sp_password (Transact-SQL)
Microsoft SQL Server ログイン用のパスワードを追加または変更します。
重要 : |
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この機能は、将来のバージョンの Microsoft SQL Server では削除される予定です。新規の開発作業ではこの機能を使用しないようにし、現在この機能を使用しているアプリケーションは修正することを検討してください。 代わりに ALTER LOGIN を使用してください。 |
構文
sp_password [ [ @old = ] 'old_password' , ]
{ [ @new =] 'new_password' }
[ , [ @loginame = ] 'login' ]
引数
- [ @old= ] 'old_password'
古いパスワードを指定します。old_password のデータ型は sysname で、既定値は NULL です。
[ @new= ] 'new_password'
新しいパスワードを指定します。new_password のデータ型は sysname で、既定値はありません。名前付きパラメータを使用しない場合は、old_password を指定する必要があります。セキュリティ メモ : パスワードは NULL にせず、また複雑なパスワードを使用してください。詳細については、「強力なパスワード」を参照してください。
- [ @loginame= ] 'login'
パスワード変更の対象となるログインの名前を指定します。login のデータ型は sysname で、既定値は NULL です。login は既に存在している必要があります。指定できるのは、sysadmin 固定サーバー ロールまたは securityadmin 固定サーバー ロールのメンバだけです。
解説
sp_password では ALTER LOGIN が呼び出されます。このステートメントでは追加オプションがサポートされます。パスワードの変更の詳細については、「ALTER LOGIN (Transact-SQL)」を参照してください。
ユーザー定義のトランザクション内では、sp_password は実行できません。
権限
ALTER ANY LOGIN 権限が必要です。古いパスワードを指定しないでパスワードをリセットする場合、または変更されるログインに CONTROL SERVER 権限がある場合は、CONTROL SERVER 権限も必要です。
プリンシパルは自分のパスワードを変更できます。
戻り値
0 (成功) または 1 (失敗)
例
A. 古いパスワードがわからない場合にログインのパスワードを変更する
次の例では、ALTER LOGIN
を使って、Victoria
ログイン用のパスワードを B3r1000d#2-36
に変更します。これは推奨される方法です。このコマンドを実行するユーザーには、CONTROL SERVER 権限が必要です。
ALTER LOGIN Victoria WITH PASSWORD = 'B3r1000d#2-36';
GO
B.パスワードを変更する
次の例では、ALTER LOGIN
を使って、Victoria
ログイン用のパスワードを B3r1000d#2-36
から V1cteAmanti55imE
に変更します。これは推奨される方法です。ユーザー Victoria
は、追加の権限を取得しなくてもこのコマンドを実行できます。他のユーザーには ALTER ANY LOGIN 権限が必要です。
ALTER LOGIN Victoria WITH
PASSWORD = 'V1cteAmanti55imE'
OLD_PASSWORD = 'B3r1000d#2-36';
GO
参照
関連項目
セキュリティ ストアド プロシージャ (Transact-SQL)
ALTER LOGIN (Transact-SQL)
CREATE LOGIN (Transact-SQL)
sp_addlogin (Transact-SQL)
sp_adduser (Transact-SQL)
sp_grantlogin (Transact-SQL)
sp_revokelogin (Transact-SQL)
システム ストアド プロシージャ (Transact-SQL)