フェールオーバー クラスタ障害例 1 で障害から復旧する方法
この例では、2 ノード クラスタのノード 1 でハードウェア障害が発生したものとします。このハードウェア障害の原因としては、ディスク コントローラやオペレーティング システムの異常などが考えられます。
フェールオーバー クラスタのハードウェア障害から復旧するには
ノード 1 で障害が発生した後、Microsoft SQL Server フェールオーバー クラスタがノード 2 にフェールオーバーされます。
Microsoft Cluster Service (MSCS) からノード 1 を削除します。そのためには、ノード 2 でクラスタ アドミニストレータを開き、削除対象のノードを右クリックし、[ノードの削除] をクリックします。
ノード 1 がクラスタの定義から削除されたことを確認します。
新しいハードウェアをインストールし、ノード 1 で故障したハードウェアと交換します。
クラスタ アドミニストレータを使用し、Microsoft Cluster Server (MSCS) を構成してノード 1 を既存のクラスタに追加します。詳細については、「フェールオーバー クラスタリングをインストールする前に」を参照してください。
管理者アカウントは、すべてのクラスタ ノードで同じになるようにします。詳細については、「新しい SQL Server 2005 フェールオーバー クラスタを作成する方法 (セットアップ)」を参照してください。
SQL Server セットアップを実行してノード 1 をフェールオーバー クラスタに追加します。詳細については、「SQL Server 2005 フェールオーバー クラスタでノードを追加または削除する方法 (セットアップ)」を参照してください。
参照
その他の技術情報
SQL Server 2005 セットアップ ログ ファイルを表示する方法
SQL Server 2005 のセットアップ ログ ファイルを読み取る方法