XSLT コンテンツ フォーマッタの定義

XSLT コンテンツ フォーマッタは、Notification Services で提供される標準コンテンツ フォーマッタです。XSLT コンテンツ フォーマッタは、フォーマッタを使用する通知クラスごとに構成する必要があります。

プロパティ

XSLT コンテンツ フォーマッタを定義する場合、次のプロパティと値を使用します。

  • ClassName (必須) は、XsltFormatter にする必要があります。
  • 標準コンテンツ フォーマッタの情報には、AssemblyName プロパティを使用しないでください。

引数

XSLT コンテンツ フォーマッタでは、初期化パラメータとして 3 つの名前付き引数を使用します。

  • XsltBaseDirectoryPath (必須) は、すべての XSLT ファイルのルートとなるディレクトリを指定します。
  • XsltFileName (必須) は、書式が未設定の通知データを表示に適した形式に変換するために使用する XSLT ファイルの名前を指定します。
  • DisableEscaping (省略可) は、イベント データに XML か HTML のデータが含まれることを示すブール値を指定し、データがそれ以上変換されないようにします。既定値は false です。

次の例は、アプリケーション定義ファイル (ADF) に XSLT コンテンツ フォーマッタを定義する方法を示しています。

<ContentFormatter>
    <ClassName>XsltFormatter</ClassName>
    <Arguments>
        <Argument>
            <Name>XsltBaseDirectoryPath</Name>
            <Value>C:\TransformDirectory</Value>
        </Argument>
        <Argument>
            <Name>XsltFileName</Name>
            <Value>StockTransform.xsl</Value>
        </Argument>
        <Argument>
            <Name>DisableEscaping</Name>
            <Value>true</Value>
        </Argument>
    </Arguments>
</ContentFormatter>

参照

概念

コンテンツ フォーマッタの構成
XSLT ファイルの作成
XSLT ファイルの場所

その他の技術情報

XSLT コンテンツ フォーマッタ
通知クラスの定義
Notification Services アプリケーションの定義

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手