初期化のプロパティ (OLE DB)
DBPROPSET_DBINIT プロパティ セットには、次のプロパティが含まれています。各プロパティは、いずれも Initialization プロパティ グループに属します。
DBPROP_INIT_DATASOURCE |
- 型 : VT_BSTR
- 属性 : 読み取り/書き込み
- 説明 : データ ソース
- 注意 : 接続先データ ストアの名前を指定します。
|
DBPROP_INIT_LCID |
- 型 : VT_I4
- 属性 : 読み取り/書き込み
- 説明 : ロケール ID
- 注意 : コンシューマの設定のロケール ID (LCID)。コンシューマは、初期化時に LCID を指定します。これにより、サーバーがコンシューマ側で選択された LCID を調べるための方法が提供されます。このプロパティでは、コンシューマに返されるすべてのテキストが LCID に従って変換されることは保証されません。データベース作成時に LCID が指定されなかった場合、SQL Server 2005 Compact Edition (SQL Server Compact Edition) はシステム LCID を既定で使用します。以前のバージョンの SQL Server Compact Edition では、既定値が 1033 でした。
|
DBPROP_INIT_MODE |
- 型 : VT_I4
- 属性 : 読み取り
- 説明 : データベース ファイルを開くときにエンジンが使用するファイル モード。
- 注意 : 有効な値は、"Read Only"、"Read Write"、"Exclusive"、および "Shared Read" です。"Read Only" モードの場合、ファイルは読み取り専用として開かれ、データベース ファイルに変更を加えることができなくなります。"Read Write" モードは既定のモードで、複数のプロセスがデータベースを正常に操作できます。"Exclusive" モードの場合、現在のプロセスが正常にデータベースを操作できる一方で、他のプロセスはデータベースを開くことができなくなります。"Shared Read" モードの場合、現在のプロセスが正常にデータベースを操作できる一方で、他のプロセスは読み取り専用としてデータベースを開くことができます。
|
参照
ヘルプおよび情報
SQL Server Compact Edition のサポートについて