SSCEError オブジェクト
SQL Server 2005 Compact Edition (SQL Server Compact Edition) では、SSCEError オブジェクトを使用して、Replication オブジェクト、RDA オブジェクト、または Engine オブジェクトのエラーをレポートします。Replication オブジェクト、RDA オブジェクト、または Engine オブジェクトのメソッド呼び出しに失敗するたびに、SQL Server Compact Edition では、SSCEError オブジェクトを 1 つ以上含む SSCEErrors コレクションが作成されます。
プロパティ
SSCEError オブジェクトには、次のプロパティがあります。
プロパティ | 説明 |
---|---|
Description |
Description プロパティは、エラーの説明情報を返します。 |
ErrorNumber |
ErrorNumber プロパティは、エラー ソースからレポートされる OLE DB HRESULT エラー番号を返します。 |
NativeError |
NativeError プロパティは、エラー ソースからレポートされるネイティブ エラー番号を返します。 |
Source |
Source プロパティは、ネイティブ エラーのソースの名前を返します。 |
Params |
Params プロパティは、エラーの詳細情報要素を提供します。 |
解説
アプリケーションでは、SSCEErrors コレクション内を列挙し、各 SSCEError オブジェクトを検査してエラーを識別できます。
エラー オブジェクトとエラー コレクションは、次に Replication オブジェクト、RDA オブジェクト、または Engine オブジェクトのメソッドが呼び出されるまで保持されます。
参照
関連項目
その他の技術情報
SQL Server Compact Edition Engine オブジェクトのプログラミング
SQL Server Compact Edition リモート データ アクセスのプログラミング
SQL Server Compact Edition レプリケーションのプログラミング