケーション処理中に発生した競合の参照と解決、および競合を解決した方法の確認に使用できます。 |
レプリケートされたデータ (replicated data) |
サブスクライバにある、パブリッシャから受信したデータ。 |
レベル (level) |
セットのすべてのメンバが階層のルートから等距離にあるようなディメンション階層のメンバのセット名。たとえば、時間階層には年、月、および日の各レベルが含まれます。 |
レベルの名前付けテンプレート (level naming template) |
親子階層内にレベル名を作成するために使用するテンプレート。 |
レポート アイテム (report item) |
レポート レイアウト上に存在する、テキスト ボックス、グラフィック要素、データ領域などのオブジェクト。 |
レポート サーバー (report server) |
レポート ビルダを起動し、レポートを保存、管理、およびパブリッシュするネットワーク上の場所。 |
レポート サーバー データベース (report server database) |
レポート サーバー インスタンスまたはスケールアウト配置の内部記憶域となる SQL Server リレーショナル データベース。 |
レポート サーバー フォルダの名前空間 (report server folder namespace) |
事前定義されたフォルダおよびユーザー定義のフォルダを含む階層。名前空間は、レポートおよびレポート サーバーに格納された他のアイテムを一意に識別します。名前空間は、特定の URL 内でレポートを特定するためのアドレス指定スキームとして使用されます。 |
レポート サーバー管理者 (report server administrator) |
レポート サーバーのコンテンツ マネージャ ロールかシステム管理者ロール、またはその両方に割り当てられたユーザー。 |
レポート サーバー実行アカウント (report server execution account) |
レポート サーバー Web サービスおよびレポート サーバー Windows サービスの実行に使用するアカウント。 |
レポート スナップショット (report snapshot) |
特定の時点でキャプチャしたデータが含まれるレポート。レポート スナップショットは、実際には、クエリの指示ではなく、データセットが埋め込まれたレポート定義です。 |
レポート プロセッサ (report processor) |
レポートとレポート モデルを処理する Reporting Services のコンポーネント。 |
レポート モデル (report model) |
ビジネス データのメタデータによる記述。レポート ビルダでアドホック レポートを作成するために使用します。 |
レポート レイアウト (report layout) |
1. レポート デザイナでは、レポート内のフィールド、テキスト、およびグラフィックの配置を指します。 2. レポート ビルダでは、レポート内のフィールドおよびエンティティの配置に、適用される書式スタイルを加えたものを指します。 |
レポート レイアウト テンプレート (report layout template) |
レポート ビルダで使用する、デザイン済みの表形式、マトリックス形式、グラフ形式のレポートのテンプレート。 |
レポート処理拡張機能 (report processing extension) |
レポート処理のロジックを拡張するための Reporting Services のコンポーネント。Reporting Services に付属するレポート プロセッサ コンポーネントを使用すると、一定のレポート アイテム (一覧、テーブル、マトリックス、グラフ、テキスト ボックス、線、四角形、および画像) を処理できます。Reporting Services では、ここに挙げたレポート アイテムを、レポート処理拡張機能で定義したカスタム レポート アイテムに拡張する機能もサポートされています。レポートに埋め込んだデータバインド コントロールをサポートするため、レポート処理拡張機能を作成したり、サード パーティのレポート処理拡張機能を購入できます。 |
レポート定義 (report definition) |
Reporting Services レポートのクエリとレイアウトに関する情報を含む .rdl ファイル。 |
レポート定義言語 (Report Definition Language) |
レポートのレイアウトとクエリに関する情報を記述する命令セット。RDL は、Reporting Services 用に作成された XML 文法に準拠する XML 要素から構成されます。 |
レポート表示 (report rendering) |
レポートを視覚化するために、レポート レイアウトとデータ ソースのデータを結合する処理。 |
レポート履歴 (report history) |
時間の経過と共に作成および保存される、レポート スナップショットのコレクション。 |
連結 (concatenation) |
2 つ以上の文字列や式を結合して、1 つの文字列や式にすること。または、2 つ以上のバイナリ文字列やバイナリ式を結合して、1 つのバイナリ文字列やバイナリ式にすること。 |
連合データベース サーバー (federated database servers) |
分散パーティション ビューのパーティションをホストすることで、データの処理負荷を共有するリンク サーバーのセット。 |
連鎖更新 (cascading update) |
他のテーブルの既存行の外部キー列が参照する主キー値を更新する操作。連鎖更新時には、すべての外部キー値が新しい主キー値に合わせて更新されます。 |
連鎖削除 (cascading delete) |
他のテーブル内の既存行の外部キー列が参照する主キー値を含む行を削除する操作。連鎖削除では、削除される主キー値を参照する外部キー値を持つ行もすべて削除されます。 |
ローカル キューブ (local cube) |
PivotTable サービスを使用して、ローカル コンピュータに作成され、拡張子 .cub で保存されたキューブ。 |
ローカル グループ (local group) |
Windows NT 4.0 または Windows 2000 のグループ。そのグループが作成されたドメイン グループまたは信頼関係のあるドメインに属するユーザー アカウントとグローバル グループが含まれています。ローカル グループに他のローカル グループを含めることはできません。 |
ローカル サーバー (local server) |
1. SQL Server 接続では、同一コンピュータ上でアプリケーションとして実行されている SQL Server のインスタンス。 2. Transact-SQL ステートメントでは、データベース オブジェクトへの参照を解決するときに、そのステートメントを実行している SQL Server のインスタンス。 3. SQL Server 分散クエリでは、分散クエリを実行している SQL Server のインスタンス。ローカル サーバーは、クエリで参照されるリンク サーバーにアクセスします。 |
ローカル サブスクリプション (local subscription) |
「クライアント サブスクリプション (client subscription)」を参照。 |
ローカル ディストリビュータ (local Distributor) |
SQL Server レプリケーションのパブリッシャとディストリビュータの両方として機能するように構成されているサーバー。 |
ローカル パーティション ビュー (local partitioned view) |
1 台のサーバー上に存在する一連のメンバ テーブルからの、行方向にパーティション分割されたデータを結合するビュー。データは 1 つのテーブル内に存在するように見えます。 |
ローカル ログイン ID (local login identification) |
ユーザーがローカル サーバーにログインするために使用する必要がある ID。ログイン ID は最大 128 文字までです。使用できるのは英数字ですが、最初の文字は英字にする必要があります (たとえば、CHRIS または TELLER8 など)。 |
ローカル変数 (local variable) |
値が代入されているユーザー定義変数。ローカル変数は DECLARE ステートメントで宣言され、SELECT ステートメントまたは SET ステートメントで初期値の代入が行われます。そのローカル変数を宣言したステートメント バッチまたはモジュールの内部で使用されます。 |
ロール/役割 (role) |
1. SQL Server セキュリティ アカウント。このアカウントは、他のセキュリティ アカウントのコレクションであり、権限を管理する際に 1 つの単位として扱うことができます。ロールには、SQL Server ログイン、他のロール、および Windows ログインまたはグループを含めることができます。 2. Analysis Services では、ロールは、Windows セキュリティ アカウントを使用して、ユーザーがデータベース、キューブ、ディメンション、およびデータ マイニング モデルにアクセスする場合の、アクセスおよび権限の範囲を制限します。 3. データベース ミラーリング セッションでは、プリンシパル サーバーおよびミラー サーバーは補完的にプリンシパルおよびミラーの役割を果たします。必要に応じて、3 番目のサーバー インスタンスがミラーリング監視の役割を果たします。 |
ロールの定義 (role definition) |
Reporting Services で、ユーザーがレポート サーバー上で実行できる操作を定義する名前付きの一連のタスク。 |
ロールの割り当て (role assignment) |
Reporting Services で、ユーザーまたはグループが特定のアイテムにアクセスして操作を実行できるかどうかを決定するセキュリティ ポリシーのこと。ロールの割り当ては、ユーザーまたはグループのアカウント名と、1 つ以上のロールの定義で構成されます。 |
ロールバック (roll back) |
データベースが復旧される時点で、コミットされていなかったトランザクションによって加えられた変更を元に戻すこと。 |
ロールフォワード (roll forward) |
ロールフォワード セットのデータに、ログに記録された変更を適用し、データをトランザクション実行後の状態にすること。 |
ロールフォワード セット (roll forward set) |
復元シーケンスによって復元されるデータのセット。ロールフォワード セットは、1 つ以上の一連のデータ バックアップを復元することで定義されます。 |
ログ シーケンス番号 (log sequence number) |
Microsoft SQL Server トランザクション ログの各レコードを一意に識別するため、基になるトランザクションが発生した順序で付ける番号。 |
ログ チェーン (log chain) |
データベースのトランザクション ログの連続的なシーケンス。新しいログ チェーンは、データベースの作成後に行われた最初のバックアップや、データベースが単純復旧モデルから完全復旧モデルまたは一括ログ復旧モデルに切り替えられた時点から始まります。復元操作に続いて復旧を行うと、ログ チェーンが分岐します。これにより、新しい復旧ブランチが作成されます。 |
ログ バックアップ (log backup) |
前回のログ バックアップでバックアップされなかったすべてのログ レコードを含むトランザクション ログのバックアップ。ログ バックアップは、完全復旧モデルと一括ログ復旧モデルで必要になります。単純復旧モデルでは使用できません。 |
ログ ファイル (log file) |
データベースで行われた変更が記録されているファイルまたはファイルのセット。 |
ログ プロバイダ (log provider) |
Integration Services で、テキスト ファイル、SQL Server、SQL Server Profiler、Windows イベント ログ、および XML ファイルにログ エントリを書き込むための手段。 |
ログイン セキュリティ モード (login security mode) |
SQL Server インスタンスでログイン要求を検証する方法を指定するためのセキュリティ モード。ログイン セキュリティには、Windows 認証、SQL Server 認証、および混合モード認証の 3 種類があります。混合モードは、Windows 認証モードと SQL Server 認証モードの組み合わせです。 |
ログ配布 (log shipping) |
設定された間隔で、プライマリ サーバー上の読み取りと書き込みが可能なデータベース (プライマリ データベース) のログ バックアップをリモート サーバー上にある 1 つ以上のデータベース コピー (セカンダリ データベース) にコピーする処理。セカンダリ サーバーは、プライマリ サーバーのウォーム スタンバイ サーバーです。 |
ログ配布構成 (log shipping configuration) |
1 台のプライマリ サーバー、1 台以上のセカンダリ サーバー (各サーバーにはセカンダリ データベースがあります)、および監視サーバーを含むサーバー構成。 |
ログ配布ジョブ (log shipping job) |
ログ配布操作を実行するジョブ。このジョブでは、プライマリ サーバーでプライマリ データベースのトランザクション ログをバックアップする操作 (バックアップ ジョブ)、セカンダリ サーバーにトランザクション ログ ファイルをコピーする操作 (コピー ジョブ)、またはログ バックアップをセカンダリ サーバーのセカンダリ データベースに復元する操作 (復元ジョブ) が行われます。バックアップ ジョブはプライマリ サーバーに常駐します。コピー ジョブと復元ジョブは各セカンダリ サーバーに常駐します。 |
ログ末尾のバックアップ (tail-log backup) |
まだバックアップされていないログをキャプチャするために、データベースの復元に備えて取得するログ バックアップ。ログ末尾のバックアップは、障害が起きた後に作業の損失を防ぐのに役立ちます。 |
ロケール (locale) |
言語に関連する特定の動作を定義する Windows オペレーティング システムの属性。ロケールでは、文字データの格納に使用するコード ページ (ビット パターン) と、文字の並べ替え順序が定義されます。また、日付と時刻に使用する書式や小数点の桁区切りに使用する記号などの言語固有の項目も定義されます。各ロケールは、ロケール ID または LCID と呼ばれる一意な番号で識別されます。SQL Server 照合順序は、照合順序によって SQL Server のインスタンスの言語固有の動作が定義される点で、ロケールに似ています。 |
ロケール ID (LCID) (locale identifier (LCID)) |
Windows ベースのロケールを識別する番号。 |
ロック (lock) |
マルチユーザー環境でのリソースへのアクセスに対する制限。SQL Server では、セキュリティを管理するため、またはデータの同時変更による問題発生を防ぐために、ユーザーが自動的にロックアウトされ、特定の行、列、またはファイルを使用できなくなります。 |
ロックのエスカレーション (lock escalation) |
粒度が細かい多数のロックを粒度が粗い少数のロックに変換し、システムのオーバーヘッドを減少させる処理。 |
論理演算子 (logical operator) |
演算子 AND、OR、および NOT。WHERE 句の検索条件を連結するために使用します。 |
論理バックアップ デバイス (logical backup device) |
ディスク ファイルやテープ ドライブなどの特定の物理バックアップ デバイスを示す、省略可能なユーザー定義名。 |
論理名 (logical name) |
ファイルを識別するために SQL Server が使用する名前。ファイルの論理名は識別子の規則に従う必要があり、ACCOUNTING や LIBRARY などのように最大 30 文字まで使用できます。 |
論理レコード (logical record) |
異なるテーブル間の関連行のリレーションシップを定義して、複数の行を 1 つの単位として処理できるマージ レプリケーション機能。 |
ワード ブレーカ (word breaker) |
フルテキスト検索では、特定の言語に関し、その言語の語彙的規則に基づき、ワード ブレーカ (単語の切れ目) でテキストがトークン化されます。 |
ワイルドカード検索 (wildcard search) |
テーブルまたはフィールド内でのデータの検索に * や ? などのプレースホルダを使用すること。たとえば、Smith* という文字列を使用して、姓が Smith で始まるすべてのレコード (Smith、Smithson、Smithlin など) をデータベースの Last Name フィールドで検索します。 |
ワイルドカード文字 (wildcard characters) |
パターン照合を行うために LIKE キーワードと組み合わせて使用する、アンダースコア (_)、パーセント (%)、角かっこ ([ ]) などの文字。 |