SESSIONPROPERTY (Transact-SQL)

更新 : 2006 年 4 月 14 日

セッションの SET オプション設定を返します。

トピック リンク アイコンTransact-SQL 構文表記規則

構文

SESSIONPROPERTY (option)

引数

  • option
    このセッションの現在のオプション設定値です。option は次のいずれかの値をとります。

    オプション 説明

    ANSI_NULLS

    = (等号) と <> (不等号) を NULL 値に対して使用した場合の SQL-92 準拠動作を指定します。

    1 = ON

    0 = OFF

    ANSI_PADDING

    文字データとバイナリ データにおいて、定義されている列のサイズより短い値がどのように格納されるか、および後続の空白が列にどのように格納されるかを制御します。

    1 = ON

    0 = OFF

    ANSI_WARNINGS

    0 除算や算術オーバーフローなど、特定の状態に対するエラー メッセージまたは警告の出力について、SQL-92 標準の動作の適用を指定します。

    1 = ON

    0 = OFF

    ARITHABORT

    クエリ実行中にオーバーフローまたは 0 除算エラーが発生した場合、クエリを終了するかどうかを指定します。

    1 = ON

    0 = OFF

    CONCAT_NULL_YIELDS_ NULL

    連結の結果が NULL として取り扱われるのか、空文字列として取り扱われるのかを制御します。

    1 = ON

    0 = OFF

    NUMERIC_ROUNDABORT

    式の丸め処理で精度が低下するときに、エラー メッセージおよび警告を出力するかどうかを指定します。

    1 = ON

    0 = OFF

    QUOTED_IDENTIFIER

    識別子とリテラル文字列を区切る引用符の使用について、SQL-92 規則に従うかどうかを指定します。

    1 = ON

    0 = OFF

    <その他の文字列>

    NULL = 無効な入力

戻り値の型

sql_variant

解説

SET オプションは、サーバー レベル、データベース レベル、およびユーザー指定のオプションを組み合わせることによって表されます。

次の例では、CONCAT_NULL_YIELDS_NULL オプションの設定を返します。

SELECT   SESSIONPROPERTY ('CONCAT_NULL_YIELDS_NULL')

参照

関連項目

sql_variant (Transact-SQL)
SET ANSI_NULLS (Transact-SQL)
SET ANSI_PADDING (Transact-SQL)
SET ANSI_WARNINGS (Transact-SQL)
SET ARITHABORT (Transact-SQL)
SET CONCAT_NULL_YIELDS_NULL (Transact-SQL)
SET NUMERIC_ROUNDABORT (Transact-SQL)
SET QUOTED_IDENTIFIER (Transact-SQL)

ヘルプおよび情報

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