列の追加と削除
SQL Server 2005 では、列で NULL 値が許容されているか、または列に DEFAULT 制約が作成されている場合、既存のテーブルに列を追加できます。テーブルに新しい列を追加すると、SQL Server 2005 データベース エンジン は、その列の値をテーブル内の既存の各データ行に挿入します。このため、テーブルに列を追加するときは、その列に DEFAULT 定義を追加すると便利です。新しい列に DEFAULT 定義を追加しない場合は、新しい列で NULL 値が許容されるように指定する必要があります。新しい列で NULL 値の許容が指定されている場合、データベース エンジン はその列に NULL 値を挿入します。新しい列で NULL 値が許容されていない場合は、エラーを返します。
反対に、既存のテーブルからデータを削除することもできます。ただし、次の列は除きます。
- インデックスで使用されている列
- CHECK、FOREIGN KEY、UNIQUE、PRIMARY KEY のいずれかの制約で使用されている列
- DEFAULT 定義に関連付けられている列、または DEFAULT オブジェクトにバインドされている列
- ルールにバインドされている列
- フルテキスト サポート用に登録されている列
- テーブルのフルテキスト キーに使用される列
レプリケーション用にパブリッシュされたテーブルに対して列の追加と削除を行う方法の詳細については、「パブリケーション データベースでのスキーマの変更」の「列の追加」と「列の削除」を参照してください。
列を追加または削除するには
テーブルに列を挿入する方法 (Visual Database Tools)
テーブルから列を削除する方法 (Visual Database Tools)