sys.dm_os_cluster_nodes

フェールオーバー クラスタ インスタンス構成のノードごとに 1 行のデータを返します。現在のインスタンスがフェールオーバー クラスタ インスタンスの場合は、このフェールオーバー クラスタ インスタンス (以前は "仮想サーバー") が定義されているノードの一覧を返します。現在のサーバー インスタンスがフェールオーバー クラスタ インスタンスではない場合は、空の行セットを返します。

列名 データ型 説明

NodeName

sysname

SQL Server フェールオーバー クラスタ インスタンス (仮想サーバー) 構成内のノードの名前。

解説

フェールオーバー クラスタリングが有効な場合、SQL Server インスタンスは、SQL Server フェールオーバー クラスタ インスタンス (仮想サーバー) 構成の一部として指定されているフェールオーバー クラスタ内のどのノードでも実行できます。

ms187341.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
このビューは、今後のリリースで廃止予定の fn_virtualservernodes 関数に代わるものです。

フェールオーバー クラスタ (仮想サーバー) 構成でのノードの追加または削除については、「SQL Server 2005 フェールオーバー クラスタでノードを追加または削除する方法 (セットアップ)」を参照してください。

権限

SQL Server インスタンスに対する VIEW SERVER STATE 権限が必要です。

次の例では、sys. dm_os_cluster_nodes を使用して、クラスタ化されたサーバー インスタンスの割り当てノードを調べます。

SELECT * FROM sys.dm_os_cluster_nodes

次に結果セットを示します。

NodeName

--------

SS3-CLUSN1

SS3-CLUSN2

参照

関連項目

sys.dm_io_cluster_shared_drives
fn_virtualservernodes (Transact-SQL)
動的管理ビューと動的管理関数

その他の技術情報

フェールオーバー クラスタのメンテナンス

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手

変更履歴

リリース 履歴

2006 年 7 月 17 日

追加内容 :
  • 例を追加。
変更内容 :
  • 「説明」、「解説」、および「関連項目」を変更。
  • 権限要件をサーバー レベルからインスタンス レベルに変更。