ハードウェア構成

ハードウェア構成は、配置に必要な処理能力、必要な配信スループット、およびインスタンスの配置場所の 3 つの要因に依存します。完全にファイアウォールの背後に配置される小規模の通知アプリケーションの場合は、1 台のサーバーで Microsoft SQL Server Notification Services、データベース、およびサブスクリプション管理アプリケーションを実行することがあります。しかし、中規模から大規模のアプリケーションでは、多くの場合、複数サーバー構成によって利点が得られます。非常に大規模のアプリケーションでは複数のサーバーにスケールアウトしたり、非常に高い可用性を必要とするアプリケーションでは、フェールオーバー クラスタリングを使用することがあります。

構成例

Notification Services は複数の方法で配置できるため、ハードウェアの構成例が検討に役立つ場合があります。ここでは、単一のサーバー、リモート データベース サーバー、スケールアウト、クラスタリングを使用した高可用性などのハードウェア構成について説明します。

ここで説明するトピックを、次の表に示します。

トピック 説明

単一サーバー構成

Notification Services システムの最も簡単な構成を示します。

リモート データベース サーバー構成

1 台目のサーバーに Notification Services を配置し、2 台目のサーバーにデータベースを配置する一般的な構成を示します。

スケールアウト構成

ホストされないイベント プロバイダのアプリケーションとサブスクリプション管理アプリケーションをスケールアウトして、通知の処理および配信をより効率的に処理する方法を示します。

高可用性構成

データベースと Notification Services の可用性を管理する方法を示します。

参照

概念

Notification Services システムの計画

その他の技術情報

Notification Services の配置

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手