sp_deletemergeconflictrow (Transact-SQL)
競合テーブルまたは MSmerge_conflicts_info (Transact-SQL) テーブルから行を削除します。このストアド プロシージャは、競合テーブルが格納されているコンピュータの、任意のデータベース上で実行されます。
構文
sp_deletemergeconflictrow [ [ @conflict_table = ] 'conflict_table' ]
[ , [ @source_object = ] 'source_object' ]
{ , [ @rowguid = ] 'rowguid'
, [ @origin_datasource = ] 'origin_datasource' ] }
[ , [ @drop_table_if_empty = ] 'drop_table_if_empty' ]
引数
- [ @conflict_table=] 'conflict_table'
競合テーブルの名前を指定します。conflict_table のデータ型は sysname で、既定値は % です。conflict_table に NULL または % を指定した場合、競合は削除競合であると見なされ、rowguid、origin_datasource、source_object に一致する行が MSmerge_conflicts_info (Transact-SQL) テーブルから削除されます。
- [ @source_object=] 'source_object'
ソース テーブルの名前を指定します。source_object のデータ型は nvarchar(386) で、既定値は NULL です。
- [ @rowguid =] 'rowguid'
削除競合の行識別子を指定します。rowguid のデータ型は uniqueidentifier で、既定値はありません。
- [ @origin_datasource=] 'origin_datasource'
競合の元を指定します。origin_datasource のデータ型は varchar(255) で、既定値はありません。
- [ @drop_table_if_empty=] 'drop_table_if_empty'
空の場合に conflict_table を削除することを示すフラグです。drop_table_if_empty のデータ型は varchar(10) で、既定値は FALSE です。
解説
sp_deletemergeconflictrow は、マージ レプリケーションで使用します。
MSmerge_conflicts_info (Transact-SQL) テーブルはシステム テーブルであり、空であってもデータベースからは削除されません。
権限
sp_deletemergeconflictrow を実行できるのは、固定サーバー ロール sysadmin または固定データベース ロール db_owner のメンバだけです。
戻り値
成功した場合は 0 を、失敗した場合は 1 をそれぞれ返します。
参照
関連項目
システム ストアド プロシージャ (Transact-SQL)