sp_dropdynamicsnapshot_job (Transact-SQL)

パラメータ化された行フィルタを持つパブリケーションに関する、フィルタ選択されたデータ スナップショット ジョブを削除します。このストアド プロシージャは、パブリッシャ側でパブリケーション データベースについて実行されます。ジョブを削除すると、MSdynamicsnapshotjobs システム テーブルの関連するデータがすべて削除されます。

トピック リンク アイコンTransact-SQL 構文表記規則

構文


sp_dropdynamicsnapshot_job [ @publication = ] 'publication' 
    [ , [ @dynamic_snapshot_jobname = ] 'dynamic_snapshot_jobname' ] 
    [ , [ @dynamic_snapshot_jobid = ] 'dynamic_snapshot_jobid' ] 
    [ , [ @ignore_distributor =] ignore_distributor ]

引数

  • [ @publication=] 'publication'
    フィルタ選択されたデータ スナップショット ジョブを削除するパブリケーションの名前を指定します。publication のデータ型は sysname で、既定値はありません。
  • [ @dynamic_snapshot_jobname= ] 'dynamic_snapshot_jobname'
    削除対象となる、フィルタ選択されたデータ スナップショット ジョブの名前を指定します。dynamic_snapshot_jobname のデータ型は sysname です。指定しない場合は、dynamic_snapshot_jobid に関連付けられているジョブ名になります。
  • [ @dynamic_snapshot_jobid= ] 'dynamic_snapshot_jobid'
    削除対象となる、フィルタ選択されたデータ スナップショット ジョブの ID を指定します。dynamic_snapshot_jobidのデータ型は uniqueidentifier で、既定値は NULL です。

    ms174297.note(ja-jp,SQL.90).gif重要 :
    dynamic_snapshot_jobid または dynamic_snapshot_jobname のみを指定できます。dynamic_snapshot_jobiddynamic_snapshot_jobname のどちらにも値を指定しない場合は、パブリケーションの動的スナップショット ジョブがすべて削除されます。
  • [ @ignore_distributor =] ignore_distributor
    ignore_distributor のデータ型は bit で、既定値は 0 です。このパラメータは、ディストリビュータでクリーンアップを実行せずに動的スナップショット ジョブを削除する場合に使用できます。

解説

sp_dropdynamicsnapshot は、マージ レプリケーションで使用します。

権限

sp_dropdynamicsnapshot を実行できるのは、sysadmin 固定サーバー ロールまたは db_owner 固定データベース ロールのメンバだけです。

戻り値

0 (成功) または 1 (失敗)

参照

関連項目

sp_adddynamicsnapshot_job (Transact-SQL)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手