[名前付きクエリの作成]/[名前付きクエリの編集] ダイアログ ボックス (SSAS)
データ ソース ビュー デザイナで、Business Intelligence Development Studio の [名前付きクエリの作成]/[名前付きクエリの編集] ダイアログ ボックスを使用すると、名前付きクエリを作成したり編集したりできます。名前付きクエリは、他の Analysis Services オブジェクトの基となるテーブルとして扱うことができます。[名前付きクエリの作成]/[名前付きクエリの編集] ダイアログ ボックスは、次の方法で表示します。
- データ ソース ビュー デザイナの [ツール バー] ペインで、[新しい名前付きクエリ] をクリックする。
- データ ソース ビュー デザイナの [ダイアグラム] ペインを右クリックして [新しい名前付きクエリ] をクリックする。
- データ ソース ビュー デザイナの [ダイアグラム] ペインまたは [テーブル] ペインで名前付きクエリの名前を右クリックして、[名前付きクエリの編集] をクリックする。
入力するクエリは、基になるプロバイダで有効なクエリ コマンドである必要があります。クエリは検証用に基になるプロバイダが指定された状態で用意され、返される列を識別できるようになっています。このダイアログ ボックスでは 2 種類のビューが表示されます。
- Visual Database Tools (VDT) クエリ ビルダ
すべてのユーザー向けです。VDT クエリ ビルダには、SQL クエリをビジュアルに構築しテストするためのユーザー インターフェイス ツールが備えられています。 - 汎用クエリ ビルダ
上級ユーザー向けです。汎用クエリ ビルダには、SQL クエリを構築しテストするための、より単純で直接的なユーザー インターフェイスが備えられています。
オプション
- [名前]
クエリの名前を入力します。
- [説明]
クエリのな説明をオプションで入力します。
- [データ ソース]
クエリのデータ ソースを指定します。
- [クエリ定義]
選択したビューに応じて、クエリの定義とテストを行うためのツール バーとペインを表示します。
[ツール バー]
ツール バーは、データセットの管理、表示するペインの選択、さまざまなクエリ機能の制御に使用します。値
[ダイアグラム] ペイン
クエリによって参照されるオブジェクトをダイアグラムとして表示します。このダイアグラムには、クエリに含まれるテーブルと、その結合状態が表示されます。テーブルの列の横にあるチェック ボックスをオンにすると、クエリの出力にその列が追加されます。オフにすると、削除されます。テーブルをクエリに追加すると、テーブルのキーに基づいてテーブル間の結合が作成されます。結合を追加するには、あるテーブルのフィールドを別のテーブルのフィールドにドラッグします。結合を管理するには、結合を右クリックします。
[ダイアグラム] ペインを右クリックすることで、テーブルの追加と削除、すべてのテーブルの選択、ペインの表示と非表示の切り替えを行えます。
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メモ :[ダイアグラム] ペイン、[グリッド] ペイン、[SQL] ペインの内容は同期しているため、1 つのペインで加えた変更は他の 2 つのペインにも反映されます。 重要 :クエリの種類の変更は、このダイアログ ボックスではサポートされません。
[グリッド] ペイン
クエリから参照されるオブジェクトがグリッドに表示されます。このペインを使用して、クエリに列を追加したり、列を削除したりできます。また、各列の設定も変更できます。メモ :[ダイアグラム] ペイン、[グリッド] ペイン、[SQL] ペインの内容は同期しているため、1 つのペインで加えた変更は他の 2 つのペインにも反映されます。
[SQL] ペイン
クエリが SQL ステートメントとして表示されます。入力することで、クエリの SQL ステートメントを変更できます。メモ :[ダイアグラム] ペイン、[グリッド] ペイン、[SQL] ペインの内容は同期しているため、1 つのペインで加えた変更は他の 2 つのペインにも反映されます。
- [結果] ペイン
ツール バーの [実行] をクリックしたときに、クエリの結果が表示されます。
参照
関連項目
Analysis Services のデザイナおよびダイアログ ボックス (SSAS)
その他の技術情報
データ ソース ビューでの名前付きクエリの定義 (Analysis Services)