さまざまな RAID レベルの実装の比較

次の表に、さまざまな RAID (Redundant Array of Independent Disks) の実装を使用した場合の長所と短所を示します。

RAID 実装 長所 短所

Microsoft 以降の RAID 5 ボリューム

追加のハードウェア コストなし。

システム処理リソースを使用。

ハードウェア ベースのストライピング

プロセッサ サイクルを消費しない。すべての RAID の実装の中で最高のパフォーマンス。

ハードウェアを専用化する追加コスト。

SQL Server 2005 で主に使用される RAID ソリューションの冗長性および耐障害性のレベルは多様です。

RAID 実装 長所 短所

ハードウェア ベースの RAID 3、5、または 10

優れたパフォーマンス。プロセッサ サイクルを消費しない。

コスト。

ハードウェア ベースの RAID 1

優れた冗長性。プロセッサ サイクルを消費しない。

ハードウェアの追加によるコスト増。

ハードウェア ベースの RAID 10

優れたパフォーマンス。優れた冗長性。

ハードウェアの追加によるコスト増。

以降のミラー化ボリューム

比較的優れた冗長性。低コスト。

システム処理リソースを使用。

ベースの RAID 5

優れた読み取りパフォーマンス。低コスト。

システム処理リソースを使用。

参照

概念

RAID
RAID レベルと SQL Server
ハードウェアベースのソリューションについて

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手