インデックスに関する Transact-SQL の機能強化

リレーショナル インデックスおよび XML インデックスを変更する際に、新しい Transact-SQL DDL ステートメントが使用できます。CREATE INDEX ステートメントは、XML インデックス構文、パーティション分割、および付加 (非キー) 列をサポートするように機能強化されました。いくつかのインデックス オプションが追加されています。追加されたオプションには、インデックス操作中に、基になるデータへの同時ユーザー アクセスを可能にする ONLINE オプションが含まれています。

新しい DDL ステートメントおよび機能強化された DDL ステートメント

新しいステートメント 説明

ALTER INDEX

インデックスの無効化、再構築、再構成によって、またはインデックスに関するオプションの設定によって、既存のテーブルやビュー インデックス (リレーショナルまたは XML) を変更します。

機能強化されたステートメント 説明

CREATE INDEX

次の新しい構文要素が含まれています。

  • XML INDEX
  • INCLUDED (列)
  • PARTITION SCHEME

次のインデックス オプションが追加されています。

  • ONLINE
  • ALLOW_ROW_LOCKS
  • ALLOW_PAGE_LOCKS
  • MAXDOP

DROP INDEX

インデックスおよびテーブル名を指定するための新しいフォーマットが追加されています。

MOVE TO 句が追加されています。これにより、データをクラスタ化インデックスから別のファイル グループまたはパーティション構成に移動できます。

次のインデックス オプションが追加されています。

  • ONLINE
  • MAXDOP

参照

関連項目

データ定義言語 (DDL) ステートメント (Transact-SQL)

その他の技術情報

Transact-SQL の新機能と拡張機能 (Transact-SQL)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手