DistributorSecurityMode プロパティ (レプリケーション)

DistributorSecurityMode プロパティには、ディストリビュータへの接続時に使用されるセキュリティ モードを指定します。

構文

object.DistributorSecurityMode [= value]

パラメータ

  • value
    ディストリビュータ側で適用されるセキュリティ モードを指定する SECURITY_TYPE 定数

適用対象

SQL Server 2005 Compact Edition Replication オブジェクト

データ型

SECURITY_TYPE

定数 説明

DB_AUTHENTICATION

0

標準セキュリティ (既定値)

NT_AUTHENTICATION

1

統合セキュリティ

属性

読み取り/書き込み

プロトタイプ

HRESULT get_DistributorSecurityMode(SECURITY_TYPE *pVal);
HRESULT put_DistributorSecurityMode(SECURITY_TYPE newVal);

解説

値が既定の DB_AUTHENTICATION に設定されている場合、ディストリビュータに接続する際には DistributorLogin および DistributorPassword が使用されます。値が NT_AUTHENTICATION の場合は、ディストリビュータの接続時に Microsoft インターネット インフォメーション サービス (IIS) の Windows ユーザー アカウントが使用されます。

ディストリビュータの接続プロパティを指定しない場合、パブリッシャとディストリビュータは同じ SQL Server インスタンス上にあると見なされ、ディストリビュータへの接続時にはパブリッシャの接続プロパティが使用されます。ただし、ディストリビュータの接続プロパティを 1 つでも設定した場合は、残りのプロパティもすべて設定する必要があります。

参照

関連項目

DistributorLogin プロパティ (レプリケーション)
DistributorPassword プロパティ (レプリケーション)
Replication オブジェクトのプロパティ

ヘルプおよび情報

SQL Server Compact Edition のサポートについて