インスタンス、アプリケーション、およびコンポーネントの状態表示
Notification Services のインスタンスを管理する場合、インスタンス、個々のアプリケーション、および個々のアプリケーション コンポーネントが正常に動作し有効化されていることを確認するために、これらの状態の調査が必要になることがあります。このような情報は、Microsoft SQL Server Management Studio および nscontrol コマンド ライン ユーティリティから取得できます。
状態情報の表示
状態を表示する場合、3 つのオプションが使用できます。
- SQL Server Management Studio で Notification Services インスタンスをクリックすると、インスタンスの状態に関する基本情報が [オブジェクト エクスプローラの詳細] ページに表示されます。
- SQL Server Management Studio で Notification Services インスタンスを右クリックして [プロパティ] をクリックすると、アプリケーション、サブスクライバ、暗号化、および Microsoft Windows サービスに関する情報が表示されます。詳細については、「Notification Services のインスタンスの状態を表示する方法 (SQL Server Management Studio)」を参照してください。
- nscontrol status コマンドを実行すると、コマンド プロンプト ウィンドウに状態情報が表示されます。詳細については、「nscontrol status コマンド」を参照してください。
状態の結果
状態の値とその意味を、次の表に示します。
状態 | 説明 |
---|---|
有効 |
コンポーネントが動作するように構成されています。 |
有効化中 |
コンポーネントは有効化する前には "無効" の状態でした。この状態は、Notification Services エンジンが変更をまだ完了していないことを示しています。Notification Services エンジンがアプリケーション定義で指定されたサーバーで実行されている場合、30 秒以内に "有効" 状態に変わります。 |
無効 |
コンポーネントが動作するように構成されていません。Notification Services のインスタンスを初めて作成すると、すべてのコンポーネントが無効になります。 |
無効化中 |
コンポーネントは無効化する前には "有効" の状態でした。この状態は、Notification Services エンジンが変更をまだ完了していないことを示しています。Notification Services エンジンがアプリケーション定義で指定されたサーバーで実行されている場合、30 秒以内に "無効" 状態に変わります。 |
Notification Services エンジンは、起動時にコンポーネントの状態を更新します。1 つのインスタンスを複数のコンピュータにスケールアウトしている場合は、状態をすべて更新するために、すべてのエンジンを起動する必要があります。
サブスクライバおよびサブスクリプションは、"有効" または "無効" のいずれかの状態になります。これらのコンポーネントは、エンジンに依存しません。
参照
概念
インスタンス、アプリケーション、またはコンポーネントの有効化および無効化
Notification Services インスタンスの開始と停止
その他の技術情報
インスタンスおよびアプリケーションの操作の制御
nscontrol status コマンド
Notification Services の管理