sp_resetsnapshotdeliveryprogress (Transact-SQL)
スナップショットの配信が再起動できるように、プル サブスクリプションのスナップショット配信処理をリセットします。サブスクライバ側でサブスクリプション データベースについて実行されます。
構文
sp_resetsnapshotdeliveryprogress [ [ @verbose_level = ] verbose_level ]
[ , [ @drop_table = ] 'drop_table' ]
引数
- [ @verbose_level= ] verbose_level
返される情報の量を指定します。verbose_level のデータ型は int で、既定値は 1 です。値 1 は、MSsnapshotdeliveryprogress テーブルで必要なロックが得られない場合にエラーが返されることを示します。0 は、エラーが返されないことを意味します。
- [ @drop_table= ] 'drop_table'
スナップショットの進行状況に関する情報を保持するテーブルを削除するか、または切り捨てるかを示します。drop_table のデータ型は nvarchar(5) で、既定値は FALSE です。FALSE は、テーブルが切り捨てられることを意味します。TRUE は、テーブルが削除されることを意味します。
解説
sp_resetsnapshotdeliveryprogress は、MSsnapshotdeliveryprogress テーブルのすべての行を削除します。これは実質的に、スナップショット配信処理で以前に実行されたすべての処理によってサブスクリプション データベースに残されたメタデータをすべて削除することになります。
権限
sp_resetsnapshotdeliveryprogress を実行できるのは、固定サーバー ロール sysadmin または固定データベース ロール db_owner のメンバだけです。
戻り値
成功した場合は 0 を、失敗した場合は 1 をそれぞれ返します。
参照
関連項目
レプリケーション ストアド プロシージャ (Transact-SQL)