サブスクリプション管理インターフェイスにデータベース権限を与える方法

この手順では、サブスクリプション管理インターフェイスによって使用されるアカウントにデータベース権限を与える方法を説明します。Microsoft Windows アカウントまたは SQL Server ログイン アカウントが使用できます。この手順では、SQL Server にログインするための権限が使用アカウントに既に与えられていることを前提としています。

ms171380.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
既定のインスタンス データベース名は、instanceNameNSMain です。既定のアプリケーション データベース名は、instanceName + ApplicationName です。ただし、SQL Server 2005 では、インスタンス構成とアプリケーション定義でデータベース名を指定できます。

サブスクリプション管理のデータベース権限を与えるには

  1. SQL Server Management Studio オブジェクト エクスプローラ で、[データベース] を展開します。

  2. インスタンス データベースと各アプリケーション データベースで次の操作を行います。

    1. データベースを展開します。
    2. [セキュリティ] フォルダを右クリックし、[新規作成] をポイントして、[ユーザー] を選択します。
    3. [ユーザー名] ボックスに、データベース ユーザーの名前を入力します。
    4. [ログイン名] ボックスに、ログインの名前を入力します。
      ログイン名は、SQL Server のインスタンスの既存のログイン名と完全に一致する必要があります。ログイン名を検索する場合は、[検索] ボタンをクリックします。
    5. [データベース ロールのメンバシップ] ボックスで、NSSubscriberAdmin を選択します。

使用例

次のコードは、サブスクリプション管理インターフェイスによって使用されるアカウントにデータベース権限を与える方法を示しています。

USE [InstanceNameNSMain];
CREATE USER [MyLogin];
EXEC sp_addrolemember N'NSSubscriberAdmin', N'MyLogin';
USE [InstanceNameAppName];
CREATE USER [MyLogin];
EXEC sp_addrolemember N'NSSubscriberAdmin', N'MyLogin';

参照

概念

Notification Services のインスタンスの SQL Server 権限の構成
Notification Services のセキュリティの設定

その他の技術情報

セキュリティの管理に関する操作方法のトピック (Notification Services)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手