パフォーマンス クエリ間隔の指定

Notification Services のインスタンスを作成する場合は、Notification Services によって、ジェネレータ、ホストされるイベント プロバイダ、またはディストリビュータを実行する各サーバーにパフォーマンス オブジェクトがインストールされます。これらのオブジェクトの一部はアプリケーション固有のものであり、アプリケーション データベースにクエリを実行することで更新されます。パフォーマンス クエリ間隔を設定することにより、パフォーマンス オブジェクトのカウンタの更新頻度を制御できます。

Notification Services パフォーマンス オブジェクト

Notification Services では、Notification Services インスタンスの Microsoft Windows サービスが作成されるたびに、アプリケーションレベル、コンポーネントレベル、およびインスタンスレベルのパフォーマンス オブジェクトがインストールされます。これらのオブジェクトの一覧については、「Notification Services パフォーマンス オブジェクト」を参照してください。

アプリケーション定義で、アプリケーションレベルのオブジェクトのクエリ間隔を指定します。このクエリ間隔によって他のパフォーマンス オブジェクトが影響を受けることはありません。

アプリケーションが有効な場合のみ、ジェネレータをホストするサーバーでアプリケーションレベルのオブジェクトのカウンタが更新されます。

クエリ間隔の指定

アプリケーション データベースに対するクエリ、およびパフォーマンス カウンタのデータ計算を実行すると、アプリケーション データベースのリソースが消費されます。アプリケーションのクエリ間隔を指定するときには、現在のパフォーマンス データの必要性と、データを取得するクエリの実行によって生じる処理のオーバーヘッドを調整します。

クエリ間隔の既定値は 1 分です。

パフォーマンス クエリ間隔の指定

  • アプリケーションを XML で定義している場合は、PerformanceQueryInterval 要素 (ADF) を使用してパフォーマンス クエリ間隔を指定します。
  • アプリケーションをプログラムで定義している場合は、PerformanceQueryInterval プロパティ (NMO) を使用してパフォーマンス クエリ間隔を指定します。

参照

概念

アプリケーションの実行設定の指定
Notification Services パフォーマンス オブジェクト
Notification Services のパフォーマンスと利用状況の監視

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手