フェールオーバー クラスタ障害例 1 で障害から復旧する方法

この例では、2 ノード クラスタのノード 1 でハードウェア障害が発生したものとします。このハードウェア障害の原因としては、ディスク コントローラやオペレーティング システムの異常などが考えられます。

フェールオーバー クラスタのハードウェア障害から復旧するには

  1. ノード 1 で障害が発生した後、Microsoft SQL Server フェールオーバー クラスタがノード 2 にフェールオーバーされます。

  2. Microsoft Cluster Service (MSCS) からノード 1 を削除します。そのためには、ノード 2 でクラスタ アドミニストレータを開き、削除対象のノードを右クリックし、[ノードの削除] をクリックします。

  3. ノード 1 がクラスタの定義から削除されたことを確認します。

  4. 新しいハードウェアをインストールし、ノード 1 で故障したハードウェアと交換します。

  5. クラスタ アドミニストレータを使用し、Microsoft Cluster Server (MSCS) を構成してノード 1 を既存のクラスタに追加します。詳細については、「フェールオーバー クラスタリングをインストールする前に」を参照してください。

  6. 管理者アカウントは、すべてのクラスタ ノードで同じになるようにします。詳細については、「新しい SQL Server 2005 フェールオーバー クラスタを作成する方法 (セットアップ)」を参照してください。

  7. SQL Server セットアップを実行してノード 1 をフェールオーバー クラスタに追加します。詳細については、「SQL Server 2005 フェールオーバー クラスタでノードを追加または削除する方法 (セットアップ)」を参照してください。

参照

その他の技術情報

SQL Server 2005 セットアップ ログ ファイルを表示する方法
SQL Server 2005 のセットアップ ログ ファイルを読み取る方法

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手