[変更のマージ] オプションの構成
[変更のマージ] (Microsoft SQL Server 2000 では [権限の確認]) オプションを使用して、パブリケーションのセキュリティ レベルを強化できます。[変更のマージ] オプションを有効にすると、データ変更をパブリッシャにアップロードする権限がマージ エージェントに与えられます。このオプションを指定すると、マージ エージェントのログオン情報に、パブリケーション データベースに対し INSERT、UPDATE、および DELETE の各ステートメントを実行する権限があることを SQL Server が確認できます。
[変更のマージ] オプションの設定
[変更のマージ] は必要に応じて使用できます。[変更のマージ] を指定すると、変更のマージの検証と PAL の検証の両方が行われます。
重要 : |
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初期スナップショットの作成後に [変更のマージ] オプションを設定した場合、データ変更をマージするときに権限を確認するために、新しいスナップショットを作成して、サブスクライバで再適用する必要があります。 |
SQL Server 2005 の [変更のマージ] オプションまたは SQL Server 2000 の [権限の確認] オプションを構成するには、「[変更のマージ] オプションまたは [権限の確認] オプションを設定する方法」を参照してください。
[変更のマージ] または [権限の確認] を指定する場合は、Microsoft インターネット インフォメーション サービス (IIS) および SQL Server 認証の構成方法に基づいて、データベース アクセスを許可する必要があります。詳細については、「データベースとパブリケーションへのアクセスの許可」を参照してください。
参照
概念
パブリケーションのセキュリティ設定
データベースとパブリケーションへのアクセスの許可