パブリケーション情報、[警告およびエージェント] (スナップショット パブリケーション、SQL Server 2005 以降)
更新 : 2006 年 4 月 14 日
SQL Server 2005 以降を実行しているディストリビュータでは、[警告およびエージェント] タブを使用できます。それ以前のバージョンでは、[エージェント] タブを使用できます。[警告およびエージェント] タブでは、選択されているパブリケーションに対して次の操作を実行できます。
- 警告を有効にする。
- 警告に関連するしきい値を指定する。
- 警告に関連する通知を定義する。
- パブリケーションのスナップショット エージェントの概要情報を表示する。
- スナップショット エージェントに関する詳細情報にアクセスする。
警告、しきい値、および通知
既定では、レプリケーション モニタは、初期化されていないサブスクリプションに対して警告を表示します。サブスクリプション情報を含むページの [状態] 列に、警告として [初期化されていないサブスクリプション] という状態が表示されます。スナップショット パブリケーションの場合は、[サブスクリプションの有効期限がしきい値内で切れる場合に警告します] オプションを設定することで、サブスクリプションの有効期限が差し迫っている場合に警告を生成するように指定することもできます。指定したしきい値に到達するか、しきい値を超過すると、(より優先度が高い問題を表示する必要がない限り) [まもなく期限切れ/期限切れ] というサブスクリプション状態が表示されます。
しきい値に到達した場合は、レプリケーション モニタに警告を表示できることに加え、通知を発生させることができます。通知を定義するには、[警告の構成] をクリックし、[レプリケーションの警告の構成] ダイアログ ボックスに情報を入力します。
オプション
スナップショット エージェントに関する詳細情報やタスクを調べるには、そのエージェントの行を右クリックし、ショートカット メニューのオプションをクリックします。
- [有効]
警告を有効にする場合に選択します。その場合は、しきい値を指定します。
- [警告]
しきい値に関連付けられている警告の説明です。
- [しきい値]
しきい値の値を指定します。
- [警告の構成]
[警告] グリッドの行を選択し、[警告の構成] をクリックすると、[レプリケーションの警告の構成] ダイアログ ボックスが表示されます。このダイアログ ボックスでは、選択したしきい値および警告に関連付けた通知を定義できます。
[変更の破棄]
クリックすると、警告およびしきい値に対する変更が破棄されます。メモ : [変更の破棄] をクリックしても、[レプリケーションの警告の構成] ダイアログ ボックスに定義されている通知は影響を受けません。
- [変更の保存]
クリックすると、警告およびしきい値に対する変更が保存されます。
[状態]
スナップショット エージェントの状態です。表示される状態値および値の並べ替え順序を次の一覧に示します。- [エラー]
- [失敗したコマンドの再試行]
- [実行されていません]
- [実行中]
- [エージェント]
スナップショット エージェントです。これは、スナップショット パブリケーションに関連付けられる唯一のエージェントです。ディストリビューション エージェントは、このパブリケーションのサブスクリプションに関連付けられます。詳細については、「サブスクリプションに関連付けられているエージェントの情報を表示し、タスクを実行する方法 (レプリケーション モニタ)」を参照してください。
- [前回の開始時刻]
エージェントが最後に起動された時刻です。
- [実行時間]
エージェントが実行された時間の長さです。この時間は、エージェントが現在実行されている場合は経過時間を表し、エージェントの実行が完了している場合は合計時間を表します。
参照
その他の技術情報
レプリケーション モニタを起動する方法 (レプリケーション モニタ)
パブリケーションの情報を表示し、タスクを実行する方法 (レプリケーション モニタ)
パブリケーションに関連付けられているエージェントの情報を表示したりタスクを実行する方法 (レプリケーション モニタ)
レプリケーション モニタを使用したレプリケーションの監視