[ディストリビューション データベースのプロパティ]

[ディストリビューション データベースのプロパティ] ダイアログ ボックスを使用すると、多数のプロパティを表示でき、データベースにおけるトランザクションの保有期間と履歴の保有期間を設定できます。

オプション

[名前]

ディストリビューション データベースの名前です。既定の名前は "distribution" です (読み取り専用)。

[ファイルの場所]

データベース ファイルとログ ファイルの場所です (読み取り専用)。

[トランザクションの保有期間]

ディストリビューション保有期間とも呼ばれます。トランザクション レプリケーションで格納されるトランザクションの期間の長さです。詳細については、「サブスクリプションの有効期限と非アクティブ化」を参照してください。

[履歴の保有期間]

すべての種類のレプリケーションで格納される、履歴メタデータの期間の長さです。

[キュー リーダー エージェントのセキュリティ]

キュー リーダー エージェントは、トランザクション レプリケーションのキュー更新サブスクリプションで使用されます。パブリケーションの新規作成ウィザードの [パブリケーションの種類] ページで [更新可能なサブスクリプションを含むトランザクション パブリケーション] を選択すると、キュー リーダー エージェントが自動的に作成されます。エージェントの実行や、ディストリビュータへの接続の作成に使用するアカウントを変更するには、[セキュリティ設定] をクリックします。

キュー リーダー エージェントは、このページの [キュー リーダー エージェントを作成する] を選択することでも作成できます (キュー リーダー エージェントが既に作成されている場合、このオプションは無効になります)。

キュー リーダー エージェントのその他の接続情報は、次の 2 つの場所で指定されます。

  • [パブリッシャのプロパティ] ダイアログ ボックス。エージェントは、このダイアログ ボックスで指定された資格情報を使用してパブリッシャに接続します。このダイアログ ボックスは、[ディストリビュータのプロパティ] ダイアログ ボックスの [パブリッシャ] ページから開きます。
  • サブスクリプションの新規作成ウィザードの [ディストリビューション エージェント]。エージェントは、ここで指定された資格情報を使用してサブスクライバに接続します。

詳細については、「更新サブスクリプションのセキュリティに関する注意点」および「レプリケーション エージェントのセキュリティ モデル」を参照してください。

参照

その他の技術情報

ディストリビューションの構成
プル サブスクリプションを作成する方法 (SQL Server Management Studio)
プッシュ サブスクリプションを作成する方法 (SQL Server Management Studio)
ディストリビュータのプロパティを表示および変更する方法 (SQL Server Management Studio)
レプリケーションのプロパティ
レプリケーション ウィザード

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手