MSmerge_articlehistory (Transact-SQL)

MSmerge_articlehistory テーブルは、マージ エージェントの同期セッションで行われる変更を追跡します。変更される各アーティクルに対し、1 行のデータが使用されます。このテーブルは、ディストリビューション データベースに保存されます。

列名 データ型 説明

session_id

int

MSmerge_sessions システム テーブルのマージ エージェント ジョブ セッションの ID です。

phase_id

int

同期セッションのフェーズです。次のいずれかの値をとります。

1 = アップロード

2 = ダウンロード

4 = クリーンアップ

5 = シャットダウン

6 = スキーマの変更

7 = BCP

article_name

sysname

変更が行われたアーティクル名です。

start_time

datetime

エージェントがアーティクルの処理を開始した時刻です。

duration

int

エージェントがアーティクルを処理した時間の長さ (秒単位) です。

inserts

int

同期中に特定のアーティクルに適用された挿入数です。この値は同期処理中に増加し、最終値は総数を表します。

updates

int

同期中に特定のアーティクルに適用された更新数です。この値は同期処理中に増加し、最終値は総数を表します。

deletes

int

同期中に特定のアーティクルに適用された削除数です。この値は同期処理中に増加し、最終値は総数を表します。

conflicts

int

同期中に発生した競合の数です。この値は同期処理中に増加し、最終値は総数を表します。

conflicts_resolved

int

同期中に発生し、解決された競合の数です。この値は同期処理中に増加し、最終値は総数を表します。

rows_retried

int

同期中に再試行され、失敗した行数です。この値は同期処理中に増加し、最終値は総数を表します。

percent_complete

decimal

セッション中にマージ エージェントが費やした総同期時間の割合です。セッションが完了するまでこの値は NULL です。

estimated_changes

int

アーティクルに適用する必要のある行の変更の予想される数です。

relative_cost

decimal

セッション全体の合計時間に対する、このアーティクルの変更を適用するのに要した時間です。

参照

概念

レプリケーション テーブル (Transact-SQL)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手