CellInfo 要素 (XMLA)

親要素 OlapInfo に含まれるセル メタデータを表します。

構文

<OlapInfo>
   ...
   <CellInfo>
      <!-- One or more cell property definitions -->
   </CellInfo>
   ...
</OlapInfo>

要素の特性

特性 説明

データ型と長さ

なし

既定値

なし

カーディナリティ

1-1 : 必須要素で、1 回だけ出現します

要素の関係

関係 要素

親要素

OlapInfo

子要素

1 つ以上のセル プロパティ定義

解説

CellInfo 要素は、MDDataSet データ型を使用する root 要素によって返される多次元データセット内に含まれる、セルのプロパティのコレクションを含みます。CellInfo 要素内のそれぞれのセル プロパティは別個の XML 要素によって定義され、それぞれに name 属性と type 属性が指定されています。セル プロパティの name 属性は、XML 要素によって表される OLE DB for OLAP セル プロパティの名前に対応します。type 属性は、セル プロパティの XML データ型を表します。XML 要素の名前は、root 要素の CellData 要素に含まれるセルのセル プロパティの値を識別するために使用されます。

セル プロパティ定義の構文は次のとおりです。

<CellPropertyDefinition name="string" type"string" />

使用可能なプロパティとその値は、Discover メソッドで要求の種類として DISCOVER_PROPERTIES を使用することによって取得できます。PropertyList 要素内に一覧表示されるプロパティの順序は任意です。

オプションで、プロバイダは AxisInfo または CellInfo セクション内の個々のメンバまたはセル プロパティの既定値を指定できます。プロパティの値が常に同じ、あるいはほとんど同じ場合、既定値を使用すると結果を小さくすることができます。プロパティの既定値を示すには、いずれかのセル プロパティ定義要素の子要素として、オプションの Default 要素を指定できます。したがって、結果の中にメンバまたはセル プロパティが存在しない場合、指定された既定値がセル プロパティの値になります。

使用例

次の例は、CellInfo 要素内で、セル プロパティ VALUE、FORMATTED_VALUE、および FORMAT_STRING がどのように表されるかを示しています。

<OlapInfo>
   ...
      <CellInfo>
         <Value name="VALUE"></Value>
         <FmtValue name="FORMATTED_VALUE"></FmtValue>
         <FormatString name="FORMAT_STRING"></FormatString>
      </CellInfo>
</OlapInfo>

参照

概念

プロパティ (XMLA)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手