sys.dm_fts_population_ranges

  • [アーティクル]

更新 : 2006 年 12 月 12 日

現在進行中のフルテキスト インデックスの作成に関連する特定のクロール範囲についての情報を返します。クロール範囲は、フルテキスト検索サービスにデータを返す、テーブルの一部に対する作業タスクです。

列名 データ型 説明

memory_address

varbinary(8)

対象となるフルテキスト インデックス設定の範囲に関連する動作に割り当てられたメモリ バッファのアドレス。

parent_memory_address

varbinary(8)

フルテキスト インデックス設定に関連するすべての範囲の親オブジェクトを表すメモリ バッファのアドレス。

is_retry

bit

値が 1 の場合、対象となる範囲でエラーが発生した行を再試行します。

session_id

smallint

現在、このタスクを処理中のセッションの ID。

processed_row_count

int

対象となる範囲で処理された行の数。

error_count

int

対象となる範囲でエラーが発生した行の数。

権限

サーバーに対する VIEW SERVER STATE 権限が必要です。

物理結合

この動的管理ビューの重要な結合

リレーションシップのカーディナリティ

関連元 関連先 リレーションシップ

dm_fts_population_ranges.parent_memory_address

dm_fts_index_population.memory_address

多対一

例

次の例では、現在 1 つ以上のクロール範囲で作業が行われているすべてのテーブルを返します。

SELECT DISTINCT database_id, table_id 
    FROM sys.dm_fts_index_population population 
    JOIN sys.dm_fts_population_ranges ranges 
        ON (population.memory_address = ranges.parent_memory_address)
    WHERE ranges.session_id <> 0

参照

関連項目

動的管理ビューと動的管理関数
フルテキスト検索関連の動的管理ビュー

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手

変更履歴

リリース 履歴

2006 年 12 月 12 日
新しい内容 :
  • 例を追加しました。