[新しいデータ ソース] ページ (レポート マネージャ)
[新しいデータ ソース] ページを使用すると、共有データ ソース アイテムを作成できます。共有データ ソースにより、外部のデータ ソースへの接続が定義されます。共有データ ソースを使用すると、データ ソースの接続の設定を、そのデータ ソースを使用するレポートとは別に作成したり保持したりできます。
このページを開くには、[コンテンツ] ページの [新しいデータ ソース] をクリックします。
オプション
- [名前]
共有データ ソースの名前を入力します。この名前は、レポート サーバーの名前空間内のアイテムを識別するために使用されます。
- [説明]
共有データ ソースに関する情報を提供します。この説明は、[コンテンツ] ページに表示されます。
- [リスト ビューで非表示にする]
ユーザーがレポート マネージャでリスト ビュー モードを使用している場合に共有データ ソースを非表示にするには、このオプションを選択します。リスト ビュー モードは、レポート サーバーのフォルダ階層を参照するときの既定のビュー形式です。リスト ビューでは、アイテムの名前および説明がページ内で横に並んで表示されます。別の形式として、詳細ビューがあります。詳細ビューでは、説明が省略されますが、アイテムに関するその他の情報が表示されます。リスト ビューでは項目を非表示にできますが、詳細ビューでは項目を非表示にできません。アイテムへのアクセスを制限するには、ロール割り当てを作成する必要があります。
- [このデータ ソースを有効にする]
共有データ ソースを有効または無効にする場合に使用します。共有データ ソースを無効にすると、そのアイテムを参照するすべてのレポートのレポート処理を無効にできます。
[接続の種類]
データ ソースから取得したデータの処理に使用する、データ処理拡張機能を指定します。レポート サーバーでは、SQL Server、Analysis Services、Oracle、SQL Server Integration Services (SSIS)、SAP、XML、ODBC、および OLE DB に対応するデータ処理拡張機能が用意されています。サード パーティ ベンダから、別のデータ処理拡張機能を入手できる可能性もあります。SQL Server 2005 Express Edition with Advanced Services を使用している場合、データ ソースとして使用できるのは、SQL Server および Analysis Services のデータ ソースだけです。
[接続文字列]
レポート サーバーがデータ ソースへの接続に使用する接続文字列を指定します。以下に、SQL Server AdventureWorks データベースへの接続に使用する接続文字列の例を示します。data source=<a SQL Server instance>;initial catalog=AdventureWorks
[接続に使用する認証]
資格情報の取得方法を決定するオプションを指定します。重要 : 資格情報が接続文字列で指定される場合、このセクションで指定したオプションおよび値は無視されます。接続文字列で資格情報を指定する場合、このページを表示するすべてのユーザーに対して、その値がクリア テキストで表示されることに注意してください。
- [レポートの実行者により指定された資格情報] ([接続に使用する認証])
各ユーザーには、ユーザー名およびパスワードを入力してデータ ソースにアクセスするように求めるメッセージが表示されます。ユーザーに資格情報の入力を要求するメッセージを定義できます。既定のテキスト文字列は、"データ ソースへのアクセスに使用するユーザー名とパスワードを入力してください。" です。
- [ポート サーバーに保存され、セキュリティで保護された資格情報] ([接続に使用する認証])
暗号化されたユーザー名およびパスワードを、レポート サーバーのデータベースに格納します。このオプションを選択すると、レポート (たとえば、ユーザーの操作によってではなく、スケジュールまたはイベントによって起動されるレポート) を自動的に実行できます。
- [データ ソースへの接続時に Windows 資格情報として使用する] ([接続に使用する認証])
資格情報が Windows 認証資格情報の場合に選択します。データベース認証 (たとえば、SQL Server ログオンなど) を使用している場合は、このチェック ボックスをオフにしてください。
- [データ ソースへの接続が確立した後に、認証されているユーザーの権限を借用する] ([接続に使用する認証])
データ ソースが権限の借用をサポートする場合にのみ、資格情報の委任を許可します。SQL Server データベースの場合、このオプションによって SETUSER 関数が設定されます。
[Windows 統合セキュリティ] ([接続に使用する認証])
現在のユーザーの Windows 資格情報を使用して、データ ソースにアクセスします。データ ソースへのアクセスに使用される資格情報が、ネットワーク ドメインへのログオンに使用される資格情報と同じである場合に、このオプションを選択します。Kerberos 認証が有効なドメインに参加している場合、またはレポート サーバーと同一のコンピュータにデータ ソースがある場合に、このオプションは最適です。Kerberos 認証が無効になっている場合、Windows 資格情報を別のコンピュータに渡すこともできます。別のコンピュータの接続が必要な場合に、想定されるデータではなく、エラーが返されます。
自動的にレポートを実行する場合、またはサブスクリプションで利用できるレポートを実行する場合は、このオプションを使用しないでください。レポート サーバーでは、自動的にレポートの実行が開始されます。レポート サーバーの実行時に使用するアカウントは、外部データ ソースへのアクセスに使用できません。
[資格情報は必要ありません] ([接続に使用する認証])
データ ソースへのアクセスに、資格情報が必要でないことを指定します。データ ソースがユーザーのログオンを必要とする場合、このオプションを選択しても効果がありません。このオプションは、データ ソース接続にユーザーの資格情報を必要としない場合にのみ選択してください。資格情報を使用しないようにデータ ソースを構成しているときに、そのデータ ソースを使用するレポートでサブスクリプション、スケジュール設定されたレポート履歴、スケジュール設定されたレポートの実行をサポートする場合は、ここに記載されていない手順を実行する必要があります。具体的には、レポート実行時に使用される、権限の弱いアカウントを作成する必要があります。このアカウントは、レポート サーバーが通常の実行時に使用するサービス アカウントの代わりとして使用されます。このアカウントの詳細については、「自動実行されるレポート処理用のアカウントの構成」を参照してください。
- [適用]
[適用] をクリックして変更を保存します。
参照
関連項目
[コンテンツ] ページ (レポート マネージャ)
レポート マネージャ F1 ヘルプ
その他の技術情報
レポート マネージャを起動する方法 (レポート マネージャ)
レポート マネージャ
共有データ ソースの作成、変更、および削除
資格情報と接続情報の指定